中能登で織られた美しい生地のドレスで能登半島を応援したい
「令和6年能登半島地震」により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
この度、アトリエSHIONEでは今回甚大な被害を受けた中能登で作られた美しい生地たちを使用したドレスを通し、このドレス達を体験いただいた代金の10%を石川県令和6年能登半島地震災害義援金に寄付させていただくキャンペーンを実施いたします。
中能登は日本で有数の織物の産地です。
汐音は10年ほど前から、中能登にあるメーカーさんが作った生地に惚れ込み度々取り寄せてドレスを制作してまいましました。
その生地は他に見ないような美しい織の生地で、高度な技術でおられているため見る方向で光や色が異なる素晴らしい生地です
日本の職人さんの探究心と意欲が作り上げたこの生地で作ったドレス達は私にとってかけがえのない宝物でもあります。
そんなドレス達を実際目にして体験いただくことで、中能登で作られた生地の技術の素晴らしさや美しさを体験していただければと思います。
◇慈善活動とマリー・アントワネット
マリー・アントワネットは贅沢三昧だったのか?
答えはNon!だと私は思います。
彼女はどちらかというと質素で素朴なものを好みました。時代の流れもありますが、流行の最先端を行く彼女であれば自然とその流れになるのは必然です。この点は見る角度によっても異なりますし、マリー・アントワネットの生涯のどこを切り取るかによっても見え方が違うので、多くの歴史的人物に対する考証がそうであるように多角的に見るべき点だと思いますが、一般的なマリー・アントワネットのイメージは大分実像からはズレていると言わざるを得ません。
そんなイメージとのギャップの中の1つに、彼女が多くの慈善活動に携わっていたことを忘れてはなりません。貧しい人々、失業者、また女性の地位向上に対しても彼女は関心を寄せ改善に向けての活動を行っていました。
また、時代の流れで傾きつつあったレース産業や織物産業にも援助をしていたのです。特にレース産業は全盛期からだいぶ生産量が落ちていたタイミングでマリー・アントワネットがそれを危惧して大きな援助を行い、自身もそのレースを常に身につけることで今日も残るフランスのレース産業を助けました。これはお母様であるマリア・テレジア女帝の影響が大きいです。
マリア・テレジアは帝国内のレース産業を守るため豪華なレースをふんだんに使ったローブを纏い肖像画をたくさん描かせています。
衣食住の衣の産業を守ることは、生きていく上でとても重要なこと。
それは18世紀の欧州でも現代の日本でも同じことです。
◇アトリエSHIONEとしてできること
アトリエSHIONEとしてできることの1つとして、中能登で織られた生地で作られたドレスを体験いただいた代金の10%を石川県令和6年能登半島地震災害義援金に寄付させていただきます。
寄付の報告はイベント毎にXとインスタグラムにて報告させていただきます。
対象となるドレスは
現在この2着ですが、今後もラインナップを増やす予定です。
2024年4月6日開催のスタジオSHIONEより体験いただけます。
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