POOLOという沼にハマり、全コースを受講しちゃったOB体験談
こんにちは、しおんちゅです。初めましての方も、そうでない方も記事に目を留めていただきありがとうございます。
2023年4月からどっぷり浸かったPOOLO沼について、卒業間もない今の気持ちを書き連ねたら8000字9000字になってしまいました。
どうぞ気になる項目からお読みいただけたら嬉しいです。
自己紹介
旅好きな大人が集うPOOLOという沼
「旅が好き」「旅を仕事にしてみたい」
そんな思いがある方は、TABIPPOという会社名を一度は聞いたことがあるだろうか。
「旅で世界を、もっと素敵に」というキャッチコピーを掲げ、旅のさまざまなことを仕事にする会社がTABIPPO。
そんなTABIPPOが「旅好きな大人を集めるオンラインコミュニティPOOLO」という場を運営している。ここには20〜30代を中心とする旅好きな大人が日本全国、海外からも参加している。
オンラインコミュニティというとネットワークビジネスや、怪しい商材・宗教を扱っているのではないか・・・という声も耳にするが、POOLOはむしろ真逆の世界。
「旅が好き」「人生をもう一度見つめ直したい」「30代を過ぎても新しいチャレンジがしたい」「旅好きな仲間と繋がりたい」ただただ旅が好きという純粋な人たちが集まる、超がつくほどに平和なコミュニティだ。
POOLO全制覇にかかった費用は約45万円
POOLOというコミュニティはいくつかのコースが分かれており、参加者の目標やニーズに合わせて入るコースが選択できる。
一番のメインはPOOLO LIFEというコースで、テーマは「旅を通じて一生の仲間と、人生をアップデートする8ヶ月。
そのほかに、ライティングやSNS発信力を磨き、旅を複業にすることを目指すPOOLO JOB。地域と生きる自分を創るPOOLO LOCALというコースがある。
(各コースの詳細は下記参照)
各コースの参加費が概算15万円なので、3コース受講で約45万円をPOOLOへ支払ったことになる。これを高いととるか、安いととるか?
それまで、15万円を無形の商品に支払ったことがなかったので、正直はじめは超ビビってた。
でも不思議なことに、というか怖いことに、一度払ってしまうと人は慣れてしまう。むしろ楽しみが優って、次から次へと参加していた。
今となっては、全国各地に信頼できる旅好きの仲間ができ、お仕事につながるお話をいただくことも増え、お金では買えない価値を感じている。
つまり、間違っていない先行投資だったと確信している。
POOLOを全コース受講して起きた人生の変化
各コースの詳細は以下に記載しているので、興味があるところから読んでいただけたらと思う。ここでは一番初めに、POOLOに参加しまくった結果として人生の変わったことを残しておく。
<POOLOで変わった3つの人生の変化>
①日本中や海外にも仲間ができた
②TABIPPOさんから覚えてもらえた
③憧れだった旅に関わる仕事ができた
①日本中や海外にも仲間ができた
オンラインコミュニティという特性上、日本各地や海外からも参加者がいる。沖縄に住んでいるだけでは絶対に出会えない人と繋がることができた。
各期で約50名の同期がいるが、50名と仲良くならなきゃいけないわけじゃない。それだけのメンバーがいれば、ほぼ確実に気の合う「同志」と思える仲間と出会える。
仮に同期内で親友と呼べる人がいなかったとしても、期を超えた縦横のつながりの中できっと素敵な出会いにつながる。そんなところもPOOLOの魅力。大人になって友達の輪を広げたい方には、最高の環境だと思う。
②TABIPPOさんから覚えてもらえた
③憧れだった旅に関わる仕事ができた
ぼくは約8、9年前にTABIPPOさんが主催する旅フェス「旅祭り」にボランティアとして参加した。これが人生におけるTABIPPOと最初の出会いだった。
そこから旅というものが身近な存在となり、一人旅にハマり、今に至る。いつかTABIPPOさんや旅に関わる仕事がしたいと思っていた。観光ではなく、旅にまつわる仕事。
POOLO JOBへ参加したことを機に、とにかくSNSやSlackで発信をしまくった結果、TABIPPOさんから「沖縄にしおんちゅという、ちょっとヤバイ奴がいるらしい」と覚えていただけたようだった。
そこからライティングの案件や、沖縄で交流会のお誘い、コミュニティ関係のお仕事やサポートに声をかけていただけるようになった。
気づけば一つの目標だったTABIPPOさんとのお仕事、旅にまつわるお仕事ができるようになっていた。2023年にPOOLO JOBへ参加したことが、怒涛の1年の始まりだった。
POOLO沼①旅×複業を目指してPOOLO JOBへ
2023年4月、ぼくのPOOLO沼はここから始まった。社会人になり、理学療法士という医療職1本で10年以上勤務してきた。
そろそろこの仕事にも飽きてきたような、新しい仕事に触れてみたい。大好きな旅を続けるために少しでもお小遣いを稼げる複業がしたい。漠然と2、3年前からそんな想いがあった。
偶然にネット広告で見かけたPOOLO JOBの告知。「旅を仕事に、月5万円をめざす」というキャッチフレーズ。TABIPPOのことを8年ほど前から知っていたので、自然と怪しさを感じることはなかった。
15万円という参加費に一瞬はためらったものの、これを回収できるように頑張ろうと心を決めて参加。
鬼のような課題漬けの3ヶ月で仕事を獲得
ライティングとSNSを中心に発信力を高めることが主な目標。ウェブメディアに掲載する記事を書く想定で、毎週2本のnote執筆課題が12週間も続く。
その間、SNS(当時はTwitter)は毎日3投稿が必須課題。時には寝る間も惜しみながら、課題である記事を書き続けた。ぶっちゃけ、楽ではなかった。
気づけば呼吸をするのと同じくらい発信が習慣となり、5000字の記事を書くことも苦ではなかった。
卒業するときにはTABIPPO主催の記事コンペに選んでいただき、初のお金をいただく案件として記事を書くことができた。
また、発信することが習慣となり、「これができます」「こんなお仕事探しています」と言えるようになったことも大きな収穫だった。今では、ライティングだけでなく、講演会や写真・動画撮影などのご依頼をいただくことも。
ちなみに昨年1年間の複業で、POOLO JOB参加費は回収することができたので、一つの目標は達成。
POOLO沼②「人生を変えたい」ならPOOLO LIFEへ
そんなPOOLO JOBを卒業するにあたり、ライティングとSNS発信力は身に付いた。複業のスタートラインにも立てた。
が、しかし、、、「ぼくはこれからどんな人生を生きていきたんだろう?」そんなモヤモヤに包まれていた。
JOBの同期は退職、独立、転職などなど、自らの道に進み始めていた。
自分は?
漠然とノマドやフリーランスに憧れはあるものの、何か違う気がする。
じゃあ、何なんだ?33歳にして、改めて人生設計を見直したいぞ。
そんなときにPOOLO LIFEの存在を知った。「人生の豊かさについて考える」「旅を通して人生をアップデート」というキャッチコピーを見て、これだと思った。
JOBの課題ではLIFEの先輩へ取材をさせていただく機会もあり、よりコミュニティへの興味が高まっていた。
JOB卒業直前にLIFE6期の募集が開始となり、即申し込んだことを覚えている。参加するなら、少しでも早割を使って安く入りたかったから(笑)
2023年6月末にPOOLO JOBを卒業し、1か月の休息を挟んで8月にPOOLO LIFE6期がスタートした。
自分に合った人生が見えた第一ターム
POOLO LIFEは8ヶ月という長期間が4つのフェーズに分かれており、ぼくが一番面白かったのは第一タームの自己理解。
ストレングスファインダーというツールを使って、とにかく自分と向き合う時間。何が好き?何が不快?幼少期はどんなだった?
いろんな角度から自分という人間を深掘りする。
そこで自分の強みや特性を知ることができたので、自分らしい働き方、職種、選択の基準などを言語化することができた。
その結果、フリーランスのように自ら0→1を立ち上げるよりも、今ある環境を活かす方が向いているらしいと気づいた。
また、一つの仕事を極める職人気質ではなく、いろいろなことができる選択肢の多い状況が自分にとって豊かな働き方だと分かった。
そして、会社に勤め続けながら、複業の幅を広げることで飽き性な自分も楽しく新しいチャレンジを続けられるという一つの答えに辿り着いた。
モヤモヤが晴れ、他人と人生を比べたり羨ましがることの意味の無さに気づいた。これが分かっただけで、本当にPOOLO LIFEに入って良かったと思う。
第2ターム以降はメンバーとチーム活動をしたり、タイで現地合流・現地解散の旅をしたり、関東や関西でオフラインの交流会をしたり。
JOBとは違い、「とにかく一緒に楽しむ」という時間を通して世界の広がりを楽しんだ。
POOLO沼 番外編コミュマネゼミ
実はPOOLO沼の期間中、コミュマネゼミというコミュニティの2期生としても参加していた。その理由は、POOLO JOBを機にコミュニティマネージャーというお仕事を知り、ライターに加えて複業の選択肢の一つにしていきたいと考えたからだった。
(あとはPOOLOという環境が好きすぎて、ここでお仕事がしたいと思った)
2023年9月、POOLO LIFEに参加しながらの受講。こちらはPOOLOで各コミュニティの統括を担うSHUKAさんを中心に、コミュニティのプロからマネジメントやコミュニケーションなどについて学ぶ2ヶ月半。
日々のお仕事や全ての人間関係に通ずるものばかりで、本当に楽しかった。
ここに参加したことをキッカケに、2024年4月に開講したPOOLO JOB4期のコミュサポにアサインしていただけたことは本当に光栄だった。
文章を書くお仕事も好きだが、コミュニケーションを通して人をサポートするお仕事はもっと楽しくて、飾らずに自分らしく働けていることを感じた。
ちなみにこちらの参加費は確か、約7万円ほど。こちらももう少しで回収できそうだ。
POOLO沼③「地域と自分」を考えるPOOLO LOCAL
POOLO LIFEも残り1/3というタイミングだっただろうか。SNSを見ていたら、POOLO学長であるみっちーさんの投稿で、何やら地方創生に関連するPOOLOの新コースが立ち上がるというではないか。
ずっと興味のあるテーマだったし、沖縄移住も4年目を迎えようとしていた当時で、これからの自分の生き方や活動について考えていきたい時期だった。
LIFEに参加しながらLOCALに参加する。これは余白を削る生活になりそうだということは目に見えていたが、なんとなく参加するなら今だなという感覚があった。
なぜなら、JOBでの「頑張る」3ヶ月がめちゃくちゃ楽しかったぼくにとって、LIFEの「楽しむ」8ヶ月は少し間延び感や物足りなさを感じていた。
LOCALには日本各地のローカルで活動している・これからしていくメンバーと繋がれるだろうと思った。
講義内容を見ても、沖縄や富山、岡山、北海道知床など様々な地域のローカルプレイヤーからお話を聞けるのは超魅力的だった。
そして何より、視察ツアーとしてその現地を直接訪れることができることに心惹かれた(参加費用は受講料と別途、自己負担)。
POOLO LIFEと並行するかたちで、2024年1月からスタート。
こちらは募集開始から数日迷ったが、とりあえず早割が残っているうちに申し込もうと思った。5日間ならキャンセルできるし、とりあえず申し込んだ。
でも結局はそこで心が決まり、沖縄での活動に改めて向き合い、これもいずれはマネタイズして回収できるように頑張ろうと思った。
スロースタートに戸惑い、半ばの視察で盛り上がる
ぼく自身がここまでPOOLOコミュニティを渡り歩いてきたこともあり、それまで通りにSlackや1on1でのコミュニケーションは自然に盛り上がっていくものと思い込んでいた。
でも、始まってみるとかなりスロースタートだったのが実情。
ローカルプレイヤーの皆さんは日々、仕事や活動に忙しいメンバーも多かった。中にはコミュニティなるものに初めて参加する人もおり、
Slackコミュニケーションに不慣れな方もいた。そのためか、なかなか初めは雰囲気が盛り上がらなかった。
ぼく自身はLIFEと掛け持ち参加していたこともあり、Slackには参加できるが、1on1を積極的に申し込むことができなかったのは悔やまれる。
それでもJOB時代の同期やコミュマネさんが一緒になって考えてくれて、講義以外の時間で交流会を企画したりする中でコミュニケーションが生まれてきた。
念願の北海道知床へ視察ツアー
また、POOLO LOCALの中で大きな転機だったのは視察ツアーだったと思う。どのメンバーも日本のローカルな地域にいるため、オフラインでは会いづらい。
だから視察ツアーは、対面で会える貴重な機会だった。そのあたりからチームを超えて交流が生まれ始め、雰囲気も明るくなってきた。
やはり、旅を通して、人と人が対面で会うことに大きな意味があるんだと再確認した。
ぼくの視察先は北海道の知床。ずーっと行きたいと思いながら、沖縄からのアクセスの悪さに旅は後回しになっていた。だからこそ、この機会を逃したら一生行けないような気がして、3択出せる希望の一つに知床を挙げた。
どうしても知床へ行きたくて、「視察が終わったら自主報告会をやります」なんて偉そうなことを志望動機へ書き連ねた。
結果的には、本当に貴重な機会を頂けたことに感謝しているし、POOLO LIFE同期向けに自主報告会まで開催できて充実感しかない。
LOCALのおかげで道標が見えてきた
最終プレゼンを作る中で半年後、一年後の行動指針や目標を考える。それをキッカケにして、やりたいことを改めて整理した。
視察ツアーで訪れた知床や、旅で訪れた石垣・宮古島・小笠原など、各島への旅を経て新たな目標ができた。海と人をつなぐガイドになること。
海を通して沖縄をより深く知り、また来たくなるようファンを増やすこと。沖縄に関する知識やガイド経験の不足が課題であり、ステークホルダーの巻き込み力が課題であると気づくことができた。
ここで言語化したことで心が決まり、2024年7月には隣町のボランティアガイド研修へ申し込み。これからはインプットをアウトプットする時期に入る。
JOBやLIFEだけではここまで地域での活動に向き合い、具体化することはできなかったので、LOCALに参加して良かったと思う。また、地域について語らう仲間ができたことで、自分の活動について相談したり、共通言語を持つ存在がいることも心強い。
初めはどうなることかと思ったコミュニティの雰囲気も、少しずつ明るく柔らかくなり、めちゃくちゃいい雰囲気で卒業を迎えた。7月末には対面で会う機会もあるため、今から楽しみだ。
POOLO沼のヤバいところ
ここまでは前向きな変化や収穫をまとめてきたが、一つだけ気をつけたいことがある。それは、POOLOに入ることでフットワークが軽くなり、旅貧乏になりがちだということ。
もちろん誰も旅を強制することはないのだが、この人に会いたい、この場所へ行きたいという欲に負けて、POOLO期間中は自然と旅が増えていく。
でもこれはうれしい悲鳴。確実に世界観が広がり、心が豊かになる。
一方で沖縄や地方からの参加では、どうしても交通費が割高。そのため、ぼくは少しでも旅の出費を補えるように複業を続けていく。
ライターやコミュニティ関係のお仕事を少しずついただき、模索している日々だが、JOBに参加したから複業ができている。学びを徐々に生かせていて嬉しい。
何はともあれ、旅好きであればあるほどPOOLOでは旅貧乏に要注意だ。
POOLO沼の良いところ
とにかく、いろーんな人と繋がれること。
働き方、職種、世界一周や留学経験などなど
沖縄にいるだけでは絶対に出会えないような人たちとオンラインで繋がれる。対面でも会えるし、仕事の相談をできたり、一緒にお仕事をすることになる人もいる。
沖縄という地に移住して、ゆったりした時の流れや自分らしさを大切にする温厚な雰囲気はとても心地よい。
でも、たまに刺激がほしくなる。そんなぼくにとって、沖縄にいながら県外の人と出会える、語らえるという環境は最高すぎる。
みんな前を見て、上を目指して、各々が頑張っているメンバー。本当に変な人や怪しい人はいないので、信頼感がものすごい(いい意味で変な人だらけではある)。
安心して程よい刺激を受けながら、ぼくも人として成長できるなと感じている。
一度入れば、あなたもPOOLO
POOLOの各コースには1期、2期、のようにタテのつながりがある。そして、LIFEとJOBのようにコースの枠を超えたヨコの出会いもある。
なぜなら、「POOLO」という共通言語が合言葉となり、一瞬にして心理的安全性を高めてくれるから。
知り合いが知り合いを呼んだり、POOLO関連というだけで人を紹介をしてくれたり。初めましてとは思えない交流が、当たり前のように行われている。本当に47都道府県全てに知り合いがいそうな勢いだ。
かといって、何かを押し売りしたり、他者の価値観を否定するような人はいない。多様性や個性を尊重してくれるメンバーばかりなので、それぞれが程よい距離感でコミュニティを楽しめる。そんな大人らしい心地よさもまた沼にハマった理由である。
とにかく、「こんな仲間が欲しかった」と思える人ときっと出会える。そんなコミュニティがPOOLOだな。
こんな人におすすめです
POOLO JOB:
POOLO LIFE:
POOLO LOCAL:
POOLOのことは何でも聞いて
学びたいことを学び続けていたら、いつの間にかPOOLO全コースをコンプリート。とはいえ、学べばいいってもんじゃない。たくさん入ることがすごいわけでもない。ただ、学びたいのであれば何歳になっても学んだらいい。
幾つになっても学びは楽しいし、人生は何回だってアップデートできる。
やりたいことを諦めて死ぬ人生が一番悔しいし、「1人だから・・・」「お金がないから・・・」を理由に我慢する人生が一番もったいない。
少しでもそんなモヤモヤや悩みから抜け出したいという方にとって、POOLOはきっと大きな変化をくれるはず。
POOLOのコースの内容や活動について気になることがあれば、いつでもご連絡ください。参加者として忖度なく、率直な感想をお伝えできます。
さいごにこれだけは伝えたい
最後に、POOLOという何ともおもしろすぎるコミュニティを立ち上げてくださったTABIPPOのしみなおさん、みっちーさんはじめ、運営のSHUKAさん、裏方に関わる全ての皆さんに心から感謝申し上げます。
沖縄に住んでいながら、こんなにも世界が広がるなんて「旅が好きでよかった」と本当に思える1年間でした。ここで蒔いたタネをしっかり育てて、もっともっと自分を満たしてあげるような豊かな人生を楽しんでいきたいと思います。
今後とも多方面でどうぞよろしくお願いいたします。
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