肩の力を抜くために私は腹筋を鍛える
比喩ではなく本当に筋トレの話。
えー、かなりストレスを溜めやすく、仕事とプライベートの切り分けが苦手です。
肩、凝ってない瞬間がないです。
かなり気を付けていないとすぐに動かなくなるポンコツの身体です。
瞑想をしたいのですが、上手くできません。
そんな私、ピラティスを始めてもうすぐ1年くらい。
良いです。
ピラティスが私に合った理由を考えてみる。
私は頭の動きを止めることが難しいので、
仕事モードからの切り替えやリラックスが、「仕事以外のことに集中して脳みそを使う」ことでしか出来ない可能性が高い。
瞑想が難しいのは、そのせいかな(と思いたい。本当は出来るようになりたいし練習中)。
その点ピラティスは、身体を動かすというよりも「脳から筋肉に指令を出す行為」なので、全部の意識を筋肉に向ける時間なのです。
仕事のことなんか考えている隙間がなくなる。
例えば「足を上げる」という行為ひとつをとっても、脳から足を上げるために必要な腹筋に指令を出して、その指令によって筋肉が収縮して骨が動くから足が持ち上がるようなイメージ。
どの筋肉とどの筋肉がどんな骨につながっているから、ここに力を入れたらこういう体勢が取れる、みたいな理論が非常に合理的で理解しやすい。
脊柱起立筋と脊柱多裂筋をどう使うか、とか、大腿直筋ではなく腹横筋や腹斜筋を使うと脚の重みがどれくらいの負荷となるか、とか、結局頭は使っているんだけど普段は意識しない身体の部分まで意識を張り巡らせるから、自分の身体をコントロールする感覚が必要で、それが楽しい。
本当に腹筋や肩甲骨の位置を意識すると肩の力が抜けるのでびっくりする。肩の力を抜こうとしても抜けないので、別のところから作用させる。
論理的な人には合っているんじゃないかなー、ピラティス。運動が苦手でも出来る。
ピラティスにも色々流派があるみたいだし、先生の教え方もそれぞれなので自分に合った先生と会えるのが一番ですね。
ジムに通ってパーソナルトレーナーをつけるのも考えたけど、大きい筋肉をつけたいわけじゃないし、厳しいけど分かりやすく教えてくれる先生に出会えたので私にはピラティスが向いていそう。
映画を見ていても本を読んでいても仕事がちらつく私にとって、本当に仕事のことを考えないピラティス中は、非常に貴重な時間。
流行りを意識すると「マインドフルネス」っぽい効果が、得られているのではないかなーと思います。
筋肉、とくにインナーマッスルを鍛えることで骨を正しい位置に置くと、人間の構造上理想的な姿勢を取り続けることが出来て、太ることもないし、肩が凝ることもないのではないか。日々検証中。
きっと組織とかも一緒だよね。
あとこっちの筋トレも大好き。
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