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【コルグ】バイオリン講師が愛用するおすすめのメトロノームを紹介!

突然ですが、『メトロノーム』をご存知ですか?

楽器を演奏する人なら誰もが使用したことがあるメトロノームですが、その歴史は古く、19世紀初頭には、すでに音楽家たちにとってなくてはならないアイテムになっていたようです。

特に、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、メトロノームの普及に大きく貢献した音楽家の一人と言われています。

今回は、バイオリン演奏のレッスンには欠かせない『メトロノーム』についてお話します。

ちなみに、私はコルグのメトロノームを愛用しています。

メトロノームってなに?


メトロノームは、音楽を演奏する時に、一定のリズムを守って演奏することをサポートする道具(もしくはアプリ)です。

KORG(電子式メトロノーム)で
練習中♪


メトロノームを使うことで、演奏者は曲の速度(テンポ)を適切に保つことができます。

メトロノームを使用するシチュエーション

● 一定のテンポに合わせた基礎練習を行う(個人)
● 楽曲のテンポに遅れないように演奏できているかを確認する(個人)
● 演奏する楽曲のテンポを確認する(個人・アンサンブル)
● 演奏中のメロディがテンポから外れないように、確認する(個人・アンサンブル)
● 各パートが適切なタイミングで演奏を始められるようにタイミングを図る(アンサンブル)
● メンバー全員で合うテンポを決める(アンサンブル)


特に初心者にとって、メトロノームはリズム感を養う上で欠かせない必須アイテムです。

メトロノームの使い方


一般的なメトロノームの使い方を簡単に解説します。

①メトロノームの電源を入れる

電子式の場合は電源ボタンを、振り子式の場合はネジを回してから、振り子を動かし始めます。

②テンポを設定する

曲に合わせた適切なテンポ(1分間の拍数:BPM)を選び、メトロノームを設定します。
電子式ではボタン(もしくはダイヤル)で、振り子式では振り子の位置を調整してテンポを変更します。

③演奏(練習)を始める

メトロノームのテンポに合わせて演奏を始めます。まずはゆっくりとしたテンポで練習を始め、徐々に速度を上げて、メトロノームのテンポに遅れないように練習を繰り返します。

演奏(練習)終了後、電子式の場合はメトロノームの電源をオフにし、振り子式の場合は振り子が止まるようにしておきましょう。

メトロノームを使う時の注意点

私はメトロノームを利用する時、また生徒さんとのレッスン時には、次の3つのポイントに気を付けています。

①メトロノームに頼り過ぎない

メトロノームは機械的にテンポを合わせる機械なので、リズミカルな練習を行う時に使うなど、目的を決めて使っています。

またバイオリンを演奏する際、必ずしも一定のテンポを保って演奏するとは限りません。

そのため、メトロノームに頼り過ぎないことも、バイオリン演奏においては大切なことです。

②メトロノームを流しっぱなしでは意味がない

メトロノームをただ流しておくだけでは、意味がありません。

例えば、私のレッスンでも、メトロノームのテンポを忘れて演奏(練習)する生徒さんがいます。

特に初心者の方の場合は、テンポに合わせた演奏が大切になるので、レッスンで一緒に練習する際に、指摘することが多いです。

③バランスを大切にする

メトロノームは練習を助けてくれる道具ですが、使い方にはバランスが必要です。

テンポを正しく保ちつつ、音楽に流れる感情を大切にすることが、上達の秘訣です。

バイオリンに最適なメトロノームの選び方


バイオリンの演奏において、メトロノームはリズム感を養うために欠かせないアイテムです。

メトロノームには次の3タイプがあります。

1.電子式メトロノーム
2.振り子式メトロノーム
3.スマホアプリメトロノーム


メトロノームの選び方にはいくつかのポイントがありますが、好みの問題かもしれません。

例えば『振り子式メトロノームを使わないと上達しない』なんてことはないので安心してください。

では、それぞれのメトロノームの特徴について紹介します。

1.電子式メトロノーム

私が使用している
電子式メトロノーム


電子式メトロノームは、軽量かつコンパクトで持ち運びに便利なタイプのメトロノームです。簡単に電子式メトロノームの特徴をまとめてみます。

【電子式メトロノームのメリット】

● 軽量かつコンパクトで持ち運びに便利
● 電池交換なしで長期間(数年間)使用可能
● 拍を刻むたびに点滅するため、視覚的にも拍を取りやすい
● 様々なリズムビートに対応しているため、幅広い練習が可能
● インターネット環境やスマホのバッテリーを気にすることなく、メトロノーム機能を独立して使用可能
● 音量の調整が可能

【電子式メトロノームのデメリット】

● メーカーによって価格差があり、高機能なモデルは比較的高価
● 軽くてコンパクトなので落としやすい
● 持ち忘れた場合、代わりにスマホアプリを使用する必要がある

【電子式メトロノームが向いている人やシチュエーション】

● 様々な場所で練習やレッスン、本番などを行う必要がある人
● メトロノームの機能に集中して練習やレッスンを効果的に進めたい人


2.振り子式メトロノーム


振り子式メトロノームは、なんといってもデザインが魅力的です。簡単に振り子式メトロノームの特徴についてまとめてみます。

【振り子式メトロノームのメリット】

● ネジを回して動かすため、規則正しく一定の時間が経つと自動で止まる
● 使われているボディの素材(例えば木材)から奏でられる、心地よい音を聞くだけで癒される

【振り子式メトロノームのデメリット】

● ねじが巻き終わると止まってしまう
● 安定して設置できる平らな場所(スペース)の確保が必要
● 伝統的なモデルはかさばり、持ち運びに不便
● リズムビートに対応しておらず、音量の調整もできない

【振り子式メトロノームが向いている人やシチュエーション】

● 自宅で練習することが多い初心者の方
● 音楽を通じて心を豊かにしたいと考えている人
● アナログの特性を楽しむことができる人にも向いており、メトロノームが止まるまでの時間を練習の目安として使うことができる


3.スマホアプリメトロノーム


最近では、スマホアプリのメトロノームを利用する人も増えています。簡単にスマホアプリメトロノームの特徴についてまとめてみます。

【スマホアプリメトロノームのメリット】

● 常にスマホと一緒に持ち歩けるため、持ち運び忘れる心配がない
● 様々なリズムビートに対応していて、活用の幅が広がる
● 音量を自由に調整できるので、環境・需要に合わせた使い方が可能

【スマホアプリメトロノームのデメリット】

● 音質にこだわりがある人は、電子音が不快に感じることも
● 使用中にスマホに通知が表示されるとレッスンに集中できない
● スマホのバッテリーが切れると使用できない

【スマホアプリメトロノームが向いている人やシチュエーション】

● 外出先での使用が多い人や、移動中に練習をしたい人
● スマホの通知など、外部からの情報によっても、すぐに集中を取り戻せる人
● 電子音の質に特にこだわりがない、または電子音でも不快に感じない人


どっちがおすすめ?


結局、どのメトロノームが一番いいかは、演奏する人の好きなことや必要としていること、そして演奏する場所によって変わります。

個人的には、『電子式メトロノームとスマホアプリ式メトロノームの両方を用意し、使いたい目的やその日の状況に応じて使い分ける』ことをおすすめします。

私のおすすめのメトロノームはコルグ(KORG)

レッスン・練習・プローベ
で大活躍♪


コルグ(KORG)のメトロノームは、私が長年にわたり愛用しているブランドです。主な特徴は次のとおり。

【コルグの特徴】

● 持ち運びに便利
● 拍に合わせてシグナルが点滅する
● 画面の明るさが3段階で設定できる
● メトロノームとチューナーの両方の機能を備えている
● 「サウンドバック」機能により特定の音を出せる
● 音量調整が可能


私がなぜコルグのメトロ―ムを使っているのか、その理由について簡単に紹介します。

コルグを使っている理由



このコルグのメトロノームは持ち運びが簡単で、軽くて便利です。個人的な話ですが、コルグのメトロノームは、はっきりとしたホワイトカラーなので、持ち運び忘れることがありません。

そして、私がコルグのメトロノームを使っている主な理由は、『ビートの変更が簡単にできること』そして『画面の明るさを3段階で調整できること』の2つの特徴があるからです。

コルグのメトロノームは、強調したいビートを9段階で簡単に調整することができます。ちなみに、リズムのバリエーションも豊富で5種類から選べます。

また、電子式メトロノームの機種によっては、途中で画面が暗くなってしまうタイプがあり、レッスン中に使い勝手が悪いものもあるので、画面の明るさを調整できるコルグのメトロノームはとても実用的だと思います。

この2つが、私がコルグを使っている理由です。

その他にも、コルグはチューナー機能があるので、生徒さんとのレッスン時には、コルグを利用して生徒さんに調弦してもらえるなど、とても助かっています。

メトロノームはバイオリンだけでなく、楽器演奏に欠かせないアイテムです。

私はコルグのメトロノームを愛用していますが、特にこだわりがない場合は、無料で利用できるスマホアプリメトロ―ムでも良いと思います。

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