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クロスにはファーの時代? 得点の設計とは


記事のきっかけはこのらいかーるとさんのツイート

クロスに対してニアは時代遅れなんだよ。ニアに入るのはクロスを上げる選手の可能性を考慮したときくらいで、そもそもニアにしか上げられない!なんで状態がイカれてんだよ。だったら、やり直せばいいわけでさ。時代はマイナスとファーだよ。シティなんてほとんどファーだぜ!と言われた。

これにプラスして以前から思っていたこともあったので記事としてまとめてみる。



■他の方のご意見

Twitterのフォローさんのご意見。
一人目、ケントさん。

わかる。
DFの対応が難しい。こんな感じになって、水色エリアのようなところが空きやすいのよね。

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二人目、すけごーさん。

これまたわかる。
グラウンダーの速いボールをGKとDFの間を通してファーで合わせられるのに、その間に味方が入ることで邪魔になるし、もしかしたら相手も連れてきて更に邪魔になるかもしれない。

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これについては、以前れうすさんもおっしゃっていた。たしか。

この論争というのがそれかもしれない。



三人目、マーレーさん。
(この方のお名前も自分と同じくシオンだけど、同一人物では無いですよ。たまに同一人物説があるそうです笑)

ずっとファー。
今の時代だからというわけじゃない。
なるほど。



Twitterで見る人達はフォローしてる人、してない人問わず、すごい人だらけ。
いつもとっても参考になる。

内容どうこうももちろんだけど、「自分はこう思う」を丁寧にわかりやすく発信出来るのがステキ。



はい、いきなりですが話変わります。
ここからは持論です。


■クロスとは

まずクロスについて。

クロスの定義とはなんぞや、みたいなことは置いておきましょう。
どうしてもと言うのであれば、とりあえず「相手ゴール前に向かって横または斜め方向に出すパス」とでもしておきましょうか。
ゴールに対してクロスするパス、ってことですかね。

で、そのクロスの効果については、上記の一人目のケントさんがおっしゃっている内容のような、「DFの対応を困難」にする効果がある。

横方向からのボールということで、ボールもマークも見る必要があるDFとしてはその2つを見ることと、それが可能な体の向きを維持することが難しい。
また、DFが跳ね返すという面でも、横方向からのボールを攻撃方向に跳ね返すというのは、実は技術的にもかなり難しいものではある。


そんなクロスの中でも例えば、深くえぐってからのゴールライン上付近からのクロスは、ボールとマークを同時に見たいというDFの望みを叶えさせず、クロスを受ける攻撃側にとってはボールとゴールと相手DFの全てが見える状態でのプレーを実現する。

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逆にアーリークロス=敵陣深くまで侵入しないで上げるクロスでは、DFは自ゴール方向に向かいながらの対応を迫られ、クロスを受ける攻撃側はその相手より先に触れればゴールチャンスと言える状況を手に入れる。

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ゴール前に放り込まれるボールは、得点率の高いダイレクトシュートや、どこか体の一部に掠るだけでもゴール、という状況になる事が多い。
そんな状況を作れるのもクロスの強みだ。


そのクロスに対して、どこで合わせるべきか、が今回のテーマだ。
それをここまでのクロスの効果を踏まえて考えていきたい。

…と言いたいところだが、ここまでのクロスの効果の説明では何か重要な部分が抜けている。

何か?



■考えるにあたって重要な部分

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