
初心者アイドルオタクの女が小町まいさんに狂わされた記録、またの名をキモオタ怪文書②
前回は温かいご反応をいただきありがとうございました。
文章量も熱量もキモさもパワーアップして、第2弾をお届けです!
◾︎2025/1/4 ミニライブ配信・オンライン特典会
エンタバアキバ開催のイベントを、私は配信で視聴した。
ちなみにこの日のメインは、『個別ブース特典会』。5分間で1枠で、個別ブースにおいてアイドルさんと2人きりで好きなこと(お絵描きやゲームなど)ができるという、あまりにも恐ろしすぎるイベントだ。いいんですかそんな商売して!? 何らかの法に触れませんか!?
まいさんと目と目が合っただけで死んでしまうのでとても現実的ではないけれども、もし私がこうしたイベントに参加するとしたなら、何とご要望申し上げようか真面目に考えてみた。まいさんにできる限りご負担をかけないように、かつ、自分の欲望に忠実になるとすると、
『5分間、まいさんには休憩時間と思ってスマホを見たり目を瞑って休んだりとお好きにくつろいでいただいて、私はその間ひたすら色んな角度からお顔を見つめていていいですか?』
発想があまりにも変質的すぎる。
「わあ……」(手の指を組んで拝む)「はぁ……(感嘆と恍惚のため息)」「んん〜……っ」(噛み締めながらの無音拍手)「おきれいです……」とか呟きながら周りをちょこまかされたらまいさんは確実に落ち着けないだろうよ。
行ったこともないし行く予定もないイベントの妄想はさておき、配信で視聴したライブの話をしましょう。この日のダルフォンさんのお衣装は、なんと私服(ガチ)。何て素晴らしい!
スポーティなナツさんもガーリーなエリカさんも、女子大生みがあってとってもかわいい〜! ナツさんのお腹にはそっとブランケットをかけたくなるけども。
さてさて、小町まいさんの私服は─────
無地のグレーニット+細身パンツ!!!!
大好きですまいさん!!!!!!(告白)
私、大興奮。さすがまいさんだ、実によくわかっていらっしゃる! 本ッ当にわかっていらっしゃるーーーーー!
無地のトップスだからこそ映えて輝く、たまご肌のお顔の美しさ。優美な身体のラインが浮き彫りになるぴったりとした布地。
本物美人に余計な装飾など一切不要、元の素材の良さが際立ちに際立つどシンプルコーデ! アイドルとしてのイベントで敢えてこれを選ばれるそのセンス! 最高です拍手喝采!
どんなブランドであっても、そのへんの一般人なら『上下ユニクロでホットスナック買いに深夜コンビニに行く人』みたいになる服装だが、まいさんがお召しになるとあら不思議、『敢えての徹底的引き算ファッション、街を気軽にぶらりと歩くモデル美女の穏やかな休日』に変わってしまうのだ。あああ〜〜〜かぁこいい〜〜〜〜〜〜♡♡♡ 小町まいさん、メロ女すぎ〜〜〜〜♡♡♡
しかしおそらく、このコーディネートに決めたまいさんは、『特典会で浮かれてるオタクに生きている世界が違うってことを見せつけて、無邪気な心をボキボキ折る遊びをしようかな♪』みたいなことを考えていらっしゃったわけではあるまい。
むしろご意図として考えられるのは、親しみやすい、近くにいそうな女の子感の演出とか?
恐縮ですがそれは無理ですまいさん。こんな美人と街ですれ違ったら、振り返って5度見はした後に「っっっはーー今日はいいものを見させていただいた……視力上がったな……」と手を合わせてしまいます。
そんな素敵な休日スタイルのまいさんがステージの上で歌って踊ってくださるレア感! 自宅なので、人の目を気にせずきゃーきゃー騒ぐことができる。配信ってすごい、まいさんの美しい歌声とまいさんの美しいダンスはもちろん、まいさんの美しい全身が映ったりまいさんの美しいお顔がアップになったり……!
「あーーーーおうつく、うつくし! うつくしっ うつくしーーー!?」
おかげでぶっ壊れたように「うつくし」の4文字を繰り返す生き物になってしまった。ツクツクボウシの鳴き声か?
ところで皆様、ご覧になりました? 『Be Free』で、まいさんが足を前方上に上げた時の高さを!
マイクスタンドを片手に、全く力んでいる様子も見せずに、ひょーいと軽く片足を持ち上げたまいさんのお靴が、何とご自身の頭の位置に到達している。どんな体幹と柔軟性をしてらっしゃるのも〜〜〜かっこよ〜〜〜!??
後からめちゃ一時停止してしまった。アーカイブ残していただけるのありがたすぎる。
この日の対面イベントが終わった夜には、オンライン特典会が開催される。
事前にWeb上で申し込むと、当日、YouTube配信でダルフォンの3人が、申込者リストに載った名前を順番に読み上げてくれる。後日、サイン入りのチェキが郵送もしくは店頭受け取りで納品される、という流れ。
多分そんな感じ。実を言うとあんまりよくわかってないんだけど。
一瞬だけ手元の紙に視線を落としたまいさんが、顔を上げ、華やかな笑みを向けてくる。
「しおーん! ありがとう!」
ほ、ほんとに呼び捨てで呼ばれた……! どきどき!
まいさんが画面の向こうの私のことを見つめて私だけに微笑みかけて、私だけに手を振ってくださってるー! 幸せー! この部分、自己肯定感が上がるのでエンドレスリピートしている。
後日手元に届いたチェキには、美しい字で、丁寧に新年の挨拶が綴られていた。まいさんは字まで綺麗。
「だいすきです!」の字にめろめろしました。
◾︎1/10 定期公演
今年初の定期公演では、残念ながら、エリカさんは体調不良で急遽不参加となった。ダルフォンさんは年末年始からハードなスケジュールだったようだし、無理もない。どうぞお大事に……!
しょんぼりモードから切り替えて。最近のダルフォンさんの基本お衣装は、『ふざけんじゃねぇよ』のMVで着用していた、黒のパンツスーツ。当然、しおんの大好物である。本当に、本当にありがとうございます……!!!
鬼に金棒、まいさんにパンツスーツ。まいさんの美しさとかっこよさをこれでもかと引き出してくれるこのお衣装、生で見るのはこの日が初めてだった。
動画で見てるだけでも動悸が収まらないのにこの目で見ちゃったらどうなるんだろう、悲鳴を上げてぶっ倒れるかな? それとも血を吐いて死ぬかな? 周りに迷惑をかけないように気をつけないと……と心構えはしていたのだけど。
ステージを見上げながら、私は祈りを捧げる敬虔な信者のごとくペンライトを握りしめ、ただ無言で、静かな感動にゾクゾクと背筋を震わせていた。もう少しで涙が滲むところだった。
生きてる人間がこんなに美しいことある?
— しおん (@Uid7W6t) January 10, 2025
「私は今、世界で一番美しいものを見ている」なんてことを思ったのは生まれて初めてだった。
この時の私に、世界で一番美しい人は? と聞く人がいなかったのが残念だ。私は例え女王に撲殺されようとも「こまちまいさんです……」と回答したに違いない。
やはりまいさんは、ステージの上にいらっしゃる時が一番美しい。
しなやかに大胆に動く、漆黒のフレアパンツに包まれた御御足。我々の心の臓まで深く響く歌声、濡れた艶を帯びた唇の間からこぼれる、真っ白の歯。黒々とした睫毛の下、凛と強く輝きながらも色香を漂わせる瞳─────この時のまいさんは本当に本当に綺麗だった。見つめているこちらが呼吸を忘れてしまうほどに。
後半、まいさんが羽織っていたジャケットを脱ぎ、シルクのようになめらかな肩と腕を晒す。
濡れた肌がほんのりと輝いているのも、前髪が額に貼りつき、時々ぱらりと乱れるのも、全てが美しくて現実感がなく、とても同じ人間とは思えない。
凄絶なまでの美しさとはこのことを言うのか。アルコールの一滴も飲んでいないのに、ふわふわと酔いに浮かされているような。もしくは夢の中に囚われているような心地。ああ、ずっとこの時間が終わらなければいいのに……。
ペンライトが折れそうなほど強く握りしめて震え、陶然としているオタクにも、まいさんは容赦なくレスを浴びせ、さらに息の根を止めようとしてこられる。
『BLACK DIAMOND』でクールな表情を崩して悪戯っぽく微笑みかけてくださった気がするし、『SHUTDOWN→REBOOT』で人差し指で♡を描いて送ってくださった気がする。
『微熱フェノロジー』では、「君」の歌詞のところで、指差しと、蜂蜜みたいに甘い微笑みをいただいた。
…………んん゛っっ……♡
まいさんの視線が外れると、私はぜえぜえと激しく肩を上下させた。
私今、このお方に命を握られている……。
もしもまいさんがその気になったら、全人類が雌と化して、結果生殖できずに滅びてしまうだろう。人類はまいさんに感謝すべきだと思う。
エリカさんのご不在により、当日急遽決められたのだろう歌割りやフォーメーションなのに、全曲違和感が全くないくらいほぼ完璧で、圧巻だった。
ダルフォンさんの底力を感じたライブだったと思う。私はナツさんのパワフルでエネルギッシュなダンスも大好きです。
ライブ後の特典会。
私はこの日初めて、サインありのチェキを選択した。今までと違い、一定時間のトークが発生する。
こんな対人コミュニケーションに問題がある人間に、まいさんのお時間をいただくのは申し訳ないけれど─────後悔したくない。緊張のあまり、前に抱いたバッグをギュッッッと圧縮しつつ、私はまいさんの待機列に並んだ。
まいさんのソロ写(サインなし・写メ込)を6枚、最後にツーショットチェキをサイン入りで、と要望させていただいた。ややこしい注文してごめんなさい。
「たくさん撮るよー、写真が3枚チェキが3枚、最後に……」とまいさんに説明しているスタッフさん。指で前髪を整えるまいさんの目がまんまるに開かれ、ぽかんと口が少し開いている。可愛らしゅう。
そして、スタッフさんの後ろで「すみません! すみません!」とぺこぺこしている私の方を見ると、心底不思議そうなご様子で、直接問いかけてこられた。
「なんでそんなに撮るの???」
「……好きすぎて……!」
考える前に、言葉が口から出てしまっていた。このかっこよくて美しくて最高で大好きなお衣装のまいさんのお写真を保存したいからです! 好きすぎますありがとうございます! の略だったが、おそらく大体の意図は伝わったと思われる。
戸惑われつつも、まいさんが次々と表情を作り、ポーズを決めていく。このお姿のまいさんが、私のために写真を撮らせてくださるなんて、そしてそれを近くで見ていていいなんて、夢のよう……!!
スタッフさんの斜め後ろでわーっわーっと拍手していると、まいさんが睨んできた。
「喋らないようにしてるでしょ!」
「すみませんすみませんっ、でもあの!」
申し訳ございませんおっしゃる通りです! でも今回は、最後にサインありを頼んでおりますので!! と慌てる思考と同時に、(わぁぁ、まいさんに怒られちゃった〜……♡)というピンク色の喜びが浮かんだ。あのまいさんに睨まれちゃった〜、えへへ……♡ 知りたくなかったこんな感情。
最後にツーショットです、というスタッフさんの言葉を受けて、私はいそいそとまいさんの方へ寄っていく。
「えーっ、ありがとー!」
いつものようにぴったりくっついてきたまいさんは、スっとごく自然に私の背の方に手を回、
いや肩肩肩肩肩肩ァーーーーー!!!!!
肩を!! 抱かれ、て!
ぐいっと引き寄せら!?
ま!!!!???
ヮ、
†┏┛墓┗┓†
屍になっている私の横、スタッフさんから刷り上がったチェキを受け取り、まいさんが確認されている。
「お渡し?」
「サインありで」
「喋れるんかーい!」
まいさんのツッコミだ! 抜けていた魂がひゅっと身体に戻った。
まいさんはお顔を手で覆って、表情をくしゃりと歪められる。
「えーっ、緊張するなーっ」
わわわわわわわっ! ベテランアイドルでいらっしゃるまいさんが! さっきまであんなにかっこよく歌って踊ってたまいさんが! きんちょう! な、何だろうこの、もったいなき……嬉しさ!
すぐに立ち直ったまいさんが、慣れた様子でさらさらとペンを走らせる。美人さんにくっつかれて硬い笑みを浮かべている私を指さして目を細め、「かわいい」とおっしゃった。確かにおっしゃった。私は死んだ。
「Twitterいつも楽しみに見てる、褒めてくれてる〜って」
「え、えー、恥ずかしいけど嬉しい……」
「(私のツイートが)ひゃーーーー!!! って感じ」
「あはは……ひゃーー! ……あはは……っ」
「そういうのあんまり言わなそうなのにね?」
まいさんの私の真似と揶揄うような眼差しに、壊れたロボットのごとく笑うことしかできない。うう、恥ずかちい……すみません、感情を文字でしか出力できないオタクで……
これだけのやりとりをした後でも、なんとまだ時間がある。私はサッと用意していた物を出した。
「あの、まいさん連れてきました!」
バッグに付けた、まいさんのアクリルスタンド(かわいいフリフリケースに入れたおでかけver)を指し示すと、まいさんが御目をまるくする。
「えー! こんなのしてもらったことない! 嬉しいー!」
さらに、バッグそのもののロゴをお見せする。
「これもイニシャルで、まいこまち、みたいな……!」
「えー? ほんとだ! なんてブランド?」
「MICHEAL KORSです」
「まいこまちだったかもしんない……」
「ですね……」
MICHEAL KORS(MK)さんも、まいさんになら乗っ取られても文句は言えないだろう。
こうしてお話している間に、お時間が来た。まいさんが慌てたように付け足してくださる。
「あ、Twitter! 楽しみにしてるね!」
さらには、気をつけて帰ってね、と心配そうなご様子で添えてくださった。確かに、この感じだと足を踏み外して段差を転げ落ちかねない。
まいこまちを腰に揺らしながらフラフラと脱出し、出来上がったチェキを歩きながら見て、危うく手から取り落とすところだった。
まいさんは真横を向いていて、全く気づかずカメラ目線の私に─────キス顔、を、していらしたのである!
まいさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まいさん!!!!!!💢💢💢💢💢💢
もし他の人にこんなことしたら! ガチ恋が誕生してしまいますよ! そういうファンって危ないんですよ! 私がまいさんに幻覚を見て楽しませていただいているタイプの謎信者面オタクだったからよかったものの! ちょっとまいさん!! ちょっと!!!
もうやだまいさんこわい! まいさんこわいよーーーーー!!!(まんじゅうこわい)

◾︎1/25 マルシェ デジタルフォト納品
まいさんがマルシェなるものを開いたとのことで、即ポチッと購入させていただいた。
まいさんのお写真に、ご本人が自ら手書きのメッセージを入れてくださるという、とんでもない代物だ。お値段としては普通に桁が1桁足りない。
どんなメッセージが欲しいか書ける欄があったので、「まいさんに甘やかされたいです♡」という色ボケあっぱらぱーな要望をお送りしたのだが、まいさんはしっかり応えてくださった。
まずは何行にも渡って、細かくびっしりと文字を入れてくださることに感動する。まいさん、ファン想い……!
書いていただいた内容は内緒なので載せられないし載せても困るのだが、
この顔に生まれてよかったーーー!!!
え、えへへーーーーーーー♡♡♡♡♡ もうーーーーーまいさんったらーーーー♡♡ お上手なんですからーーーもうーーー!!
ライブ続きでお忙しい中、これだけの文量を人数分書いてくださったなんて……。おててを痛めていらっしゃらないか心配である。
あと当然のことなので添えるように申し上げますがお顔が美しいです。
◾︎1/26 フリーミニライブ&特典会 第1部&第2部、オンライン特典会
エンタバアキバでやるやつ。今回も大好きなスーツお衣装だ!!! やったーーー!!!
後ろの整理番号で着席できなかったために、第1部のライブは後ろの方で、人の頭の間からぴょこぴょこしながら拝見した。
まいさん、3、4回ばちりとこちらを見てくださった気がする。そのうち1回は確実に指さしいただいた。ひゃん
ポップで可愛らしい曲多めのセトリ。定期公演の時にはまいさんのあまりのお美しさに異世界に飛ばされたような気分でぽーっとなっていたけど、今回は比較的冷静に見られた。やはりまいさんの衣装の下を細身のフレアパンツにした方は天才ですね。後ろ姿の背中から下半身にかけてのライン、芸術美すぎて拝み倒したくなった。
突然なんですがちょっとここでまいさんの体幹と柔軟性について語っていいですか?
ドルオタ初心者マークのくせに生意気なことを申しますが、踊れるアイドルさんはもちろんいるんだけど、その中でもターンの時に軸がブレちゃう人って結構多いんですよね。
その点、まいさんのターンはもう、天下一品! ってくらい美しいんです。
決してブレず、一本の太い芯で上から下まで貫かれているような……。全く力を入れているようには見えず、ごく自然に軽やかにスっと一回転する、こんなターンできる人ってなかなかいません。それに、ターンも上手な日本のアイドルさんって結構骨の作りや筋肉などの体格がしっかりしてる人が多いのに、あのまいさんのほっそりとした、女性らしい華奢さすらある体格でって、とんでもなくないですか? 何なんでしょうあの体幹。あまりにもかっこよすぎます。
さらには回転の時に、黒のジャケットの裾がぶわっと広がって、正面に戻った時にちらりとインナーや白い肌が見えるの、色気がすっごいんですよねぇ……。
そして、脚を高く上げる振りの時なんですけど、これがたっっっっかいんですよ〜〜〜!!!!! 痺れる脳溶ける!!!!!!
今回は『かくれんぼ』ですね。3人でおててつないで『らんらん🎶』みたいに脚上げるかわいいとこ。アーカイブ動画で一時停止してみるとよーくわかるんですが、まいさんは本当に気合いを入れているわけでもなくとっても無造作な感じなのに、お靴が、なんと頭の高さにまで到達しているんです……。まいさんの安定した体幹と、柔軟性の凄さが一発でわかるポイントだと思います。
真似しようとして私は超低いところでふともも周りがいだだだだ!!! となって終わったんですが、まいさんのお身体は一体どうなってるんですか? 柔軟だからこそ、手首〜指先などを使ったあんなにも繊細な表現ができるんだと思います。
フィギュアスケート選手かな? というくらい美しい高速ターンと、バレリーナかな? というくらいの柔軟性─────と考えかけて、『フィギュアスケートで無双する世界線のまいさん、見たかった……』という新たな妄想がスタートした。『氷上の貴公子』(もっと女性的なのでももちろんいい。麗人……? 乙女……?)みたいな2つ名があって、その美貌や技の美しさ、そしてストイックさから世界中から熱烈なファンが集まって、アイスリンクに大量のぬいぐるみが投げ込まれるんだ。まいさんは何のぬいぐるみがお好きなんだろう、たまごっち?
本題に戻りましょう。
特典会では、前回の定期公演に引き続きサイン入りチェキをお願いした。もう恐れないぞ!
ありがとー! と笑顔で迎えてくださったまいさんと、寄り添って(近い〜……)ツーショットを撮っていただく。
「マルシェもありがとうね、書くの緊張しちゃった」
「こちらこそありがとうございます、あんなに丁寧に書いてくださって……! とっても嬉しかったです!」
よかったー、と仰いながら、まいさんはペンを持ってさらさらと日付を書いていく。一瞬後、まいさんが再び口を開かれた。
「……あのね? ひとりの夜とか、寂しいなー元気出ないなーみたいな時って、今までひたすらごはん食べてたんだけど」
「あのね?」で、はっ! これは真剣にお話を拝聴せねばなるまい! と察知し、下を向いてサインを入れているまいさんのお顔をまっすぐ見させていただき、こくこくと頷きながらお聞きしていたのだけど、
(……うわ美しい……!)(うつくし……)(うつくし〜……)という邪念に頭が支配されてしまったため、その後のお言葉の記憶があまりないので、⤴︎のまいさんの台詞はかなり不正確かもしれない。せっかくまいさんが私に話しかけてくださっているというのに、なんという不誠実さ。悔しい! この馬鹿! 本当に申し訳ございません……!!
ここでまいさんは視線を上げ、私の目を見てにこーっと笑みを浮かべられた。
「最近はね、(しおんの)ツイート見てるー」
「えー!?」
「CoCo壱のとかめちゃ面白かった」
「あああああ!!」
このツイートである⤵
まいさんがCoCo壱に…????? まいさんが……????
— しおん (@Uid7W6t) January 24, 2025
「CoCo壱に入店、カウンター席に座り、注文し、ゆっくりとカレーをお召し上がりになるまいさん」と「他の客の中にまいさんが自然に溶け込んでいるCoCo壱の店内」を想像してみて「無理では?」と首を傾げている
— しおん (@Uid7W6t) January 24, 2025
どうやってオーラ消してるの? 普段はお面被って生活していらっしゃる?
だって本当に意味わからないんだもの。庶民向けチェーン店でまいさんがお食事されるって。
無地ニット+パンツのどシンプルコーデでも華が滲み出てしまう、あの美貌とスタイルである。お顔の下半分マスクをしていたとしても、只者でないオーラは隠しきれないはず。
何あの綺麗な人、芸能人だろ、何かの撮影じゃないよね、ザワザワ、ザワザワ……。入店されるやいなや2人の常連客が囁きあい、個人客も落ち着かずに貧乏ゆすり。ついには盗撮しようとする輩まで出現して、まいさんはゆっくりおくつろぎになれないだろう。店員のバイトさんも、給仕の際に緊張のあまり手がガクガクに震えてしまうに違いない。
「た、楽しんでいただけて良かったです! いつも気持ち悪いツイートしてすみません!」
謝りながらも、あまりの光栄さに泣きそうになった。
私などが、少しでもまいさんのお力になれている。こんな幸せなことがあるだろうか。
えっ? 私が? この美しく尊いお方の……? 生活の一部になってる、ってコト……?
私はまいさんに笑っていただくためにこの世に生を受けたのかもしれないと思い始めた。
「第2部も行くんですけど、動画をお願いしようと思ってて」
「えー!? どうしよう! 何話せばいいのー!?」
ここで時間切れとなった。チェキをお渡しくださる時、まいさんがお顔をむむっとしかめられる。
「ねえすごい変な顔しちゃったんだけど、ウインクみたいな舌ペロみたいな、どっちも失敗してない!?」
まいさんはやだー! と気にしていらしたが、私はチェキを捧げ持ち、「いえ! その、……大切に……!」と言って頭を下げた。フルサイズは(いえ、大変可愛らしいですし貴重なお写真嬉しいです、大切にします。ありがとうございます!)だったのだが、残念ながら1割しか出力できなかった。
まいさん、信者面オタクには毎回気合いを入れて表情作ってくださってる感じで嬉しい。今回の件も、まいさんって、人間なんだな……と感じられてほっこりする。
なお、私の直後にチェキを撮っていただいた夫によると、まいさんは彼の『これからも応援している』という旨の真面目なメッセージについてはウンウンフンフンとすっごい興味ないお顔で適当に頷き流して(えっ?)
「(しおんと)どこで会ったの?」と食い気味に聞いてこられたそうな。ひととおりその話をした後に、「しおんさん、かわいいですよねー」「ありがとう」で会話が終わったそうな。
えーーー!? まいさん、私のいないところでそんなことを……!? やだ〜〜〜♡ とときめいたけど、アイドルとそのファンとは全く思えない会話でおもろい。
第2部のライブでは、良い番号を引いたので最前の椅子に入れていただいた。まいさんのお姿をうっとりと見つめることに全力を注いでしまう。ああ、お美しい……。なんて綺麗な瞳。なんてつやつやのお肌。許されるなら一生見つめていたい。
何度か視線をくださったり、指でわっかを作って覗く振りのところで、私を見てくださったりした気がしたんだけど……うう、眼球に録画機能があればいいのに……。
後で配信映像でも確かめたのですけど、ラストの『Groovin Drive』の可愛いならば旅させよ、でちょっと視線下げて私を指さしませんでした? まいさん。
特典会では、まいさんとのお約束(?)通り、10秒動画をお願いすることにする。私のことを見て、私に向けたメッセージを話してくださるまいさんの動画をいただけるって本当にいいの? コスパえぐない?
順番待ちしている間も他のファンの人と話すまいさんを見つめて、恍惚としてしまう。ああお顔小さくて真っ白ウエストの位置がたっかい脚がほっそい横顔が美しい……。口元を隠して笑い声を上げてらっしゃるのも美しい……。
私の番が来た。スタッフさんに動画と伝えられたまいさんは、「わー、結局なんにも考えてない! どうしよう何話せばいい!?」と困っていらっしゃるご様子。
「えっと……じゃあファンサください! ライブ中みたいな感じで、適当に!」とリクエスト(まるで今思いつきましたみたいな言い方だけど事前に考えておいた)すると、さすがまいさん、プロでいらっしゃる。すぐに「ファンサ? ……わかった!」と頷いてくださった。
ああ〜♡ まいさんが私だけに話しかけてくださる〜♡♡♡ 私だけのまいさん〜♡♡♡(語弊)
バーン🔫、パンチ👊、キメ顔ウインクの3連発をいただきました。
画面に向かってパンチ(直線じゃなく、振りかぶって曲線をつけての本格的なやつ)はまいさんにとってファンサなんですね。確かに私はいつも、ステージの上を華麗に舞うまいさんの美しさやかっこよさに殴られて幸せになっています。
最後、耐えきれずに口を覆ってふふふって笑ってしまうのも、その後に手をパタパタさせながら名前を繰り返し呼んでくださるのも、大層可愛らしい。スクショして待ち受けにしました。
「これでよかったの?」
「ありがとうございます! ありがとうございます! めちゃ見返します!」
「変な顔してなかったー?」
「ぜんぜん! お綺麗です!! 毎秒! お綺麗です!!!」
「ありがとー……」
オタク、自分の信条に関わる部分については熱弁しがち。まいさんに美しくない瞬間など存在しませんから。
「それでは、ありがとうございました……っ、?」
これ以上まいさんのお時間をいただくわけにはいかない。お辞儀をして素早く去ろうとしたところ、
まいさんは大きく眉を下げて、しゅん……というお顔をされた。
誰よまいさんにこんなお顔させる人は! 許せん!!!
──────私ですねえ!!!!!
助けを求めてきょろきょろするも、スタッフさんは近くにいらっしゃらない。
えっ? これはどういう……???
もしかして、もしかしてですが、もう帰っちゃうの? という表情だったり、します……??
まいさんのお顔が曇るということは、天照大神が岩に隠れ世から太陽の光が消えるに等しい。無力な人間は慌てる。
えっ、だって、サインいただかないんだからもう時間……あれ? まだいいの? えっ? あ、あわ、あわ!?
大混乱している様を哀れに思われたのか、まいさんの方から私に話しかけてくださった。
「旦那帰ったー?」
「あっはい帰りました!」
「……え、別々なの?」
「え、」がだいぶ濁点寄りの発音で、『あの男、嫁置いて一人で家に帰ったんか……?』のごとくお顔が思い切りしかめられた。夫の好感度が地に落ちかけた気がしたので、私は慌てて付け足す。
「いえ、帰ったというか……! 他に用があったので!」
「そっかー」
納得いただけたようだ。よかったね夫。
そこでようやく、時間の終わりを知らせるスタッフさんがこちらへ来た。まいさんがにっこり笑って手を振ってくださる。
「またねー、気をつけてねー! ……あっ、楽しみにしてるね! えっと……あれ!」
おそらくツイートのことだろうとすぐにわかったので、「はい、また書きます!」とお答えすることができた。
私によく「気をつけて」と言ってくださるのだけど、まいさんこそ、夜道などには気をつけていただきたい。アイドルさん達には特例で拳銃の携帯を認めるべきではないかと思っている。
今回もチェキを申し込んでいたので、自宅でオンライン特典会を視聴した。
あとで見返した時、姿勢悪くて嫌なんだよね……と仰って(この話を横で聞いていて、黙ってサインを書き続けながらも、ぴょ!って背筋を伸ばしたエリカさんめちゃかわいい)椅子の上で背をのばし、姿勢をきっちり整えたあと、まいさんはにこっと笑ってこちらに手を振る。
「しおーん! ありがとう〜っ」
あぁ〜〜〜甘い笑顔〜〜〜〜〜〜〜っっ!!
コロコロリとやられてしまう。これまで何人の女を昇天させてきたのかしら、罪なお方。 まいさんが丘の上の女学園的なドラマに出演するならば、憧れの王子様的存在であること間違いなしだ。
\まい様のご登校よー!/
\きゃー! きゃーーー!/
「ああまい様、本日もお美しくていらっしゃる……! って、えっ……待って、まい様の隣に─────誰よあの女……!(ハンカチギリッ) 」
って感じのモブ生徒Cやりたい。親衛隊とか入ってたい。
後日受け取ったチェキには、「スーツ似合う?」と書かれていた。そんな、「地球、回ってる?」みたいな問いを……。世界一お似合いですが……??

〇2/11 『初心者アイドルオタクの女が小町まいさんに狂わされた記録、またの名をキモオタ怪文書』第1弾を公開
ぷらいべったー(創作用)やふせったーなら利用してきたけど、ブログ的なものを始めようと思うことは今までになかった。 なんか敷居が高い気がして。真面目な語りならともかく(そういうのも一応できますよ……!?)、感情をぶつける系の、私のライトな文体は向かないんじゃないかと思っていたし。
文章にしてまとめたら、まいさん、喜んでくださるかな。
迷いながら、下書きを毎日ちょっとずつ書き足していたので、考え出してから投稿するまでに、1ヶ月くらいかかった。
noteを選び、サクサクと登録を進め、ええいどうにでもなれー! と深夜に投稿ボタンを押して就寝した。
朝、布団に入ったまま上体だけを起こした私は、すぐに通知を確認するや黙って目を瞑った。

……まいさん………
いや当然まいさんがご覧になることは想定してたしそのために書いたと言っても過言ではないんだけど、こうして明らかな事実として確定してしまうと、こう……こう……。次の特典会、どんな顔をして行けばいいの……。
あとこれ、いいねの順としてはかなり早い段階で押されたのでは? もしも寝る前にご覧になったのなら、その後どんな気持ちでご就寝になったのかとひやひやする。
その後、ダルファンの先輩方からも、もしかしたらそうでないかもという方からも、温かいコメントをたくさんいただいた。
需要などないのでは? と思っていたのに、みなさんに楽しんでもらえたことがありがたい。大いに励みになって、こうして続きを書いている。
◾︎2/14 定期公演
パンツスーツ衣装もさすがに見慣れてきた。何回見ても、マニッシュとレディライクのいいとこ取りしてて本当に好き。
ライブ前半、エリカさんが女性エリア正面に来ることが多かった(気がする)ので、エリカさんきらっきらでにこにこでかわいい〜! ときゃっきゃしていた。
それにしても、いつもまいさんに気を取られてしまうけど、エリカさんもナツさんも本当に凄い。エリカさんは軽やかで綺麗な動き、ナツさんは元気な全力の動きと個性があるダンスで、2人とも音源以上に歌声が力強い。めちゃファンサしてくれるし……!
とちょっと他のふたりにそわっとしていたところを、『BLACK DIAMOND』で塗り潰された。
もう駄目です。まいさんしか見えない。
表情から笑みを消したお顔の、この世のものとは思えぬ麗しさ。ターンや腰を回す動き、ひとつひとつの振りの洗練され尽くした美しさ。
『BLACK DIAMOND』を皮切りにして、『Silent』『Allegro』『SHUTDOWN→REBOOT』(順番違うかも)と、私の大好きなクール曲が続く。まるで縫い止められてしまったように、まいさんから視線を動かせない。
『レビュープレビュー』の間奏、壁を見つめてぴたりと止まったまいさんの横顔があまりにも美しすぎて、じわっと涙が出た。
美しすぎるものを見た時、自然と涙が出ることを初めて知った。
美しいとはまいさんのためにある日本語だったのかもしれない、まで思った。国語辞典で「美しい」を引いたら「色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。または、小町まいのこと。」とでも書いてあるんじゃないだろうか。
そんなまいさんの美貌、プチプラでできてるの???? さすがに天然美人すぎる。プチプラブランド各位、今すぐ土下座してまいさんにモデル依頼しましょう。ナチュラル系春メイクとか素敵だと思います。
いや〜〜〜でもまいさんにはやっぱりデパコスブランドのモデルをやってほしい……! つよっつよにキメた、上から見下すような表情で全てを圧倒してほしい。艶のある赤リップがいい。
ロフトとかPLAZAとか薬局とかのコスメコーナーって私も好きだけど、まいさんにはデパコスのカウンターがお似合いです……。まいさんの接客、BAさんも楽しくて仕方ないと思う。BAさんの方からお願いしてあれもこれもと試したくなると思う。
特典会では、もはや当然のごとくサインありのチェキを選択。あのキモ文章を読んでいただいた後だから、なんて言われるかな!? とどきどきはらはらする。
ツーショットの前にまいさん単体のチェキ(サインなし)を3枚お願いしたところ、「多いな……?」というまいさんの小さな呟きが聞こえた。ごめんなさい! 機械からチェキが出るまでの間に、にこーと目を細めてこちらを見てくださった。
まいさんのお写真タイムが終了。ツーショを撮っていただくためにステージに上がると、まいさんがにっこりと……いやこれはにっこりじゃない……『にやにや』というお顔だ!
「ねー、ブログ読んだよ〜??」
「ああ〜〜〜〜〜っ(悲鳴)」
早速動揺しながらも横に並ばせていただく。
撮影の際に、まいさん! またわたくしの肩に! 触れましたね!?
でもいつまでもサラサラと灰になって崩れている私ではありません。さすがに慣れてまいりましたとも。その時だけ意識を遠く飛ばすことによって、個体を維持しました。
…………………ドッドッドッ……(心臓の音)
「ブログね、本当にありがとうね。なんていうか……今まではこんなに愛情が深いと思ってなかったから、びっくりしちゃった」
まいさんのお言葉に意識を引き戻されてハッとする。
「え、えー!? ……あ、あはは! すみません!」
えっ!? 今まで伝わってなかった!? とこちらが驚いた。だって、
まいさんほんとうにいい声すぎて歌がうますぎてダンスもうますぎて表現力があってスタイル良くて黒髪ショートヘアが誰よりお似合いでお肌つやつや真っ白で涼やかな瞳に透明感があって鼻筋が通っていて顎が小さくて
— しおん (@Uid7W6t) December 14, 2024
小町まいさんの笑ってないお顔が特にぶっ刺さって好き、笑顔は親しみやすい可愛らしさでそれはそれでキュンだけど、自然体のお顔やすんと澄ましたお顔はもう息をのむような美しさで胸がグギュッッとなる
— しおん (@Uid7W6t) January 7, 2025
いつもこれが通常運転だから……。
でも確かに文量が多いとそれだけで圧になるのはわかる。まいさんに喜んでいただければと思ったもののかえって困惑されてしまったのならば、記事を削除の上で切腹すべきか。私はそっと探ってみた。
「その、つい熱が入っちゃって〜!」
「ねー、熱っていうかさ、あんなに面白く……。かぎかっこの太字の、『今度からしおんって呼ぼうかな』のとこでまい爆笑しちゃった」
よ、よかった……。ちゃんと楽しんでいただけたことに心の底からほっとした。
まいさんが引用してくださったのは、以前まいさん自身が仰ったことだけど、笑っていただけたのならよかった。勝手に青空広げちゃったけど。
「ああいうことしてくれる人いないから、嬉しい」
「まぁ……なかなかいないですよねぇ……!」
そう言って苦笑いすると、あ、とまいさんは少し迷うような表情をされた後に、微笑んだ。私はぴんと来る。
オタク早口でまいさんの美しさを讃えまくるイカれた奴(=ああいうことしてくれる人)は他にいなくとも、きっと、まいさんやダルフォンさんへの愛情を込めた文を書く人はいらっしゃるのでしょう。それらの人々の存在を否定したくはないという、まいさんの優しさだ。私はわかっておりますよまいさん!(全然わかってないかもしれない)
このままだとnoteのお話で終わってしまう。私はこの時間に言っておかねばならないことを思い出し、片手を上げる。
「あの、今回はプレゼントを用意してまして!」まいさんは目を丸くして軽く仰け反られた。
「えー、うそ! プレゼント!?」
「スタッフさんに預けてますので、あとでお受け取りください」
「えー、えー……」まいさんはまだびっくりしていらっしゃるご様子。
この日はバレンタイン当日。ダルフォンさんはサイン入りチョコをいただく権利を販売していたのですが、私はまいさんにバレンタインを『渡したい』方なんですよう……! まいさんからいただくのは解釈違いでして〜!
まい先輩の靴箱に潜ませておこうとしたら既にギッチギチに詰まってて諦め、勇気を出して直接渡そうとしたものの他の女子に囲まれてる姿を見たらそれもできなくて、まい先輩の教室から出てきた女子生徒に「まい先輩に渡していただけますか!」って頼んだ感じです。
こいつまた幻覚見てる怖
「……バレンタインだから?」
頷くと、きらっとまいさんの瞳が悪戯っぽく輝いた。唇が微笑みの形を描く。
「……、本命? 」
きゃぁーーーーーーー!!!!!!(心の中で大ジャンプ!)
このちょっと意地悪な感じの! 小悪魔的な!
じ、と試すような眼差し、美しいーーー! 連写して全部額縁に入れて部屋中に飾りたいーーーー!!!
そうです♡ とハートマーク付きで言い切りたくなるけどさすがに思いとどまる。苦し紛れに「……そういうことで〜……! 」と伝えると、まいさんはおかしそうに笑ってくださった。
この日まいさんにお渡ししたプレゼントは、ブルーのラメ入りの透明なクリームリップ。以前から、まいさんに絶対にお似合いになる〜!と思っていたものだ。私も自分用に、色違いで買いました🫶
ちょうどこの日のMCで、まいさんが最近コスメにもお金をかけられるようになってきたというお話をされたところだったので、ちょうどよかった。
そうしているうちに、時間の終わりを告げるアラームが鳴った。こういう音を聞くと、一刻も早く立ち去らなきゃという焦りに襲われる。小心者だから。
まいさんは締めに入りつつも、まだゆったりと話しかけてくださる。
「ありがとー。ブログもほんとにありがとねー」
(頷きながら)「アッ……ァ…… (早く行かないと……)(またnoteのこと言われた恥ずかしい……)」
「ふふ。『ァ、ァ……っ』」
まいさんにオタク仕草真似されたぁ! 絶対語尾に『笑』ついてたぁ! えーん!
今日も来てくれてほんとにありがとね、といつも通り優しく見送っていただき、私はステージを後にした。
まいさん「あ、おつかれー」
夫「おつかれー」
え、なに今の、『ちーっす✋』みたいなお声は……?? まい、さん……?
私に向ける声色とあまりにも全然違ったので、思わず振り返ってしまった。何このひっくい熱量のやりとり。仕事の同僚か?
私がまいさんにお熱すぎて心配していただいたようですみません。ライバルだね、と夫に仰ったそうですねまいさん。嬉しいですまいさん。

この日、私はわざと無地のニットと黒のフレアパンツを着てきていて、まいさんと自分の圧倒的差をリアルに感じることによりまいさんの素晴らしさを噛み締めようと企んでいたんですけどすっかり忘れていました。
◾︎2/16 アイドル甲子園(神田スクエアホール)→ 『サクラクラ』リリース記念ミニライブ&特典会(エンタバアキバ)
初の現場はしごだ! 気合いを入れて10センチの厚底を履き、神田スクエアホールへ向かう。
だがここで悲しい事件が起こる。会場に入るまでに、まいこまち(※バッグ)につけてきたまいさんアクスタを紛失してしまった。自分の不手際によってまいさんを1人にしてしまったことが申し訳なくて悔しくて泣いてるけど、拾った誰かが「うわっ誰だこの美人……」って思って調べてくれたらいいなと願っています。エンタバアキバで買い直しました。
頑張って踊りながら生歌で歌って、にこにこ笑顔を振りまいてるアイドルちゃん達を見ていると、「みんなえらい」という気持ちになる。ベルミュを知ってからライブハウスなどに通うようになったけど、しっかり歌って踊れるアイドルってこんなにいるんだなあ。今まではテレビに出ているような人達しか(それもうっすらとしか)知らなかったので、自分の視野の狭さを痛感する。みんなすごいよ〜〜。
かわいいアイドルちゃん達の出番が終わり、ダルフォンさんが現れると一気に空気が変わった。ああ……っ大きい箱で見るまいさんもまた素敵……!
『SHUTDOWN→REBOOT』
やった! カッコよくかつ楽しく盛り上がれる曲調で、対バンの1曲目にぴったりですね。
遠くの一般エリアにいたのにまいさんと目が合ったような気がして、えっもしや見つけてくださった……!?とどきどきしていたら、ラスサビの『情報の洪水に溺れないように』でにっこり笑って指さしてくださり大変嬉しかったです。
『Allegro』
よろしいんですかーーー!? このお衣装の『Allegro』は本当に本当に素晴らしい。サビでぴょっと片脚を上げるところの角度がさすがまいさんって感じで大好きです。人の頭の隙間からバッチリ見ました。今日も最高でした拍手。
なお、カッコイイ曲でまいさんの前髪が乱れるとキャーーーーーーとなる性癖はこの曲のMV終盤により目覚めさせられた。こう……高貴で完璧なものが乱れることによる官能的美といいますか……(ろくろを回す)
『最大風速』
えー!? 嬉しい嬉しい嬉しい!! これも大好きな曲。サビのターンの美しさは言わずもがな、ラスサビで姿勢を低く落とした後に拳を高く突き上げるまいさんの荒々しさがだーいすきですかっこいい〜〜〜!
『Lightsurfer』
イントロで頭を抱えた。己が立派なダルフォンのオタクになってきているのを感じる。そろそろダルファンと名乗ってもいいですか?
この大きさの箱での『Lightsurfer』、かっこよかった……。
『レビュープレビュー』
イントロで両目を片手で覆った。
何これ私のためのライブ? 違う。え、いいんですかこんな……。
楽曲の素晴らしさを噛み締めながら、まいさんを拝むように見つめる。小町まい、美の化身……。というか本当に人間……?まいさんが「実は天女なんだよね」って仰ったら、「ですよね! 人間にしては神々しすぎると思いました!」と迷わず言う。
最後に『Sparkle』。〆として完璧ですね。
神セトリで満足度高すぎるし、対バンでダルフォンさんの凄さを感じることができてよかった。ちなみに対バンライブの意味をまだよくわかっていない。
まいさんに差し上げたリップの購入時、お揃いで自分用にも買った色違いのリップを塗り直して、特典会へと向かう。ふふ、まいさんとお揃い……! いつもしてるマスクも取っちゃう。
あーーん最高だったーーーとこの下書きをぽちぽちしながら特典会の列に並んでいたら、いつの間にか、私のすぐ後ろにまいさんが立っていらしてスマホを手からすっ飛ばすかと思った。
ち か い
え!? いつもステージの上にいらっしゃるまいさんが……同じ床を踏んでる!? 実在性高すぎない!? そりゃあ実在してるからね!
違う方向を見ているまいさんの横顔、ぞくぞくするお綺麗さ。ああお肌が真っ白つやつや、髪さらっさら……。まいさんって、スタイルが神すぎて高身長に見えるけどそれほど背が高いわけじゃないんだよなー……何センチなのかしら……
この機会に遠慮なく見つめちゃおうかな!? と思ったけど、まいさんが正面を向いたので、サッと視線を逸らした。
目が合っちゃうかと思った、心臓苦しい。私はまいさんが他のところに意識を持って行っていらっしゃる時しか、彼女を見つめることができない悲しき生き物……。
スタッフさんに「今日はツーショットで大丈夫です?」と聞かれる。もしや私がまいさんのお写真を収集したがってる変態だとご存知で?
撮ったばかりのチェキを手に、まいさんが悪戯っぽく私に微笑みかけてきた。
「口紅かわいいー?」
「? はい!」
当たり前すぎるので何も考えずに頷き、2秒後くらいに「あれ!?」となった。
……ん!? 待って、今のまいさんの唇って、まさか……? そ、そんな都合のいいこと、ある!? あわ、あわ、わわわ!?
焦ってぐるぐるしていると、まいさんは真正面から、黙って私のことをじぃぃっと見つめてこられる。まいさんの前でマスク外すのって久しぶりだ〜! この超絶美女の前に、己の顔面を晒すのってすごい緊張感……!
……あっ、もしかしてリップ塗りすぎてテカテカになってます!? それともマスカラ下手くそなのわかっちゃう!? 沈黙こわいこわいこわいよー! 瞬きの回数まで意識してしまいながらぶるぶる震えている私に、まいさんは呟くようにぽつんと仰った。
「……え、かわいい。すごいかわいい」
「……ぁっ、ありがとうございますっ……」
限界オタクは声を上ずらせながら目を逸らしてしまう! ああー! せっかくまいさんが褒めてくださってるのに! 推しからのかわいいが一番嬉しいのに! 嬉しいからこそ! ああ〜!!
息も絶え絶えで死にかけながらも、私は何とか右手を持ち上げ、自分の口元を指さした。
「あ、あの、今、まいさんに差し上げたのと同じのつけてて、」
「えー、お揃いだー!」
そこで手元の鏡を見て、口元に人差し指を添えてにっこり笑みを作るまいさん。
ここでようやく、ハテナがほとんど確信に変わる。うそうそうそほんとに!?
「えっ? あの……つけてきてくださったんですか!?」
「うん」
「えーーーーーーーーー!」
そんなことある〜〜〜〜〜〜!!!??♡♡♡♡♡♡♡
私が差し上げたものが、目の前にあるまいさんの美貌を彩っているだなんて。神対応どころじゃない、あまりにもありがたすぎる。お揃いリップでチェキ撮っていただけたの嬉しすぎ!? この思い出を胸にあと100年生きられる気がしてきた。
それにしてもまいさんのお顔に自然に馴染みすぎていて、まったく気づかなかった。よく見れば確かに、ピンク色がほのかに輝いている……?
「……えーーーー……っ?」
確かめたくなって、覗き込むようにまじまじと見つめると、まいさんが照れたように手を振った。
「ちょ、めちゃ近い!」
「ああっ! すみませんすみません!!!」
私はすぐさま飛び退いた。下民の分際で、まいさんにこんなにも近づいてしまうなんて! なんたる不敬!!
ここで、まいさんから見下すような視線で『謝るくらいなら誠意を見せてほしいよね……』などと言われたら私はクレジットカード(暗証番号付き)を差し出して土下座したかもしれないが、お財布の出番はなかった。まいさんはお優しい……。
「さっそく使ってくださって嬉しいです……!」
「ん、手紙もありがとう。また熱い文章で……」
まいさんがくすくすと笑う。そんなに熱い文章書いたっけ……? と首を傾げていると、まいさんはこうも添えてくださった。
「癒されたー、イライラ解消された」
「……………え゛……イライラが……あったんですか……?」
危うく瞳孔が開きかけた。
永久(とわ)に健やかに幸せに生きてくださらなくてはならないまいさんに、イライラ、ですって……?
私は一体何を滅ぼせばよろしいですか!? まいさんご指示を! と仰ぎ見るも、まいさんは「あー! や、ごめん! 気にしないで!」とぱたぱたと手を振る。
そのタイミングでお時間が来たために、その話題は終了となった。それ以上の詳細は一切聞かないので、処理すべき対象だけひとこと教えていただきたかった。くっ。
「この後のエンタバアキバも行きますね、では……!」と後ろ歩きで遠ざろうとしている私に、まいさんはなおも質問を投げかけてくださった。
「ライブどうだったー?」
「……最っ高でした! かっこよかったです!」
あんなにも感動していたのに、その後の特典会ではライブの感想伝え忘れがち!
他のアイドルさんも何組か楽しませてもらってから、アイドル甲子園の会場からエンタバアキバへと移動。
リリイベのライブでは、またも椅子に座って鑑賞することができた。
悲喜劇的アイロニー、曲調も好きだし、どこで止めてもまいさんが美しくて大好き。サビに入る前の止めのポーズが様になりすぎだとか、サビで首を上に反らす際の顎が綺麗すぎるとか。
この美しさを下々の者に分け与えてくださるまいさんに、何度でも感謝したい。
特典会では、10秒動画をお願いする。
まいさんは「何か言ってほしいこととかあります?」と聞いてくださったが、まるっとお任せすることにした。わくわく。
ブログが面白くて嬉しかったということを仰ったあとに、『じゃあ今度からしおんって呼ぼうかな』(12月のリリイベ特典会)のところを再現してくださった。永久保存版だ〜! ありがてえ……!!
サッカーユニフォーム姿のあの爽やか王子感はなく、むしろ自分が圧倒的優位とわかっているからこその、対象をわざとからかって遊んでる悪い女感が強くて、これはこれでとてもよいです……♡
撮れてる〜? とスマホの画面を覗き込んだまいさんは、むっと不満そうなお顔をされた。
「顔がまんまるい〜……」
「ええ!? そこがお可愛らしいんじゃないですか!!」
思わずでかい声を出すと、まいさんが口元を隠して笑う。
いやだってこれは思想の根幹に関わることだから! 輪郭が丸みを帯びていることにより幼げな甘さが醸し出されていて、この整ったお顔立ちとのバランスが絶妙で! 綺麗だけじゃなく可愛らしさもあって! 完璧なんです、まいさんのお顔は!
口元に指を当て、ふふー、お揃いー、とにこにこされたまいさんが、何かを思いついたような表情で私のことを見る。
ああっまた人を惑わすような笑みを! 私がまいさんのお顔が大好きなのをご存知の上で! 確信犯ですね!?
「似合う?」
「……えー!? もう馴染みすぎてて何のことかと思いました! 勿論とってもお綺麗ですお似合いです!」
急に饒舌になるじゃんこのオタク。
塗る前の唇の色の主張が控えめになるので、遠くから見るとお衣装も相まって中性的な美しさがあるし、近くで見るとベビーピンクといった甘めの色味で可愛らしい。お顔の透明感がさらに上がってしまったけどこのまま雪のように溶けて消えてしまったらどうしよう。
拳を握って熱弁すると、んふふふ、とまいさんは身体を折って笑ってくださった。
最後には、「ほんとに今日も気をつけてお帰りください」と丁寧なお見送りの言葉。「またね、今日もありがとね、ほんとに」とずっと手を振ってくださるまいさんのお優しさに心の中で涙しながら、ステージを後にした。
オタク特有早口ではあるものの、最近まいさんを前にしてもそこそこお話できるようになってきたかも!? 気のせい!?
…………気のせいかも…………(この日、後ろにまいさんがいらっしゃった時の自分を思い返しながら)

この日のオンライン特典会、私の名前を呼んでくださったまいさんは、いつもなら手を振るところで目を瞑り、自分の唇を指さしてから、画面に向けてにっこり微笑んだ。
ああーーーーー♡
まるで2人だけの秘密みたい。なんて甘美なお味〜……♡ まいさんったら〜♡
まあ私は全く秘密にしていないんですけれどもね✋
○おわりに
この記録はまだまだ続けたいと思っているけど、ここで一旦区切りとして。これまで、敢えて避けていた話題について触れようと思う。
「SANDAL TELEPHONE 活動終了のご報告」を目にしたのは、去年の12月30日のことだった。
……うそ、と口の中で呟くと、全身から血の気が引いて、液晶に触れる指先が凍るように冷たくなった。
私はアイドルオタク初心者。推しているアイドルの活動終了や卒業というものを経験するのは、これが初めてのことだった。
その日はなかなか寝つけなかったし、何日も喪失感でぼんやりとしていた。ダルフォンの曲が一切聴けなくなった時期もある。
新規で、かつそれまで定期公演くらいしか顔を出していなかった私ですら、この様なのだ。長く彼女達を応援してきたファンの方々は、どれほど苦しく悲しいことだろうか。
そして。
人生の大部分を捧げてきたものの終わりを告げる文章を、これを出せば皆が傷つくとわかっている文章を、彼女達は、どんな気持ちで投稿したのだろう。
信じたくない、やめないで、そういった剥き出しの感情の渦のような声達を、どんな思いで見ているのだろうか。
「悲しい気持ちにさせてしまってごめんなさい」と謝りながら、まだ若い、生身の女の子達がすべてを受け止めている。その痛みを想像するだけで、重苦しいものが喉を迫り上がるような気分になる。
大丈夫かなと不安に思いながらも1月の定期公演に行くと、エリカさんは残念ながら不参加となったものの、まいさんもナツさんも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。悲愴な雰囲気など、こちらに感じさせもしなかった。
ダルフォンさんって本当に凄い。
たくさんの人々の想いをあの細い背中に背負いながら、私達の前では笑顔を見せ、楽しい時間を過ごさせてくれる彼女達─────特にその中でも、厚いサービスで、私を幸せにしてくれた小町まいさんのために、私に何かできることはないか、と考えるようになった。
ド新規かつまいさんを信仰対象として崇めてエンジョイさせていただいている私は、まいさんについて本当に何もわかっていない。いっそ誇れるほどにわかっていない。彼女がラーメンがお好きなことすら、実を言うと「あの清くお美しいまいさんが……??? ラーメン専門店に……??? サラダボウルとかじゃなくて……??(きょとん)」とまだ飲み込みきれていないのだ。こら。
それでも、まいさんはよく(検索に引っかからないのでは?というのにまで)私のぶっ壊れハイテンション感想ツイートにいいねを押してくださるので、好意的に思ってくださっているのかな……? とは以前から思っていた。
まいさんが本当に喜んでくださっているのならば、これらの文をまとめて形にして、長い文章として出したら、どうだろう。
まいさん、笑ってくださるかなあ。
でもな……と迷いながら、結構な期間、メモの下書きに書き溜めていた。新規だからこそ、ライブや特典会などのひとつひとつの記憶が鮮明に残っているから、全く難しい作業ではなかった。
そうして1月末に、まいさんご本人から直接、落ち込んだ時に私の投稿をご覧になっていると言っていただいたことに、背中を押されたような気持ちになって。
2025年2月11日、「初心者アイドルオタクの女が小町まいさんに狂わされた記録、またの名をキモオタ怪文書」のnoteを投稿した。
まいさんにもダルファンの先輩方にも、うっわなんかやべーオタクいんぞ!? と笑っていただけたらいいなー……と願いつつも、閲覧数0で終わるか見ていただけても盛大にスベるかかな!? と思っていたのに、とても温かいご反応をいただき恐縮である。こんなもの読んでくださってありがとうございます本当に。
幸せそうで楽しそうだなこいつ、ということが伝わったら幸いだ。恥を晒しまくっているかいがある。
まいさんのおかげで、私は今、とっても幸せなんですよ。本当にありがとうございます。ほんの少しでも、お返しができたらいいのですけど。
まいさんが今後、どのような道に進まれるのかはわかりません。
歌やダンスを続けてくださらないかなあとか、いや今まで大変だった分穏やかに過ごしていただきたいなとか、どうか危ないことはされないで〜とか、ついあれこれ考えてしまうけれど。
アイドルとファンという関係性以前に、人生はその人自身のものであって、決して誰かから干渉されるべきではない。その境界線は、しっかり自分の中に持っておきたい。
まいさんが健やかに自由に、のびのびと自分の人生を歩んでくださることが、私にとっても一番幸せなことだ。
芸能界もこちら側の世界も、若者がひとりで生きていくのは厳しくて、自分の好きなように楽しく生きるというのは、簡単なことではない。
でも、頑張りやさんで、心優しくて、私達にたくさんの幸せを届けてくれる素敵な女の子達の未来は、絶対に輝かしいものであるはずだ。そんな世界じゃないとおかしいから、私は、まいさんもエリカさんもナツさんもめいっぱい幸せにな〜〜〜れ! と自分の全力をもって祈り続けようと思う。
現実的にできることとしては、選挙に行くとかかな?
結構な長文になってしまったが、まいさんはここまで読んでくださっただろうか。
情緒がおかしい偶像押し付けオタクのことは1ミリたりとも気にせず、まいさんのお好きなように生きてくださいね。あとご指示いただけましたらこのnoteはすぐ消します。
4月21日を過ぎたら、ひとつのステージを降りたまいさんの幸せを一心に願い、同時にまいさんの幸せを邪魔する者に対して生霊を飛ばすお仕事に就く予定ですが、それまでは精一杯、SANDAL TELEPHONEのアイドル、小町まいさんのことを応援させていただきたいと思う。
現場に顔を出すようになってから供給に筆が追いつかないので、また続きを書いていきますね! このシリーズ(?)ではまいさんに焦点を当てる一方で、いつかダルフォンさんのこの曲が好きーみたいなのも書けたらいいな。
あ、ちょっと最後に、私の中でホットな話をしていいですか?
議題【まいさんはあの美貌で、どうやって目立たずに日常生活を送っていらっしゃるのか】
当然、まいさんは私服姿もお美しい。(最近TikTokの動画を漁ってたのですが元々シンプルなデザインの服がお好みなのでしょうか? 最高です) たった一瞬すれ違っただけで目に焼き付いて、一生忘れられなくなるようなドラマティックな美貌─────私はあのまいさんが、スーパーやコンビニやファミレスやラーメン屋やチェーンカレー店に出入りしているところを全く想像できない。会員制バーのカウンターでひとり優雅にワイングラスを傾けていてほしい。
そんな個人的な願望はともかく、どんな目的地であっても、お出かけになったまいさんが一切不快な思いをされず、無事にご帰宅できるところすら、上手く思い描けずにいる。
私の知る現代日本は、若い女にとっては全く安全でなくて、ナンパ野郎に痴漢に盗撮魔にストーカー、あらゆる魑魅魍魎が跋扈している。あの光り輝くような存在感のまいさんが、奴らに目をつけられないわけがない。
それにそこまで悪質でなくとも、私がまいさんがCoCo壱に入店された際の店内を想像したように、あらゆる場所でザワザワ騒がれることは避けられないだろう。まいさんがスーパーの店内でカゴを腕に掛け、片手で卵のパックを持って(高いな……)と考え込んでいたとしても、きっと強欲なおばちゃん達に『あなた女優!? モデル!?』『とりあえずサインもらっていい!?』『息子に自慢するから写真撮っていい!?』と囲まれてしまう。
帽子やサングラスなどで変装しているとしても、あのスタイルではむしろ只者ではない芸能人オーラが溢れ出てしまうだろう。かえって『国民的美女がここにいますよー!!!』とばかりに目立ってしまうはずだ。
まいさんを知ってから数ヶ月、ずっとそんなことを考えていたのだけど、ついにこの度、ひとつの仮説を思いついたので提示したい。
『まいさんは心が醜い人には見えない妖精さん説』
これなら、まいさんが無事に外を歩けるのも納得がいく。まいさんの周りで生きる善良な人々は皆、まいさんのお姿を拝見できた幸せを、黙ってそっと心の中の思い出のアルバムにしまっているのだろう。ついでに妖精さんなのなら、あの非現実的な美しさにも、歌や踊りが極めてお上手なのにもすべて説明がつく。
まいさんに安全に生活していただきたい私は、本当にそうであったらいいなーと結構本気で願っている。
おわり!
※このnoteは、小町まいさんご本人にご迷惑がかかると判断した場合には速やかに削除いたします