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学生車旅【7/21】

時計は06:00。まぶしさと暑さで目覚め強制的に起床。昨晩の雨を忘れさせる晴天の下、この日は気仙沼を目指す。

今日は、相方のオンライン面接があるのと、釜石市の事業者の方にお話を伺いに行くので、キャンプ場で身支度を整えてから移動する。キャンプ場の水道でシャンプーをして、ひげをそって、着替えをして、ワックスを付ける。めっちゃ気持ちいい。

一気に目が覚めたところでまず向かったのが釜石市のコワーキングスペース「co-ba kamaishi marudai」だ。釜石市の一大観光地である釜石大観音の眼下に広がる仲見世通りはさびれて悲しいオーラで溢れていながらも、ひときわ輝いていたのがこのコワーキングスペースだった。会計を済ませ二階に上がると、おしゃれな雑貨や代表がDIYした自慢の家具がいっぱい!ここでも相方が面接をしている間、大学の課題を進めることに。たまに集中できなくなるのでハンモックでゆらゆらして気分転換しながらなんとか集中力を維持する。

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相方の面接が終わりおなかが空いたので、「魚河岸テラス」で魚を食べることに。3件あるお店の中から、気になるメニュー「釜石サーモン丼」の文字を発見。釜石市は鮭が有名だと聞いていたし、サーモン大好きなので迷わず注文し、いざ実食。マスのように赤い身であっさりしてしつこくない、めっちゃ美味しい!おかげでこのあとの事業者の方とのお話も全快で臨むことができた。

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この日の釜石の予定がすべて終了し、いよいよ気仙沼に向けて進みだす。三陸沿岸をゆっくり南下しながら途中、陸前高田の奇跡の一本松を見物しに寄り道。新しくモニュメント化しても生命力と命の大切さを感じるとてもいいところだった。施設が完成したら再訪しようと思う。

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あたりが暗くなるころ、やっとこの日のゴールである気仙沼に到着。今夜は「ゲストハウス架け橋」で一泊する。スタッフの皆さんがアットホームな雰囲気で温かく出迎えていただいた。宿泊者、スタッフ全員が学生か20代だったので、すごく居心地がよかった。旅中に消費しようと思っていたハイネケン1ケースがあったので、それをみんなで飲みながらボードゲームしたり話をしたり、大人の修学旅行みたいで童心に返って楽しむ。

そうこうしていると時間があっという間に過ぎていき、楽しさと疲れとアルコールでこの日はすぐに寝てしまった。

今日進んだのは約70キロ。やっと岩手県を抜けることができた。岩手県は本当に広すぎた!明日は進めるだけ進んでみようと思う。


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