やりたいことを見つけるために動いたこの1年間

僕は今年26歳になる。

この1年間、去年の1月頃から今日にいたるまで毎日毎日考え続けた。
派遣で生活費を稼ぎながら特に遊びもせず毎日が過ぎていった。

情けない僕は25年間受け身の人生だった。

去年の25歳になる年、このままではだめだととりあえず正社員として就職だけしよう!と半年間、職を探し続け毎日毎日同じ求人サイトを眺めなにか新しいおもしろそうな求人はないかな?と期待しながら待っていた。

けれども時間がたてどたてども求人サイトに自分の求めるおもしろそうな求人が乗ることはなく時間だけが過ぎていった。

そして半年が過ぎ僕はようやくこのままではいけないと思い、意識の高い系の本を読み漁り「これからは会社に依存してはいけない」というような言葉にたくさん出会い、僕も自分で何かを始めよう!就職はしない!と決意しその後半年間考え続けた。

この半年間は仕事中、仕事が終わった後寝るまで、休日朝から寝るまで、全ての他に集中しなければいけないことがない間は何をするかを考え続けた。

この間に僕の頭がよく働いたのは具体的なあれをしよう!これをしよう!という事よりも、どういう軸で何をするかを決めよう。だった。

例えば
・人が喜ぶことをしよう
・お金がないと生活できないし、お金になることをしよう
・お金は稼げなくてもいいから自分の心の求めるものを追い続けよう
・自分の得意な表現方法で色々な事をしよう

などと言ったを決めてから中身を決めていこうとしていた。

けれども今思えばこの軸というのは軸でもなんでもなく本当にただふわっとした現実から逃げたいばかりの言い訳だったと思う。

そして半年間何も決まらないまま過ぎることになる。

半年達経過し、僕はようやく大事なことに気付くことができた。それは、何かを始めたい、何かをやりたいという事の前に確実にやりたいことがあった。

それは自立すること。

僕は25年間実家に住みずっと一人暮らしをしたかった。一人暮らしなんてすぐにできるじゃん、そんなことか。という人もいるかもしれないが僕はずっとやりたい仕事に出会えた時、その仕事が遠くの場所だったら、現地にいかなければできない仕事に憧れるかもしれない。

だからすぐに行動に移せるように、すぐに引っ越せるように、と実家をでることをためらい続けた。

実家をでると決めたときからは毎日ワクワクが止まらず前に進むことが楽しくてたまらなくなった。そして実家をでてからは毎日やりたいことが山のように溢れ出てくるようになった。

この事から僕は大切な事に気付くことができた。
それはやりたい事がないと言う人であっても、絶対に1つはやりたいことがあるはずだ。

やりたいことと言うのは世間的には「どんな仕事をやりたいのかや何かやり遂げたいこと」という事に思われがちだがそうではなくて、あのお店に行ってみたいや一人暮らしをしてみたいやあのスポーツをやってみたい、など経験したいと思ったことは全てやりたいことに含まれる。

こういった事柄は大小でいうと、小さい事に含まれて、仕事やなにか成し遂げたいことなどは大きな事で、大きなやりたいことを見つけるというのは簡単なことではなく、なかなか出会える、見つけることはできない。

ならどうすればであえるか?
それは自分にブレーキをかけず小さなやりたい事をしっかりと自分に経験させることだ。

それはなぜか、大きな事を見つけようと、探そうとしても小さなやりたい事が頭の中をぐるぐる駆け回り大きな事を見ようとしないからだ。

小さなことすらやらない自分に嫌気がさしてしまう。大きな事を探しているのに頭の中は小さなことが駆け回る。

ならば答えは一つで、あのお店に行きたい!とかは正直あまりどうでもよくて、一人暮らしをやりたい。や1度あの国へ行ってみたい。や英語を習得したいと思っている。など、胸の内にずっと光っていたやりたくてやりたくて仕方がなくて、けれどそこまで大きな気持ちになっていなくて、けれどいつかは絶対に。と思っていること、1つは絶対にあるはずだ。

僕はそれが一人暮らしだった。

僕が見つけた答えは仕事や成し遂げたい大きなやりたい事が考えても考えても見つからなかったときは、胸の内に秘めているずっとやりたかったこと(仕事とは全く関係のないことでいい)をまず自分のためにやってあげる。それが必ず大きな1歩を前に進め大きなやりたい事を見つける心の扉(好奇心)に出会えると思うよ。


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