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コンセプトに関するお宝系のことば(塩見直紀選)

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いろいろなことばをこれまで「ことば貯金」してきました。そのなかで、コンセプト系のことばだけを抽出したボックスを自分のためにも作ってみました。1993年ころ、「新概念創出力」という…
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#メモ写真

メモ写真010「社会彫刻」

ドイツの現代美術家ヨーゼフ・ボイスが提唱した概念。こちらも9・11から20年の今日、自分に、そしてあなたに贈ることばです。

メモ写真104「整理→創造→概念の創造」

哲学者・小川仁志さんの『超・知的生産術 頭がいい人の「読み方、書き方、学び方」』の本にあった図です。毎日、noteで「セレンディピティのためのことば」を紹介していますが、「概念の創造」をめざすという自分にとっての意味もあります。

メモ写真208「ジョン・ケージ《4分33秒》」

米国の音楽家ジョン・ケージ(1912-1992)が1952年に作曲した作品。音楽系の人間ではないのであまり考えて来なかったのですが、現代音楽にも新概念の創出が重要なのですね!

メモ写真253「造語努力」

海を渡ってきた漢字。英単語翻訳で造語(例.哲学、文化、概念など)をつくる努力をし、それがまた中国へ帰っていく。造語努力は関心分野です。

メモ写真219「概念・場所・関係(relation)」

アートの世界で重要視されるものとして、あがっていた3つのキーワード。どんな世界についても大事なことといえそうです。

siomemo614「概念工事」

1992年ころ、「新概念創出力」ということばに出会い、影響を受けて30年。以前から気になっていた松岡正剛さんの『概念工事』(1980)というタイトル本。やっと手に取りました。「概念工事」とは何か。気になります。

siomemo547「美の概念60」

「概念」で検索していて出会った本(2012)。最近だと、『アニマル・スタディーズ29の基本概念』という本が出版されていて、『概念+数字』という本は今後も出るのかも。60ある美の概念のなかで、コンセプトマニアの僕はやはり「コンセプチャル・アート」がいちばん気になります。小崎哲哉さんは『現代アートとは何か』(2018)で「インパクト、コンセプト、レイヤー」が現代アートの三要素といいます。

siomemo597「世界の見方が変わる50の概念」

「論文に求められているのは、つねに『新しい概念を打ち出すことだ』」。齋藤孝さんのこのことばにインスパイアされて以来、僕は齋藤さんの「概念への関心」に注目していました。すると、何年後かに出たのがこの本(2017)でした。他者が創った「概念という宝刀」の自己宝刀化。あらためて学ぶため、再読しています。

siomemo926「風景をつくるごはん~都市と農村の真に幸せな関係とは」

「石積み学校」で有名で、景観工学が専門の真田純子さんの本(2023)を拝読。「新概念創出力」を僕は30年追いかけていて、「コンセプトリーダーシップ(コンセプトによるリーダーシップ)」というものを考えているのですが、とっても興味深かったのが、「風景をつくるごはん」と名づけられたという以下のお話でありました。 地元の産直市で手に入る野菜だけで暮らすというのは、中山間地域のことを想像しながらの個人的な行動であったが、徐々に、これを広めていくことが必要なのでは? と感じるようになっ

メモ写真021「コンセプト宿/コンセプチャルな宿」

コンセプト好きにとっては、この分野も関心があります。特に気になるコンセプト宿は、フィルムの現像・プリントができる京都の宿。高校時代、写真部で、自宅で暗室を持っていたので懐かしいです。

メモ写真022「コンセプトメーカーを創ること/変化を創り出す」

この世にいろいろ「変化」を創り出す。いいですね。

メモ写真007「価値の大半はコンセプトで決まる」

20代のころ、「新概念創出能力」ということばに出会い、以来、コンセプトに関心をもってきました。今の関心事は、2021年3月末から住むようになった新天地・下関でどんなコンセプトがつくれるかということです。(塩見直紀)

メモ写真187「ローテク×ハイコンセプト」

ハイテク×ハイコンセプトではなく、ローテクだけど、ハイコンセプトなのがいいですね。茶の湯、短歌、俳句、散歩など、例はいっぱいあります。

メモ写真118「ハイコンセプト “新しいこと”を考え出す人の時代」

2006年に出たこの本では、これからの世界で重要視される6つ「デザイン、物語、調和、共感、遊び心、生きがい」をあげています。今後も僕が取り組んでいきたいのは、「生きがいの喪失・創造」という問題です。