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コンセプトに関するお宝系のことば(塩見直紀選)

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いろいろなことばをこれまで「ことば貯金」してきました。そのなかで、コンセプト系のことばだけを抽出したボックスを自分のためにも作ってみました。1993年ころ、「新概念創出力」という…
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#コンセプチャル・アート

siomemo547「美の概念60」

「概念」で検索していて出会った本(2012)。最近だと、『アニマル・スタディーズ29の基本概念』という本が出版されていて、『概念+数字』という本は今後も出るのかも。60ある美の概念のなかで、コンセプトマニアの僕はやはり「コンセプチャル・アート」がいちばん気になります。小崎哲哉さんは『現代アートとは何か』(2018)で「インパクト、コンセプト、レイヤー」が現代アートの三要素といいます。

for serendipity782「コンセプトとシステムさえ作ってしまえば作者不在でも作品は生まれる」

筧菜奈子さんの『いとをかしき20世紀美術』(2023)の第6章は「コンセプチャル・アート」。名づけ親であるソル・ルウィットについて紹介するページに出てくることば。現代美術家・宮島達男さんは『芸術論』という本のなかで書いていた以下のことばを思い出しました。「ソル・ルウィットは、コンセプトとその作り方が作品。具現化するのは常に第三者」。