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塩見饅頭
2024年10月28日 15:23
あやめの水着で大騒ぎしている龍一。『母さん!胸が開き過ぎだから当て布しろよ!こんな胸で共学で男女混合でプールに入ったらいやらしい目で見られるに決まってる!水の中で揉む奴が絶対いる!』『当て布なんかしたら逆に目立つし…転校生ってだけで注目浴びるのにみんなと違う物身につけてたら何か思う子だっているでしょ!それに胸の大きな子なんて他にもいるでしょ!揉むってそんな痴漢行為学校でする訳ないでしょ!』
2024年10月26日 21:11
吉澤家がヤクザの家系である事はわかった。ヤクザの家での預かりになるあやめは本当は隣接町の中学の学区なのだがあまり周りに知られないようにもう1つ離れた学区の学校に転校する事を決めた。慶と彩菜は複雑な家庭事情をなるべく知られないように配慮した。学校から家が遠いので彩菜が毎日送迎する旨を学校に伝えた。新しい学校にはあやめが小学生の頃から学校に通っていないことと地元中学には一度も通学していないデータ
2024年10月26日 13:26
2人は森本さんに会いにコンビニへ向かった。コンビニに着くと森本さんは陳列台に品出しをしていた。龍一はレジに立っている男性社員に話しかけに行ったのであやめは森本さんのいる所にかけ寄った。「おばちゃん!こんにちは!」『あらあやめちゃん!お久しぶり。髪も短くなって髪色も戻って随分可愛いくなったわね!前より随分お姉さんに見えるわぁ~。』あやめは照れ臭くて前髪を触った。「おばちゃん、あ
2024年10月25日 18:59
午前中に架空東海地区に新幹線に乗って行ったはずのあやめ。夕方には架空東海地区から架空都市部に向かう新幹線に彩菜と2人で乗っている。義母以外のあの場にいた全員想定外の事が起きたので仕方がない。まともに話も出来ない状態だったので帰ってから義母が介入出来ない通話かパソコンのメールでやり取りするしかないなと彩菜は思った。「お母さん…あたし…何処に行っても要らない子なのかな…。」あやめがぽつんと呟い
2024年10月20日 03:26
翌日吉澤夫妻と共にあやめは架空都市部へと戻って来た。龍一の家の門はとても大きくてお殿様でも出て来そうな雰囲気だった。門を入ると日本庭園が広がっていて足元には砂利が敷き詰めてあったが玄関までは石畳になっている。その石畳を30mくらい進んだら真ん中に日本家屋の3階建ての家がドーン横に広がってるような形で建っていた。真ん中に物凄く広い玄関があった。その家を挟むようにに5階建のビルのような建物が東
2024年10月12日 22:27
土曜日の朝。午前中に龍一の両親がアパートまで迎えに来てくれると言うのであやめは森本さんとアパートの外で制服を着て待っていると真っ黒に光ったクラシックカーが停まって運転席の窓を開けた男の人が森本さんに話しかけてきた。中には若い男性と女性が乗っている。この2人が龍一と蓮二の両親なのか?と戸惑うあやめ。後部座席から出て来た女性が『あなたが四ノ宮あやめちゃん?可愛いわね〜。私は吉澤彩菜。龍一
2024年10月7日 13:50
あやめはあの翌日から変わった。森本さんが仕事に行っている間家事を手伝うようになっていた。その間2軒隣の実家からは何の連絡もない。あやめを探す様子も見られない。娘に興味がないのだろう。学校には行けてなかったが森本さんとの家族のような暖かい時間が大切だった。森本家で過ごして半月近く経った頃の話だった。森本さんから話す事があると呼ばれたあやめ。キッチンの椅子に座って森本さんと向かい合わせ