SCPについて語りたい②-1
どうも塩けんぴです。今回は財団本部の職員について語ります。オブジェクトに負けず劣らず個性的な職員ばかりですので……。
はい。それでは紹介していきます。
財団の古参にして問題児の1人、そして300を超える「禁止リスト」持ち。皆大好き!ジャック・ブライト博士!
「またお前か」と言いたくなるほどの問題児のブライト博士。優秀な頭脳を確かに持っているのにも関わらずその使い道を間違ってる感が半端じゃない博士です。ちなみに前述の禁止リスト、動画にするとなんと1時間。しかも中には「博士は魔法少女ではありません」などのものも。頭おかしいよ……。
しかし、彼はオブジェクトの被害者でもあります。若き日の彼はとあるKeterクラスオブジェクトの収容違反に巻き込まれ当時研究していた「SCP-963」の傍で死亡した。……はずでした。清掃作業中の職員が「SCP-963」を拾ったところ以上が発生。その職員はインタビューに対しこう答えました。
「ジャック・ブライト、あんたもよく知ってるだろ?」
SCP-963は「不死の首飾り」というメタタイトルが着いています。察したかと思いますが博士は死んだ時に963の傍にいました。それによって「不死」となったのです。簡単に言うと既に博士の肉体は無いけれど精神(魂)は生きていてそれが963に宿っている、という状態です。以降963に触れた生き物は全てブライト博士となるように。博士は確かに問題児ですがその頭脳は確かなもので、忠誠心もあります。財団はブライト博士を「絶やさない」ことを特別収容プロトコルとしました。
ちなみに彼の父親はO5(財団のトップ12人のことです)-12「Adam(アダム)」です。弟はSCP-590「君の痛みを知る人」、「妹」はSCP-321「我々の子供」です。後でリンク貼っておくので是非見てください。
最後にある実験記録を。
被験者: ジャック・ブライト博士
撮影された行動: クレフ博士と激論を戦わせている。ブライト博士だけがカメラに捉えられている。
撮影結果: 全ての光景が変化している。場面は屋外に変わり、空を背景に草原が見える。写真には、"ジャック・ブライト、漸く憩う"と彫られた質素な墓石が写っている。
これはSCP-978「欲望カメラ」の実験結果です。被写体の欲望を写真にします。
つまり、そういうことです。
ブライト博士の人事ファイル→http://scp-jp.wikidot.com/dr-bright-s-personnel-file
SCP-963→http://scp-jp.wikidot.com/scp-963
SCP-590→http://scp-jp.wikidot.com/scp-590
SCP-321→http://scp-jp.wikidot.com/scp-321
長くなったので他の方はまた別の機会に!
それではまた今度。