見出し画像

ピアノ・ソロ作曲講座(補完)【簡易版】Ⅵ-1.2 (PS・Ⅵ-1.2K) 「テンション」コード。ボイシング。リゾルブ

目次(表紙)

 (前回のつづき)

3。「ボイシング」と「テンション・リゾルブ」

3-1。 CM7

「ボイシング(配置)」です。

「テンション」「隣接・直下」解決音(内音)は、省略(オミット)しておくため、各「1拍め」のようなボイシングになります。

ちなみに、一般的に、オミットする音は、「オクターブ下」へ配置すれば使えます。
そもそも、「ルート」を省略してしまうと、ピアノ・ソロでは、Cのコードが成立しない。 (テンションの種類により、不可の場合もある)


「省略」について、

「テンション」「隣接・直下」解決音(内音)は、省略(オミット)は、絶対ではないので、省略しない場合もある。

また、和音数を減らす場合は、まず、「5」を省略する。

画像1

「テンション・リゾルブ(解決)」です。

「テンション・リゾルブ」の場合は、基本的には、「2度下」「コードトーン(内音)」解決音声部進行します。

また、「テンション」「隣接・直下」解決音(内音)は、省略(オミット)しておきます。 
ただし、「オクターブ下」には配置してよい。 すなわち、

CM7(9)では、「9」隣接・直下「1」は、省略します。

CM7(#11)では、「#11」隣接・直下「M3」は、省略します。
また、「11系」は、「5」へ上行解決する場合もあります。


[以下・省略]