ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.1 (PP・Ⅲ-7.1K) 「Am調-C調」 部分転調
1。 テーマ
1-1。 「Am調-C調」 部分転調
「Am調-C調」 部分転調 です。
2。 「Am調-C調」 部分転調 のポイント
■ 「Am調-C調」 部分転調 です。
「Am調-C調 部分転調」の考察
■ 「Am調(短調)-C調(長調) 平行調」・部分転調 の考察です。
「ポピュラー」でよくやられる「部分転調」に、「平行調」があります。
ということで、「Am調→C調」の「部分転調」について考察してみます。
これは、「短調→長調」ですので、転調感もわかりやすいです。
特に、「Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ単位」で、「部分転調」するケースも多いです。
なので、この点に絞り考察してみたいと思います。
■ では、「Am調(短調)」だけで書いた曲を、編曲・修正して、「C調」の部分転調にするにはどうしたらいいでしょうか。
まず、「下段」が、「Am調(短調)」だけで書いた曲の一部とします。
そうしますと、コードは「Am: Dm-Bm7♭5-Am」という部分があります。
これは、 「Am: Ⅳ-Ⅶ-Ⅰ」。 広義の「機能」で考えると、
「S-D-T」。 すなわち、「Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ単位」に代理します。
そして、この「Am調」の部分を、「C調」に変更すると、
上段の「C: Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ」である、「C: Dm-G7-C」となります。
ということで、「コード」を「Am調→C調」の「部分転調」に変更しました。
(次回につづく)