ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.2 (PP・Ⅲ-7.2K) 「Am調-C調」 部分転調
(前回のつづき)
(再掲)
■ 次に、「メロ」を修正します。
「C調(長調)」と「Am調(短調)」では、「メロディー」は「3度」の関係にあります。 (ちなみに、「3半音」ではないので注意)
要するに、下段の「Am調」の「メロ (★の音符)」を、
「上」に「3度」移動すると、
上段の「C調」の「メロ (■の音符)」になります。
これは、「C調」の視点でみると、
「■」の旋律は、「主・旋律」(長・音階)であり、
「★」の旋律は、「副・旋律」(短・音階)です。
すなわち、「3度のハモリ」の関係です。
ちなみに、「メロ」を上段(■)のように書きかえると、「C調」の感じになりますが、場合によっては、「C調感」が「強すぎる」ように聞える場合もあります。 そんなときは、「Am調」の旋律(★)をハモリとして残してやれば、「まろやか」になります。
また、場合によっては、「コードだけ」変更して、「メロ」は変更せず「Am調」のメロのままにしてもOKです。
ただ、そうしますと、「転調感」は薄くなります。
ということで、このような部分を見つけ「部分転調」するとやりやすいかと思いますので参考にしてください。
(次回につづく)