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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-4.1 (PP・Ⅲ-4.1K) 「コード・アレンジ」(転調)

目次(表紙)


1。 テーマ

1-1。 「コード・アレンジ」(転調)のポイント

「ポピュラーピアノ・作曲」に関係する「コード・アレンジ」(転調)のポイントです。


2。 「コード・アレンジ」(転調)のポイント

■ 「コード・アレンジ」(転調)のポイントです。


「コード・アレンジ」(転調)

■ 「コード・アレンジ」(転調)についてです。

「コード・アレンジ」については、「Ⅲ-2」で行いましたが、そこで行いました内容は、いわば「アレンジ」の「小さな変化」です。

確かに、「コード・アレンジ」すれば、それなりの味付けをすることはできますが、いうなれば、「右」を選択したか、「左」を選択したか・・・程度の、しても、しなくても、大して変わらない「小さな変化」かもしれません。

やはり、「ダイナミック(大きな)」に変化させるとなると「転調」となります。しかし、「転調」は簡単ではなく、実際には、難易度の高い技法です。

ということで、今回は、「コード・アレンジ」の関係から、アプローチしてみようと思います。


「コード・アレンジ」(転調)のやり方。 [前書き]

■ 「コード・アレンジ」(転調)のやり方です。

転調・前

(C調)

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転調・後

(C調 → Am調 → C調)

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・転調は、「Ⅴ-Ⅰ(F-C)」終止(2小節め) の 後
・復調は、「ピボット転調」(5小節め=Am)

例では、「C調」(長調)「Am調」(短調)を基にした、「部分・転調」の例です。

「部分・転調」は、効果も高いですし、難易度も高いですので、これができれば、かなりのレベルアップができます。

それから、「転調」の場所ですが、「楽節」内の「前半(1~4小節)」で「転調」し、「後半(5~8小節)」で「復調」する想定です。

やはり、「転調」の効果を発揮するためには、ある程度の区間があったほうが効果的です。 そうしますと、こんな感じで「部分・転調」するのが目安ではないでしょうか。

「転調(復調)」の仕方ですが、「転調」の技法はいろいろありますが、一つ、自分の得意な技法をマスターするのが大切でしょう。 ということで、例では、

「転調」(前半)は、できれば「ピボット転調」する。 

できなければ、「終止」をもって転調する方法をとります。
すなわち、「Ⅳ-Ⅰ」。「Ⅴ-Ⅰ」があれば、それを利用して、次から、転調する。 なければ、「Ⅰ」を挿入して、「意図的」に作る。

「復調」(後半)は、今回、「ピボット」でやってみます。 (もちろん、「終止」による方法でも、構わない)


(次回につづく)