作詞・入門講座 2-3 (SK2-3)。 ②「作詞」について。 「テーマ(主題)」
テーマ(主題)
■ 「テーマ(主題)」
・「作詞」の内容で、まず、必要になることは、「テーマ(主題)」を、決めるということです。
「テーマ(主題)」とは、「何」を書くか? ということです。
一番多いのは、「恋愛」関係のようです。 といっても、
いろいろな時期・段階があります。
序盤である、「出会い」の時期、「恋の芽ばえ」の時期もあれば、
中盤の「ハッピー」な時期、さらに、
終盤の「別れ」。「失恋」もありますし、場合によっては、「再会」する場合もありうるわけです。
ということで、単に、「恋愛」といっても、どの時期・段階かによって異なります。
また、実際には、「2番」までの歌であれば、「8行」しか書けませんので、もっとシンプルにしなければ書ききれませんので、ある「場面」の断片をクローズアップして書くようなテクニックも必要になります。
「テーマ(主題)」とは、「何」を書くか? といいましたが、
「何」を言いたいのか? ということでもあります。
要するに、「メッセージ」。「伝えたい事」。「訴えたい事」などのフレーズが具体的には、必要になってきます。
そして、「失恋」であれば、具体的には、「恋の儚さ」を書く。といった感じです。
ということで、「テーマ」といっても、「全体」的な大きなテーマもありますし、「メッセージ」部の具体的なテーマも考えなければなりません。
「起承転結」の「結」の部分がそれに当たります。 「起承転結」については、また、別に説明します。