ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-6.3 (PP・Ⅲ-6.3K) 「4声・スプレッド」
(前回のつづき)
(再掲)
■ 「全体」について、「縦(コード)」と、「横(SATB)」ラインを意識・確認します。
■ 「コード」は、「完全・和音」になることがベストですが、適宜、「重複・省略」して「不完全・和音」にしてもいいです。 また、「規則」的なことは、ポピュラーでは無理に考慮する必要はありませんが、できる範囲はやってください。
■ 「外声(S・B)」は、自由に動いて結構です。
「内声(A・T)」は、「コードトーン」の選択と、「ライン(声部)」の流れの2つを意識・注視して、「基本」は、「1(ルート)-3-7-メロ」。 または、「1(ルート)-7-3-メロ」。 に積むわけですが、実践では、拘らず、対応してください。 これがちょっと、難しいです。
ということで、「実践」となりますと、「基本」だけでは「対応」できませんので、細かな対応方法を随時、研究・対処しながら覚えていってください。
■ 「ポジション」も、状況により、上下します。
■ 「テンション」についての配置は、今回は、混乱しますので、割愛します。簡単にいいますと、「重複・省略」するわけですが、「優先順位」があります。
■ 余談。
「4声・スプレッド」は、「クラシック理論」でいう「和声法」で、「合奏」の基本・基盤である、「4声体」の「S(ソプラノ)・A(アルト)・T(テノール)・B(バス)」を書くのと同じです。
ということで、「合奏」(オケ・アンサンブル)の母体として利用できますので、「合奏」で書く場合は、土台となるものですので、「4声・スプレッド」の書き方を練習することは、大変、有効ですのでがんばってください。