シェル(shell)について
前回はzshにエイリアスを作成したのですが、zshとかbashとかがシェルということは知ってるけど、シェルってどんなものだっけ?となったので、今回はシェルについてまとめていきたいと思います。
シェル(shell)とは
人間の入力をコンピューターに伝えるプログラムのこと。一般的にはUNIX系OS(Linuxとか)を指すことが多いようです。
UNIX系のOSは人間がログインすると動き出します。ログインした直後に動き出すシェルのことをログインシェルと言います。人間がログアウトするとシェルの仕事も終わります。
自分が直接PCの中身とやり取りすることはなく、シェルとやりとりをします。
パソコンの中にはパソコンを動かすOSというソフトがあり、OSの中にはカーネルと呼ばれる部分があります。カーネルはOSの中核部分を担っているソフトウェア(コンピュータを働かせるためのプログラム)です。カーネルがいないと何も始まりません。
一つ注意したいのが、カーネルは中心人物だけどカーネルだけではOSは成り立たないということです。
よくシェルとカーネルを表す図が以下です。
この図のイメージするところは人間とカーネルは直接やり取りできないところです。先ほど図に書いたパソコンがカーネルということになります。自分とシェルがやりとりすることによってコンピューターを操作します。
シェルの種類
・bash
・sh
・zsh
・ksh など
シェルは人間の入力をコンピューターに伝えるプログラムでした。入力→シェル→カーネルの流れで伝えます!