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大阪へ銀だこ食べに行ってきた

※このnoteには一部誇張表現が含まれています

連日ニュースで報道されるオオタニサン。

40-40はおろかセカンドゴロでも緊急のニュース速報が流れるほどほかに報じることがない日本では空前の大フィーバー中なんですね。
そんななか、所属する球団のスタジアムでは日本の築地銀だこ(以下、銀だこ)が出店しているのです。

当時の記事によると、約14ドルで販売されているとか。
日本円にすると約2,000円前後となり、円安で貧しい日本からしたら超高級品となります。

そんななか、ふと銀だこはたこ焼きじゃない論を思い出したのです。

記事は数年前のものなので価格等も当時のものです。
しかし、本場の人たちがたこ焼きと認めていないのに海外進出できてしまうというのは結構興味深いと思いませんか?
これに似た例がありまして、丸亀製麵は讃岐うどんではないと言いながら、実際には讃岐うどんにちかいはなまるうどんの業績が悪化し、むしろ本場の人たちが讃岐うどんと認めていない丸亀製麺のほうがどんどん成長しているわけです。

逆に言えば本場では認めていないけど本場以外のところでは認められているという何とも面白い結果だと思うのです。
先ほどの丸亀製麺が良い例で、47都道府県に出店しながら香川県には1店舗しかない(2024年8月時点)わけで、つまり本場では認められていないわけです。
一方で銀だこは45都道府県に出店し、たこ焼きの本場である大阪府では9店舗と、やはり本場では認められていないようです。

そんななかでふと疑問に思いました。
認められていない本場での出店=アウェイでの出店ということで、実は全国でいちばん空いている銀だこなのではないかと。
そうです、銀だこはどこへ行っても俺たちの街へと銀だこを持ち帰ろうと多くの方で行列ができているというイメージなのですが、たこ焼きとして認めていない本場に出店するということは、それだけ店も空いているということだと思ったのです。

自分って行列とか長時間列に並ぶのって苦手じゃないですか。最近はコンビニのレジで前の人が小銭でじゃらじゃらしているだけでもイライラする人なので、その1、2分ですら限られた残りの人生もったいないと思うのです。なので、大阪まで行けばきっと銀だこは並ばずに食べられるだろうと。まあ万が一待ったとしても焼いているあいだの時間くらいで、それなら逆に焼きたてを食べられるのでそれはそれでありかなと。

そこで銀だこを食べに大阪へ行こうと思ったのですが、そういえばそもそも最近銀だこを食べていないなと思い、まずは銀だこを食べる前の準備運動から始めないといけないので、松本市内の唯一の店舗であるとあるショッピングモール内にある銀だこへ行ってきました。

いやあ、ちょっとメニュー多すぎて悩みますね。。
体感的に3時間くらい悩みに悩み、悩んだ末にようやく意を決し、覚悟のうえで注文しました。

6個入りのほうが安いんですが、さすがにそれだと大卒のプライドが許さないためせめてもの抵抗として8個入りを選択しました。

さて、銀だこをいただいたところで大阪へ行きたいと思います。

しかし、日本は円安で貧しいため、大阪まで行く予算がありません。
そこでたまたま1日分残っていた青春18きっぷを使うことにしました。

1日(回)分は2,410円なので、松本から大阪まで日帰り往復すれば片道でなんと1,205円で大阪まで行けることになります。

松本 06:32 発 中津川行

中津川 08:46 着

中津川 08:59 発 快速 名古屋行

がなんと!
前日の大雨による影響で東海道線に遅れが出ているようです。

名古屋 10:13 着
ひとまず名古屋までは来ましたが、やはり遅れが出ているようです。

ここで今、自分は県を跨いでの移動をしていることに気づきました。
数年前は県を跨いでの移動をしただけで白い目で見られ、お店には「県外からの客はお断り」との貼り紙があちこちに見られ、県外ナンバーをつけているだけで車が晒されボ〇ボ〇にされそうになっていた時期があり、しかもそれが今となってはみな忘れて無かったかのようになっているというのも、今思えば恐ろしいものです。
自分は今でも率先して独自のまん延防止等重点措置に努めているため、出発前にはおでこに手を当てて検温を実施し、座席も荷物を隣に置き1席間隔を空けての着席(ただし混雑時は座席を譲ったうえで立っての乗車)、そして積極的にこまめなアルコール消毒を実施しておりますのでご安心ください。

ただ、ここではビールを買うお金が無いため仕方なく、第三のビールとなってしまったことをたいへん深くお詫びします。
しかし2026年にはビールの酒税と発泡酒および第三のビールの酒税が統一されるのですが、もしビールと発泡酒と第三のビールの値段が同じになったらそれでもみなさんは発泡酒や第三のビールを飲むのでしょうか?

名古屋 10:30 発 → 新快速 大垣 11:02着
名古屋 10:35 発 特別快速大垣行

大垣 11:09着

大垣11:11→米原11:47の列車に間に合ったと思ったのですが、この列車が後続の新快速の列車待ちのため、出発も遅れました。

米原へは12:00に到着。
接続を待っていた11:59 発の普通 加古川行に乗車しました。

予定が変わってしまったために、米原からいち早く新幹線に乗らずに大阪に着くにはどうすれば良いか調べていたら、途中の野洲駅で新快速に乗り換えたほうが早く着くことに気づきました。
それに、この新快速にはAシートが接続されていました。

JR東日本でいう自由席グリーン車みたいなものでしたが、Aシート自体乗ることは今後ないだろうと思い、移動中の車内で指定席を予約しました。

乗車の15分前に決済が完了したので、今度は発券をする必要があります。
あれ、新快速[Aシート]チケットレス指定席券ってあったけど?と思われたみなさまさすがです!
なんとこのAシートの指定席券は青春18きっぷとの併用は可能ですがチケットレスでは乗車できない(発券が必要)という謎ルールがあるんですね。

なので野洲駅でいったん下車し、発券してくることに。

乗ってみましょう。

全席コンセント付きだったので、ここでスマホを回復させることに成功しました。
乗り心地は良かったのですが、いかんせん米原発着の列車にはこのAシートが連結されないので、やはり今後乗る機会は無いでしょうね。
それに早く着くなら新幹線や私鉄という手もありますから。

京都 13:13 着
ここでAシートが満席になりました。

大阪 13:43 着
松本から約7時間、当初の予定より約30分遅れでようやく大阪へ到着しました。

さて、時間もないので銀だこを目指します。
こちらのとあるショッピングモール内の銀だこに行きました。

そして、いざ店舗へ行きますと!

これはリアルガチで誰もいませんでした。
やはり銀だこはたこ焼きと認めていない本場の本場であることがわかります。
今ごろでしたら他店舗は大行列に違いないでしょう。しかし、行列嫌いの自分からしたらその行列を回避してまで大阪まで来たことを考えれば、7時間の移動など大したことないですね。
人生が楽しいと時を忘れるものです。

メニューを見てみましょう。

なんとここの銀だこでは生ビールを提供しているようです。

いやあ、ちょっとメニュー多すぎて悩みますね。。
このチーズ&ワカモレって気になるのですが、どうやらアメリカのスタジアム限定のメニューで、それを日本でも販売しているとのことです。
野球は興味ないしテレビも見ないのですが、よくよく考えたら、これって松本の銀だこでも食べられるものですよね。なので、わざわざ大阪まで来ておきながらこれを食べなくても良いと思うんですよ。
旅行先まで行って全国チェーンの店や、地元でも食べられるものなのにそれをわざわざ食べに行くのは邪道だ、というのと同じです。
しかし自分はその時に食べたいものを食べることが人間の食欲だと思うので、ここは迷うことなくスパッと注文することができました。

あ、いけない。そういえば今日はまだアルコール消毒をしていなかったと思い、慌てて買いに行きました。
しかし、ご安心ください。大丈夫です。
大阪の銀だこはたこ焼きとは認めていない本場ですので、当然誰も並んでいないんですね。そのためすぐに買って戻ってこられました。

ちなみに先ほどのチーズ&ワカモレはインサートを撮っておきました。

あとでスタッフがおいしくいただきました

無事、大阪まできて銀だこを食すことができました。

目的を果たしたので帰りたいと思います。
大阪駅に戻ってきたときにはすでに東海道線の遅れは解消していたみたいで安心しました。

大阪 16:30発 新快速 敦賀行

米原行となっているのは前4両が敦賀行、後8両が米原止まりとなっている編成だからです。

京都 17:01 発

米原 17:58 着

米原駅の改札をよくよく見てみたらJR東海の改札とJR西日本の改札で分かれていました。

米原18:18発 特別快速 豊橋行

名古屋 19:27 着

ホームを降り立つと、1番線ホームにはあの有名店によるビアガーデンが期間限定で出店していました。

駅のホームでビアガーデンとはなかなか斬新なものです。
いやあ、飲みたかったのですが今日は大阪へ銀だこを食べに行く企画ですので、浮かれて酒飲んでいる場合ではないのです。それに私は独自のなんとかまん延防止とかいう意味がわからないものを継続しているので20時以降の飲酒を禁止しているんですね。
なのでおとなしく名古屋駅名物のきしめんをいただくことにしました。

19:30までに名古屋まで来られると、最終の特急しなの号に間に合うので、列車の遅れ等でしなのに乗らないと帰れないという場合の選択肢になるんですね。いざというときの特急課金です。

ただ今回は列車の遅れもないため最終のしなのを見送り、後続の快速列車に乗車しました。

名古屋 19:48 快速 中津川行

中津川 21:05 着

名古屋 20:07 発の快速中津川行も接続するのですが、これを逃してしまうと帰れなくなるため中津川までは早めに出るようにしています。

なので接続時間があり、どこかにコンビニでもないかと探していたら、徒歩5分くらいの場所にセブンイレブン中津川駅前店がありました。

中津川 21:30 発

行きと同じ列車でした

松本 23:33 着

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