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【史上初】開幕戦発表と同時にシート貼りに行ってきた

2022年12月23日(金)に明治安田生命Jリーグの開幕カードが発表になりました。

私の応援している松本山雅FCは2023年3月4日 or 5日にアウェイで奈良クラブと対戦となりました。

長野県のクラブは永遠に第1節をホームでできないんだなと思いながらも、逆に他クラブに比べてホーム開幕戦までの時間があるので運営的にはそのぶん準備に充てられるのと、最終戦をホームでできる可能性が高いというアドバンテージがあり、決してすべてが悪いとは言いきれないのですが、ただ松本山雅FCは2012年のJリーグ参入からホーム開幕戦に限って11年間で1勝4分6敗と超負け越しているのです。

ところで最近SNSで話題になってましたが、どうも山雅のサポーターは待機列のシート貼りが早すぎる傾向にあるようです。
待機列のシート貼りとは、入場する順番をめぐる、言わゆる”場所取り”のひとつですね。
シート貼りをルール化しているクラブも多いですが、個人的にはそろそろこの制度も限界にきているような気がしています。

なぜなら、時間とお金を持った人たちには勝てないからです。
時間とお金があれば、どこのアウェイだろうがいつ何時でも関係なくシート貼りに行ってしまうのです。
そこと戦ったところで勝ち目は無いんですよね。
それをルール・マナーで片づけるより、そもそも抽選を導入したり指定席などで解決していかないといけない時代にきているのかなと思っています。

(並ばないと座席が取れない)
Jリーグを見に来てください

試合の内容や勝ち負け以前に、人数が少ないのに長時間列に並ばせる運営はオワコンだと思ってます。
すべてに当てはめる必要はないですが、わざわざ自由席を設定してそこに並ぶ列や座席を監視する人を配置するって、なんか矛盾を感じているんですよね。
で、そういうのってクラブの人たちやメディアなどで表に立ってお仕事されている人たちからすると、みなさん関係者席から入ってくるのでなかなか気づきにくいのです。
それに、ファン・サポーターがこういうものだと思い込んでいるので、それが今の時代に合っているのか?となると判断ができなくなっているように思います。

まあ、そんなことを嘆いたところで何か変わることは無いんですけどね。
なので、そういうところには行かないという選択も致し方ないのかなとは思ってます。

先日、某所でキッチンカーで唐揚げを買うだけで列に1時間も並ばされたという話を聞きました。
並んでいる時間って、他人の時間を奪っているという自覚もないうえ、絶対に表に出てこないので、並んでいる側はそれが辛いと思うようになると人は何も言わずに自然と離れていくんですよね。

おっと、話がそれました。

そんな待機列のシート貼りが早くなっているなか、ならば
開幕カード発表と同時にシート貼りに行ったら前代未聞もっとおかしいなのでは?
と思い、急きょロートフィールド奈良へ行くことにしました。

話が長くなってしまったので、さっそく奈良に到着したところから始めます。

京都や大阪難波、名古屋から近鉄線を使うと、近鉄奈良駅は地下にあります。
車で行かれる方が多いと思いますが、近鉄名古屋からこれを使うとおトクに行けそうな気もしています。

駅が地下なのでバス乗り場は地上ですね。

ただ本数が多くないので、路線バスだけだと乗れないという可能性も考えられました。徒歩ルートも検討した方がよいかと思います。
交通系ICカード使えます。
シャトルバスが出るかは今時点ではわかりません。
ちなみにJR奈良駅からのバスも同じ路線となります。

偶然奈良クラブのラッピングバスに遭遇しました。

最寄りのバス停鴻ノ池こうのいけで下車します。
ここから5分ほど歩きます。

途中におしゃれなスタバがありますので、ここはサポであふれかえることでしょうね。

駐車場は決して多くないので混みそうです。
2022年10月23日のJFLホーム鈴鹿戦で14,202人を動員してましたが、逆にバスや駐車場などのアクセスとか、待機列とか、スタグルとかどのように運営していたのかが気になります。。

公園の案内をみて驚かされたのがすべて”ロート”の命名権(ネーミングライツ)がついていることです。徳島ヴォルティスの鳴門・大塚スポーツパークもすごかったですが、それ以上ではないでしょうか。

そもそもなぜ奈良でロート?ですが、創業者が奈良県宇陀市うだし出身で、奈良県とロート製薬も包括提携をしているそうです。

さらに、奈良クラブも大口スポンサーの撤退で経営難になっているなかで、クラブにも支援してくれたそうです。

【資金調達編】奈良クラブの拠点は事業として成立するか。|MITSURU HAMADA

私たちのなかでロート製薬といえば、やはりこのテレビCM(オープニングキャッチ)ではないでしょうか。

このオープニングも実は12年前の2010年3月で終了しているのですが、
これを見ると「SMAP×SMAP!」
さらに上の世代なら「クイズダービー!」

と思う人も多いことでしょう。
それだけテレビの力は大きかったということですね。

また話がそれましたが、私はシート貼りに来たので余計な話は慎みたいと思います。

先の鈴鹿戦の運営を参考に、アウェイゲートはここだと予想してシート貼りのシュミレーションをしてきました。

ただ、山雅らしくこの日は雨でしたのでシート貼りは断念しました。

そもそも開幕までの約3か月もシートを貼っておくわけにはいかないですし、ちゃんとシートが貼られているかどうか来年の開幕戦まで毎日見張りにくるか、もしくは付きっきりでいないといけないわけです。
さすがにそこまで自分の貴重な時間とお金を費やすことはできません。
それに、Jリーグのほとんどのスタジアムは借り物です。その借り物へ勝手に自分たちのルールを当てはめてやること自体がおかしいのです。

なので、今日はシート貼りの練習で勘弁しておきたいと思います。

せっかくきたのでロートフィールド奈良を1周してみましたが、いやあ、JFLのスタジアムですね。笑
これが、どうJ3のスタジアムになるかどうかですね。


実はひとつ気になったのがトイレの少なさです。
メインスタンド以外の場所はトイレが外に2か所しかなく、かなり少ないです。
生理現象とはいえ、その点は警戒したほうがよさそうです。
さっき紹介したスタバはトイレが入口横にありましたので、あまり大きな声では言えないですがちょっとやばいかなと思ってます。

特にほか観光や食事にも興味も無く用事も無く、とにかく私は三度の飯よりシート貼りが目的だったのでこれで帰りたいと思います。
帰りのバスも本数は多くないので、徒歩ルートか、シャトルバスに期待したいと思います。

以上、【史上初】開幕戦のシート貼りに行ってきたでした。

記載の情報は2022年12月17日(土)に
自ら現地で撮影してきたものです。
このnoteには一部演出を含んでいます。
待機列など観戦マナーについては
奈良クラブおよびJリーグから
発表される事項に従って
観戦していただくようお願いします。

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