塩釜仲卸市場の青山商店さんの七ヶ浜産のワタリガニ!
(この記事は2015年7月の別サイトの記事をサイト引っ越しの際に転載したものです)
こんにちは。
塩釜うまいもの通信プロデューサーの竹田です。
本日お邪魔したのは、塩釜仲卸市場の青山商店さん。
目についたのが、コレです。
ワタリガニです。
ワタリガニは、6月7月が旬。おとなりの七ヶ浜で獲れたものを扱っております。
青山商店のおかみさん、とても気さくな方です。ぐるりと場内を一周してきて、こちらに戻ってくるお客さんたちもいたことから、おかみさんの魅力もこちらのお店が繁盛している理由なのでしょう。
ワタリガニには並々ならぬこだわりがあるようで、美味しく食べる方法を懇切丁寧に教えてくれます。
どうです、この大きさ
塩を入れ、沸騰状態から10分少々。煮汁は捨てないで味噌汁にすると、これはこれは美味い「カニ汁」になります。そのまま使うと塩辛過ぎるので、塩分調整して下さいね。
このカニが…
こんな風になるわけです。
甲羅の先まで詰まっています。
内子(殻の中の卵)は、何というか「木の実」のような風味です。ちょっと不思議な味わいです。
カニミソもつまっており、身もしっかり美味しく食べられます。細い脚が食べづらいかもしれませんが、大きなカニのようにハサミでカットするのではなく、殻をつぶしながら、切り口から吸い出した方が手っ取り早いかもしれません。
せっかくなので、別アレンジでも食べてみたいと思います。
白ワイン、ニンニクで蒸してやります。
ゆでる時は、ガニ(カニじゃなくて、ガニ。脚の付け根にある房状の内臓。魚でいうとエラのようなものだとか?)を外しておきます。
小さい頃は「毒がある」と教わっていたのですが、別に毒があるわけではありません。
火が通ったら…
こんな感じです。
盛り付けはイマイチですけど…食べてビックリ。シンガポールの有名料理、チリクラブにも引けを取らない味です。
個人的には、塩ゆでよりも、洋風のテイストが好きです。洋風メニューに「ワタリガニのパスタ」というのがありますが、そういうレシピがあるのも納得です。
あまり、ほめちぎると、素材の味を大事にする塩ゆで派の人に怒られそうですが、正直、全部この方法で調理しても良かったかな、と…
手前みそですが、いままで食べたカニでも3本指に入る美味さ、まさか自宅で味わえるとは思いませんでした。季節の食材ですので、ぜひ美味しいうちにお試しください♪
青山商店は、今回のイチオシはワタリガニでしたが、その都度、季節の商材、鮮度の良いものを選んでいるとのことです。
ぜひ、またお邪魔してみようと思います。
店名 青山商店
住所 〒985-0001 宮城県塩竈市新浜町1丁目20−74
電話 022-365-6440(場内売場)
022-362-8502(会社・自宅)
営業時間 AM3:00〜PM1:00
執筆:竹田知広
Presented by:
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