スラムダンクの映画がめちゃくちゃ良かった
公式PVで出てること以外ネタバレはしないようにしますが雰囲気なども一切知りたくないという方は読まないようにご注意ください!
物心ついた時には家に全巻あって、時間の有り余っていた少年時代に数えきれない程何度も読み返して、全コマ全セリフ覚えているぐらい思い入れのある作品スラムダンク。友達がみんな野球やサッカーを始める中、僕が隣の小学校のミニバスに入ったのもこの作品の影響でした。小児白血病の何がつらかったかって、バスケができない身体になってしまったことが1番つらかった。
そんなスラムダンクが映画化すると知って、まじかと思って楽しみにしていましたが、公開後もしばらく観に行かずにおりました。何というか、大切すぎてちょっとためらってました。それを今日、思い立ってついに観てきたんですね。
めちゃくちゃ良かったです。昔のアニメと声優が変わってたり、原作を忠実に再現しているわけではなかったり、原作を知らない人には説明が少なめだったりするので、かなり賛否両論あるみたいなんですが、僕にはこれ以上無いってぐらい刺さりました!響きました!中盤のリョータのシーン辺りからずっと泣いてました。ずっと泣きながら映画観たのなんて初めての経験かもしれない。ひとりで行って良かった笑
スピード感をもって最初から最後までずっと試合が描かれる合間合間で、原作でも描かれていないようなメンバーの過去が描かれるんです。誰でも舞台上の自分の他に、背負っている人生がありますよね。そこが描かれている作品で、僕には本当に刺さりました。
男子高校生の話なので荒々しいような部分もあって、でもそんなところも含めて大切な気持ちを、思い出したような気もしました。冷めた目で見られたり茶化されたり攻撃されたりしても、大切なものを大切にし続けることや、痛々しくても大切な人を大切にし続けること。そんなことの大切さです。
この名言のイントネーションこんな感じ?というような違和感はそりゃあったけど、それはこういう作品にはつきものですよね。そんなことよりも、映画館だからこそ味わえる音響と大画面でのスピード感のあるBGMと映像による演出が最高でした!
今回はリョータメインだったけど、願わくば他のキャラクターでも作って欲しいななんて思う。難しいかなあ。
同じテンションで語り合える人いたら嬉しいなと思う! 声かけてください!