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どちらがいくつ多い。同じ数にするには?

数のちがうもの同士くらべるにはそれぞれ数えれば良いのですが、その他にも対応付けをしていくという方法があります。そうすることで、どちらかが余れば多いとわかります。これは、小学校で行われる引き算の考え方です。
引き算はあるものが無くなるという教え方をしてしまいがちですが、以下のように3つの考え方があります。
1 求差
例えばみかんが5コとリンゴが3コあるとします。その差は?
2 求補
クラスに10人います。そのうち男の子は6人です。では、女の子は何人ですか?
3求残
リンゴが10コあります。5コ食べました。残りは?
このように二つの差を比べる場合も引き算をします。これが子どもたちにはわからないのです。引き算を嫌という子が多いのは無くならないのに引き算をするという引き算のイメージとは違うからだと思います。今回の学習はとても重要な範囲ですから
数のちがいは?どちらがいくつ多い?などいろいろな言い回しに慣れていく必要があります。

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