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空間の位置関係

ヒトは自分を中心にして前後上下左右という空間の位置で生活しています。
幼児の場合、後ろからの認識が難しくなります。例えば5人が縦一列に並んでいて前から数えると二番目にいたとします。では、後ろから数えたら?となると見える状況にいないので、大人のようにイメージがまだできない場合があります。特に幼児期は平面の捉え方が多いです。縦、横に見ることはできてもナナメに見るという視点が不十分です。
これは図を描くことで説明ができます。□を描く場合、平面の図形は縦と横線で掛けます。立体の□を描く場合奥行きが出るようにナナメの線が必要です。空間の位置と言うのはナナメの線をイメージできるかということになります。
空間の認識はブロック、積み木、固定遊具で遊ぶことで手前、奥の関係性が分かり、遊びの中で体験することがとても重要です。

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