緊急透析カード
クリニックから、「緊急透析カード」が発行されています。これには、透析条件などが記載されており、避難先の医療機関でも条件通りの透析を受けられるよう情報提供するためのカードなのです。
3か月ごとくらいに内容が更新されます。主にドライウエイトの見直しですね。その他の透析条件が変わることはめったにありません。私の場合は、腹膜透析に週1回の血液透析を併用していた時(5時間を週1回)から、週3回の血液透析(4時間を週3回)に変わった時に、内容が変わりました。
また、災害時用に「カリメート」も持たされています。大規模災害などで避難したとき、次のように教えられています。
・用意された食料はしっかり食べること
・水は日に500mlまで
・3日目からカリメートを使用すること
避難先ですぐに透析を受けられないことを想定して、こういった対応が必要なようです。腹膜透析を導入した時にも災害時用のカリメートが支給されましたが、使用期限が過ぎてしまいました。
大規模災害時に、いつも通っている透析クリニックが通常通りに稼働しているとは限りません。また、外出先で被災し、自宅に戻れないことも考えられますから、緊急透析カードなど常時携帯すべきと思います。どう携帯するか、考えておきます。
注:緊急透析カードを持参すれば、いつでもどこでも透析を受けられる、ということではありません。出張や外出を予定していて、出先で透析を受けたいなら、「旅行透析」と手続きをしましょう。