HHDってどうなの?
HHDとは、Home HDですから、自宅で血液透析をすることです。メリットとデメリットがあります。
HHDのメリット
なんと言っても、自分の自由な時間に透析を始められること、さらに、週3回の縛りがないことです。
中には週6でHHDしている方もいるようです。それなら、一回の透析は2時間程度で済むかもしれません。逆に長時間透析にして、しっかり老廃物を除去することも可能です。
HHDのデメリット
自分で(または家族が)穿刺し、家族に抜針・止血してもらう必要があります。そのために、サポートするご家族とともにトレーニングを受ける必要があります。
また、電源だけでなく給水設備と排水設備が必要なので、自宅を改造することになります。水質の管理も必要ですね。停電や断水の際にどう対処するか、決めておく必要もありそうです。
透析監視装置は、レンタルになるようです。
消耗品の保管場所と管理の手間がかかります。おそらく一ヶ月分の消耗品がまとめて納品されます。かなりの量になります。
血液が付着した感染性廃棄物が出ますから、それなりの処理が必要ですし、針はさらに厳重な管理が必要です。
HHDでできること
HHDができるなら、フルタイムで仕事をすることもできそうです。また、週3回の透析では透析前後の差が大きく、体液バランスが崩れてしまうことも防げそうです。
まとめ
HHDを実施するには、自分だけでなく家族の協力も必要です。それなりのスペースも必要です。デメリットが多く感じるかもしれませんが、それでも自宅で透析ができるというメリットは大きいと思います。
いつもの維持透析施設ではHHDのサポートができないかもしれませんが、相談すれば、サポートしてもらえる病院を紹介してもらえると思います。
たまたま、緊急時にHHDから離脱する方法についての動画を見つけたので、追記しておきます。
https://youtu.be/PDtI-KHZuBc
さらに、HHDで透析終了時の動画が見つかったので、リンクを貼っておきます。透析監視装置の機種による違いはあると思いますが。
https://youtu.be/9aqVffhRJ7M
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