血液透析導入時に用意するべき物たち

次のような物を用意する必要があります。

止血ベルト

週3回の血液透析では、静脈に針を2本刺して、片方は血液を抜いて(脱血)透析回路に流し、浄化された血液を他方の針から返します(返血)。透析が終わったら2本の針を抜いて、ガーゼを当てて止血ベルトで圧迫止血するので、止血ベルト2本は必須で必要です。
なお、止血ベルトが血液で汚れることがあるので、予備に1本あると良いでしょう。

イヤホン

透析クリニックでは、ベッドごとにテレビが用意されていることが多いです。多くの患者が同時に透析を受けていますから、テレビはイヤホンで聴くことになります。長いコードがついたイヤホンが必要になります。

バスタオル・タオル

私が通っている透析クリニックでは、同じベッドを数人で使用するので、ベッドにバスタオル、枕にタオル(フェイスタオル)を敷くよう指示されています。

血圧計・体温計・体重計

血液透析だから、という訳ではありませんが、血圧や体温の管理は基本です。また、前回の透析からどれだけ体重が増えているのかを把握しておくため、体重計も自宅にあると便利です。
血圧ノートは透析クリニックで用意されていると思います。
また、お薬手帳は調剤薬局で用意されていると思います。

エコバッグ

「特定疾病療養受領者証」(通称マル長)や東京都の医療券(通称マル都)が発行されると、医療費や薬代が全額補助されます。調剤薬局に処方箋を持参すると、それに従った薬を用意してもらえますが、それを受け取ってくるのに袋が必要です。レジ袋を購入してもいいのですが、それだけのために数円払うのはどうかと思うので、薬を入れられる大きさのエコバッグがあると便利です。

セスキ(セスキ炭酸ソーダ)

止血ベルトだけでなく、パジャマに血液が飛ぶことがあります。そんなとき、セスキを水に溶かしてつけ置きすると、血液汚れが分解してきれいに落ちるんです。弱アルカリ性なので、住まいの掃除にも役立ちますから、100均などでも購入できるので、用意しておくと良いです。

その他にも必要な物があるかもしれません。透析クリニックでの指示だけでなく、自分で過ごしやすいように工夫してみてください。

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