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計画は未来への意思

秋になり、朝焼けの美しさも映えて、夜の月が鮮やかな光を放っているのを感じると、私自身もこの澄んだ季節のなかで、この季節のようにしていたいと思ったりします。

夏の賑わいも静まったこの時期には、植物が実をならせるのと同じように自分の内部を深く広くしていきたいという欲求がふつふつと湧いてきて、思考する時間をつくりたくなり、少し静かに過ごしています。

みずともりラボのある山梨県早川でのハーブサミットでは、人口が日本で一番少ないという町、暮らしに寄り添う森のある町、生命の源、生活の糧となる水が湧き出でる山間の町だからこそ発信できる内容にしたいと、準備を進めました。2日間のハーブサミットはあっという間に終わりましたが、不十分でありながらも、いらしていただいたみなさんや応援したり気にかけていただいたみなさんに何か伝わることがあったのでしたらとても嬉しく思います。

そして、これからが本番であるということも大きく感じています。計画は未来への意思と言われますが、その言葉がとても響きます。この歳になり遅いといわれそうですが、私には、やりたい気持ちが強いとやることがまず決定し、あとは突き進むといったところがあり、計画より決定が先になりがちで、それは欠点にもなりうることをやっと自覚してきました。

自分自身が描く未来、未来への意思を確認しながら、静かに進んでいこうと、それについてしっかり考えようと思う今日この頃です。

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