キム秘書は一体、なぜ?個人的見どころ
韓国ドラマの雑多な感想を個人的見どころを踏まえて。
今回見たのは、
「キム秘書は一体、なぜ?」
(김비서가 왜 그럴까)
今をときめくパク・ソジュン演じる大企業副社長イ・ヨンジュンと、
自分の人生を生きようと退社を決意したパク・ミニョン演じる秘書キム・ミソが織りなすラブコメディ。
ため息が出るくらいのキュンキュンシーン盛りだくさんで、
今まで見たドラマが復讐だったり、家族愛だったりをテーマにしていた分、
"ラブ"に特化しているこの作品は、
ひたすらに平和でひたすらに幸せな気持ちになれるドラマだった。
1.ミニョン様とキム・ミソが可愛い
もうなんといってもこれに尽きる。
私がこれを見ようと思ったのもミニョン様ありき。
怒っても可愛い、笑っても可愛い、
酔っ払ってちょっとウザくなっても可愛い、
かと思えば仕事ができて素晴らしい。
彼女の気取らない表情が可愛すぎて、
彼女の顔面だけでもキュンキュンの嵐。
ドラマの役柄も最高。
常識があり、機転が効き、
言うことも説得力があり、
仕事っぷりに関しても言うことなし。
加えて可愛さも、人間らしい熱さもある。
つまり、敵を作りようのない人物。
同じ女性としても憧れもありつつ、
仕事一筋で恋愛をしてこず、
30前で焦りを感じるという、
妙な共感ポイントまで持ち合わせていて、
そんな人生パーフェクトじゃない点が、
更に好感を持てるミソだった。
秘書ということもあり、
タイトスカートにブラウス、ピンヒールでビシッと決めたオンスタイル。
かと思えばショートパンツにスウェットなんてオフスタイルも見せてくれて、
あ〜こんな出来る女でも、
家ではこんな格好するんだなあと妙にリアルだった。
ちなみにオンスタイルのミニョン様は誰にも敵いません。
2.個性的過ぎる脇役たち
仕事は完璧、全女子の憧れでありつつ、
毎日同じスーツを着て、
アパートの屋上に住むコ・グィナム。
可愛い頑張り屋さんな新人ながら、
妙にあざとくてちゃっかりしている、
新しいキム秘書。
あ〜こんな上司いるいる!な、部長。
圧倒的息子溺愛ママと尻に叱れる、
会社では無茶苦茶偉いはずの夫。
とは真反対のロングヘアのロッカーお父さん。
そしてなんといっても、ポン課長。
彼女のキャラクターには終始笑わせてもらった。
割と良い年でありながら恋する乙女で、
女としての戦いに火花を散らしながら気づけば良いように使われちゃってたり、
お酒の勢い余って副社長に爆弾を落としまくったり。
見ててヒヤヒヤするし、そそっかしいんだけど、
どこか憎めない人。
彼女の存在は脇役でありながらかなり大きかった。
幸せになってね。
3.ヤキモチのレベルが中学生
他の人に笑いかけてるからってヤキモチ妬いたり、
自分の知っている癖を幼馴染が知っているからってヤキモチ妬いたり、
他人のネクタイを直す姿をみて、
「ほら、あいつのネクタイも曲がってるぞ、直してこいよ」
とか言っちゃうあたり、
付き合いたての中学生か!
なんて突っ込みたくなるぐらい、
小さなところでヤキモチ妬いては拗ねて、悲しんで、喧嘩して。
現実世界でこれされたらすごい鬱陶しいんだろうけど、
というか鬱陶しいんだけど、
ドラマの世界でやり合っているのを見るとただただ可愛い。
むしろ喧嘩のレベルがそれぐらいで平和な世界ね。
4.年齢設定がカオス
キム秘書(29)役、パク・ミニョン 1986年生まれ
ヨンジュン(33)役、パク・ソジュン 1988年生まれ
ヨンジュンの兄(35)役、イ・テファン 1995年生まれ
9個上のお姉さんにオッパと呼ばれ、7個上のお兄さんにヒョンと呼ばれるテファン君。
そして2つ下の男の子にオッパと呼べと言われるミニョンちゃん。
なんの前情報もなしに見たけど、
こうやって見ると役柄と年齢なんで全く関係ないのね。
普段の言葉遣いとややこしくなったりしないのかな。
調べるところによると、テファン君は見た目のせいか実年齢より年上の役柄を演じることが多いらしく、
永遠の35歳になれると良いね!
どれも面白いんだけど、
今のところは総合的にトッケビがやっぱりNo.1なのだよなあ。
そんなこんなで次のお休みこそサムマイウェイを!
みる!、、、、たい。