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知らぬ間に不倫の片棒を担いでいた日

私自身が知らぬ間に、結果として知人女性に利用されていた話を書きます。タイトル通りですが、知らぬ間に不倫の片棒を担がされていました
そして知人女性と縁を切った話となります。

ネットで知り合った女性に利用されていた数年間

知人女性の不倫を助けるような事に陥ってしまったのか気がついたきっかけは、過去のSNS投稿です。
今から2010年代前半まで遡ります。当時利用していたTwitter上で仲良くなった年上女性がいます。彼女のことをNさんと呼びますね。当時のNさんとは好きな作品がきっかけでTwitter上を相互フォローする関係となりました。個別に話したり、女性2人で直接会ったり。ネット上で知り合ったけれど、そこそこ親しくして頂いておりました。
この頃のNさんについて、趣味以外で知っている事といえば、既婚者であることです。
SNS上にもたびたび配偶者についての投稿もありましたし、Nさんと出会った当時まだ20代前半な私は、Nさんから配偶者についてノロケを聞くたびに「長い付き合いって良いですね~」なんて返していたものです。

では、どのタイミングでNさんの離婚を知ったかと言うと、2015~2016年になります。

Nさんから、少しずつ配偶者に関する愚痴を聞くことが増えました。

 ――関係がうまくいっていないこと。
 ――離婚も視野に考えているということ。
 ――現実世界で言うと角が立つからネットで毒を吐きたい。

SNS上にもNさんが配偶者に対する愚痴が増え、あくまでTwitter上ですが、共通の知り合いから「大丈夫?」「無理しすぎないようにね」等、いわゆる「よしよしギュッギュ状態」へと変化しました。

私自身もNさんとは遠からず近からずの距離に住んでいたので、実際に会って愚痴を1時間ほど聞いていたものです。

そう。この実際に会って愚痴を1時間ほど聞いていた日を、Nさんに利用されていたと最近(2018年10月)気がつきました。

利用されていたと気がついたのもSNSの過去投稿から

奇しくもNさんから利用されていた2015~2016年は、私にとっても恋愛が大惨事な時期でした。お互いに傷のなめ合いといっては失礼かもしれませんが、人間関係に疲れた胸中を仕事帰りに語った日もあります。

そう。
お互いに愚痴を言い合うだけで終わっていればキレイな話でした。

私は2016年頃に趣味のTwitterアカウントを消去し、Nさんとは個人的に交換した連絡先のみ知っているという状態に変わりました。
Nさんは相変わらずSNS依存気味でして、2018年現在は彼氏についての投稿が増えていると共通の趣味友から聞きました。

ここまでは、何の違和感もありませんよね。

結論を書くと、私とNさんが1時間だけ会って話した日。その日にNさんは今の彼氏と逢瀬を重ねていました。
Nさんが私に話していた「離婚したい理由や原因」は全てウソ。ネット上に書き込んでいた内容もウソ。全て「離婚しても私は悪くない!!」と周囲に思わせるための内容でした。
Nさんに至っては、離婚前に不貞行為があったけれどそれを元夫に気がつかれないために、複数の女友達を利用していたそうです。もっと簡単に言えば、離婚時に不貞行為で慰謝料を請求されないために女友達を利用していたそうです。

共通の女友達の話をまとめると、Nさんが離婚成立したのは2016年の中ほどで、離婚成立後も元夫とは友人関係を保っているということ。
2017年2月に入りSNS上で彼氏の存在を公言。その際に「昨年の今頃には彼氏がいたけどネット上に解禁したのはつい最近」とのこと。

Nさんの言う去年の今頃は2016年1~2月頃でして……Nさん達の夫婦関係が破綻して別居しているのならともかく、Nさん談では別居もしていなければまだ離婚の話も切り出していない時期と認識しています。

つまり自分の不貞行為が原因で慰謝料を請求されたくなく、別れる予定の元夫とも穏便に済ませたい。離婚が成立するまで今の彼氏との関係も我慢したくないから女友達を利用しよう!!という考えに至った模様です。

ああ……よくある話ですが、書いていて若干吐き気がする内容ですね。

Nさんの不用心な点は、共通の友人が多いSNSで不倫していたと分かる内容を公開していたこと。多数のSNSアカウントを紐付けしていること。そして本名で公開しているSNSがあること。

公開型SNSは、誰と誰が繋がっているかとてもわかりやすいです。例え架空のキャラ設定を作っていたとしても、特定のアカウント同士の結びつきを調べる事は慣れている人間が行えば簡単に出来ることです。



自由恋愛の代償

人によっては「結婚していても恋愛は自由だ!!」という考え方を持っている方もいらっしゃるかと思います。個人の主張は自由ですし、誰しも感情に肯定も否定もしてはいけないと思うんです。ただし、周囲の第三者に迷惑をかけないという大前提を忘れてはいけません。

Nさんが自由恋愛を選んですでに失ったモノは、共通の趣味で繋がった友人達と社会的信用。そしてこれから失うものは、金銭です。

不倫慰謝料の請求には時効がありますが、Nさん元夫妻はまだ時効の範囲内。時間的余裕があるレベル。自分に不利なく離婚したと思っていても、不貞行為は後から請求出来るんですよね。そして、Nさんの元夫は、地道に不貞行為の資料を集めたということです。

Nさんにも、離婚前~現在も交際中の恋人にも、慰謝料を請求できる権利がNさんの元夫にはあります。今回はそれを行使するだけ。ただそれだけの事なんです。

きっとNさんからすると「今更そんなことを言い出すなんて!」なのかも知れません。お互い合意の上で別れて、離婚はもう過去の事だ、と。

人が生きていく上で、何が正解で不正解なんて難しいことは言いません。
悪いことをすれば、その分自分に返ってくる。
今回の件で縁を切ったNさんを見て、そう思った出来事でした。

自由恋愛おおいに結構!!
不貞行為を行っている方は、周囲の第3者を巻き込まない方法でお願いします。

今回のノートは、死んだ魚のような目で綴りました。
もうこの手のトラブルは勘弁してください。

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