キャリアに迷う人・迷わない人
キャリアに迷う社会人と、一切迷わない社会人がいます。
わたしはキャリアに迷ったことがありません。
皆さんはどうですか?
これまで400名以上の医療従事者と面談してきましたが、ほとんどの方が迷われています。
それはなぜか。
進みながら生きていて、問題が起こった時に初めて困るからです。
わたしは1年で大学病院を辞めたときに「 来月の家賃の支払い大丈夫かな…!?」と恐怖に近い不安を感じました。
その時、「 社会から必要とされない30歳になるのだけは嫌だ!」と心の底から思ったのです。
だから、自分なりに「 どんな30歳でありたいか?」を具体的にイメージして、それを達成するために20代を活用すると決めることができました。
以降、どんな35歳、40歳になりたいか?というように一般的な年齢のイメージと自分の納得するイメージを具体化させて、そこに向かうために毎日の仕事に取り組むようにしています。
この考え方を「 バックキャスティング思考 」と呼ぶらしいです。
逆に「 問題が起きてから考える 」のは「 フォアキャスティング思考 」といいます。
困ってから困り果てるのではなく、どんな大人になりたいか考え、そこに向かう過程でどんな困りごとや難しさがあるか事前に考えて準備をするのです。
これができればキャリア・進路に迷うことはなくなります。
人生、「 看護師の資格があればどうにでもなる 」と思っている方もいるかもしれません。
正直30歳を過ぎたあたりからは本格的に「 どうにもなりません 」。
自分の頭で考えて、自分で行動を起こし、自分で切り開いていかないと、ズルズルと時が過ぎます。
年齢が上がるごとに社会的挑戦(特に未経験での一般企業への転職)のハードルが上がってしまいます。
医療従事者になれば困ることがないと思って資格を取りましたよね。わかります。私もそうでした。
でも、医療従事者だからこそ「 それ以外を知らない 」ことに、困ってから気が付くのです。
キャリアに迷う大人になりたいですか?イヤですよね?
イヤなら困る前に困れる人になればいいのです。
そして、自分の頭で考えて、自分の身体で行動しなければなりません。
その考え方や言語化の方法に自信がなければHandLを頼ってください!
看護師→一般企業の具体的な策や準備方法について存分にお伝えしています。
とにかく逆算する力を養って、バックキャスティング思考になれるようにしましょう!
また次回のnoteも見てね👀