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きおくのかけら.1

断片的な記憶がある。
大好きだったおばちゃんとの思い出。

わたしは長女であり初孫だ。
両親は共働きだったので
幼少期は祖母の家で面倒みてもらっていたのだろう。
とっても可愛がられていた。
実父の兄の奥さん、おばちゃんの存在が
わたしには居心地がよかったのか
すごく仲がよかった。
実母よりいろんなことを話していた気もする。

今はなきデパートの2階の角にあった喫茶店。
もう店名すら覚えていないのだけど、
よくおじちゃんとおばちゃんに連れていってもらった。
そこのホットケーキ(パンケーキね)がとっても好きだった。四角いバターにたっぷりのはちみつをかけて。
ぜったいそのお店がいい!とわたしは言っていたのだろう。
外食のきおくはその喫茶店のみ(きおくから消してるかもしれないけど)

小学4年生の夏休み。
おばちゃんと北海道旅行に行った。
釧路におばの親戚?があって
そこに数日お泊まりした。
海に行ったり観覧車にのったり
お土産にキーホルダーを買ったり。
その夏休みの日記に書いていた気がする。

いま、10さいだから20さいになったら
またふたりで旅行しようね!!

わたしが19さいの夏に病気が悪化し
帰らぬ人となってしまった。
またふたりで行きたかったな、
おばちゃん孝行したかったな、
そんな思いがいま20年以上経っても
こころにある。

いろいろあるけどわたしは元気に過ごしているよ
おばちゃんと同じ子なし選択したけど
幸せに暮らしてるよ。
ずっと見守ってくれてたら嬉しいな。

#記憶 #記録  



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