便利じゃないけど好きなこと
緊急事態宣言が終わって、自粛もなんとなくゆるやかになってきた。3ヶ月ほど友達に会えてなかったけど、「そろそろ。」とご飯にいったりおうちに遊びにいき始めた。まあこれが、びっくりするほど楽しい。
自粛生活、私は正直辛いと思ったことはないし、新たな趣味も見つけたし、就活するときからひそかにもっていた「在宅で働く」という野望がこんな形だけどかなったりで、完全に順応していた。むしろこの生活が終わるのに耐えられる気がしていないくらいだった。
それでもやっぱり友達に会えるのは嬉しい。みんながどんな自粛生活を送ってたか聞くのも楽しいし、やっぱりラインとかインスタとかSNS上じゃわからないことの方が多い。お店でチョイスするおつまみがどんどん健康的なものになってきたこととか、酔っ払いながらやるトランプとか、次の日の朝に入れてくれるコーヒーとか。直接会うからわかることがあるんだよな、と、改めて思った。
いろんなことがオンラインでできるようになって、コロナを期にもっといろんなことがオンラインになっていくんだとも思う。あんなに紙の本が好きだったのに、移動が増えて電子書籍があるなら電子書籍を買うようになった。オンライン飲み会もやったし、お財布を持ち歩くのがいやでキャッシュレスをこっそり推進してるし、AmazonやNetflixがない生活が考えられない(もちろんnoteも)。でも、本当に好きな作品は紙も持ってたいし、絵を書くのはアナログが好き。ノートに手書きで文字を書いていると落ち着く。好きな人たちとはやっぱり直接会いたい。
便利なことをたくさん知って、便利じゃないけど好きなことにもたくさん気づけた。きっとみんなにとってもそんな期間だったんだろうな。また直接あって、そんな好きなことを話せる日常がとても愛おしい。