いい夫婦の日。アツアツの鍋焼きラーメンに溺れる【高知 須崎】
-今日もマンホる-
週末旅中にまた行き先のネタ切れを起こしたので、
とりあえずマンホる(マンホールカードを集める)ことにした。
※マンホールカードを知らない方はこちら↓
今日狩るのは高知県須崎市、須崎駅前の観光協会でもらえるこちら。
なかなか、渋いというか、つつましいというか。なデザイン。
-安心な店名-
須崎駅に着いたものの、駅前食堂と書かれた駐車場しか空いていない。
マンホールカードって、行った人しかもらえないから夫を車で待たせて〜とかできない。
なので駅前食堂のPに駐車してそこで昼食を取ることに。
余談ですがこういうときさ、お店の名前がたとえば
ラ・フォンテーヌ とか トラサルディー とかだったら警戒してメニューとか価格とか雰囲気とかググってビビって大変だけど「駅前食堂」って。
もう質問ありませんってかんじでイイね!
-駅から店まで-
車を降りると駅の中から賑わいと共に
きよしのズンドコ節が聞こえた。
外からだとよく見えないけど、われ察するに、観光列車のおもてなしをしているとみた。
さらに察するに、楽器は生演奏。
ただしきよしは生きよしではないとみた。
だって生きよしが歌ったら
もっと悲鳴が飛び交いそうだし
曇った空から一筋の光が差しそうだし
射程距離外のわたしも無傷ではすまない。
しばらく野次馬したあと気を取り直して歩いてすぐの観光協会ヘ。
「出かけていますがすぐもどります」と書いてあったので、ではわたくしたちもさきにごはんへ。
着いた
-鍋焼きラーメン-
全然写真撮ってないけど、レトロで、お客さんいっぱい入ってて、
ローカル感強いけどよそもんにも慣れてます〜って感じでいい感じでした!
メニューを見た感じお店の推しは
・鍋焼きラーメン
・ウツボのタタキ
・クリームメロンソーダ の3つ。
その中からわれわれがランチに選んだのは…
ドコドコドコドコドコ…
じゃーん!
鍋焼きラーメンでした〜!
-おいしい-
おいしかった。
夫もおいしいおいしいと食べていた。
アツアツ系メニューが苦手ですぐに口内をヤケドし、
日本人に標準搭載されている麺をすするという機能がなく
麺類の完食によく苦労している夫、
鍋焼きラーメンをお気に召したのは意外だった。
「どのへんがおいしい?」と聞くと
「汁もいい。麺もいい。肉もいい。たまごもかんぺき。」
だそうだ。
-感動のヒストリー-
夫より先に完食したのであらためてメニューにゆっくりと目を通し、
この鍋焼きラーメンが須崎の名物となった物語を勉強した。
訳して夫にも伝えることにする。
そんなはなし。
夫もええはなしや〜と感動していたので
説明してよかった。
こういう長話は毎回
わたしの英語力がさいごまでもつか
夫の傾聴力がさいごまでもつか
賭けである。
noteもそう。
調子にのってこんなふうにごきげんに書いてたら
けっこう長くなっちゃって、
読み手の方にさいごまでスクロールしてもらえるか…賭けである。
-よく見ると-
大満足でお店を出て、駅までの道をもどっていると
いまさらながら町中鍋焼きラーメン推しということがひしひしと伝わってきた。
ふと見たショーケースもこんな。
よく見たら前からよく知るしんじょうくんも
あたまに鍋焼きラーメンがぶっかかっとるし
巨匠デザインのなべラーマンもおるし
同じ四国の仲間で、
こんなに積極的なPRをしてくれていて
何度もニアミスしていても
ぐうぜんお店に入るまで名物の存在に気づけないという、
節穴の目をした自分がなさけない。
もう開眼した。
わたしはもうけして須崎中のラーメンアピールを見逃さない。
-いい夫婦じゃない、だと…?-
須崎でラーメンを食べてマンホールカードをゲットしたあと、いよいよやることがなくなって、
ちょっと海を眺めて
家に帰ってきた。
わたしが「今日はいい夫婦の日なんだよ〜」と何度も言ってたから
晩ごはん中、小競り合いをはじめた両親に夫が
「オトーサンオカーサン、今日はいいフーフの日です!」と言った。
母は「それ昨日。」と言った。
今日は11月23日だった。
わたし…もっとちゃんと集中して生きた方がいいね。