【マレーシア留学】英語ド素人がやった留学じゅんび勉強
「外国に住んでみたい」という理由だけでチェンマイマッサージ留学をしたはなしを書いたけど↓
そのあと「外国でまた学生やりたい」という理由だけでマレーシアに2ヶ月英語留学に行った。
英語っちゅうもんはマッサージとちがって気持ちいいという要素はないわけで、学校つまんなかったら困るな〜と思いながら行ったけど、
超楽しかった。
そんな思い出ばなしの前に、
今回は留学までのわたしの英語レベルと、留学までにした勉強のはなしがしたいと思う。
わたしのようにノリで留学しようとしている英語ビギナーの参考になれたらうれしいなー。
逆に、TOEICの点数を上げたいとかビジネスレベルになりたいとかで留学を検討している人にとってはとんでもなく低レベルな話なのでここでそっと閉じたほうがいいかもしれない。
でもひまだったら読んでって〜
ではいきまーす。
留学前のわたしの英語レベル
当時20代後半。ギム教育で習った知識をかすか〜に覚えている程度だったかな。
Be動詞をはじめとする英文法用語は中学現役時代でもいまいちわかってなかったし、
覚えてる月の名前はAugust までだった。
会話に関しても、なんせ機会がないから。
旅行中に買い物や入国審査で使う英語しか話したことなかったと思う。
そんなわたしが自分、英語いけるかもと思いはじめたのにはワケがある。
当時Sex And The Cityにめちゃくちゃハマっていていたわたしは家ではつねにDVDを垂れ流しにしていた。数年間も。
そしてあるとき気づいたのだ。
字幕から目を離してもきゃつらが何を言っているのかバリバリわかると。
今思えばそれはくりかえしくりかえし鑑賞しストーリーを完全網羅していたために起きただけの現象である。
あとあやつら(キャリー含む4名)が寝ても覚めても似たような話しかしていないせいもある。
しかしわたしは「英語わかるようになってる」と思った。
だからチェンマイから帰ったあと
また外国住みたい!学生やりたい!という願望と対峙したとき
「もう英語だな。英語留学だな。わたしまあまあわかるし。英語」
という思考になったのである。
留学の楽しさを左右するのが準備勉強
語学学校はどんなレベルの生徒も歓迎してくれるけど、留学前にどれだけ勉強しておくかは留学の楽しさやコスパに大きく影響する。
だって、
わざわざ課金して海を渡り何を練習したいのか、
何が楽しそうなのか、
何が1人ではできないのか、
の答えは「会話」1択なのだ。
留学生活中、1秒でも長く会話のレッスンを楽しむために、リスニング、文法、発音などのつまんなそうかつひとりでもできそうなことはできるだけ渡航前にやっておくにかぎる。そう思った。
ケチなわたしらしい判断。
では具体的になにやったか書きます。
期間は学校やチケット予約して行くまでの約1ヶ月間くらいです。
中学・高校6年間の文法おさらい
ビギナーほど文法だいじ。
正しいセンテンスさえ紡ぐことができれば
例えば
【赤ちゃん】て単語を忘れても
「あれ。生まれてまもないいきもの」って言える。
【病院】を忘れても
「あのホラ、病人や怪我人が行くところ」と言える。
ボキャブラリーの少なさを説明でカバーできるのだ。
そこで「中学高校6年間の英語を復習」みたいなタイトルの本一冊をみっちりやってみた。
たぶんこれの改訂前版だったかな↓
本の中は、わたしなんで英語わかるって勘違いしたんだろう?と思うくらい知らないことばっかりだった。
1週目はサラっと読み、
2週目はわかるまでじっくり読み、
3週目は忘れそうなこと、また見返したいことをノートにまとめた。
忘れそうなことだらけでほぼ1冊まるごと書き写したような感じになってしまったけど。
そのノートを留学中のMy参考書として持って行くことにした。
発音と発音記号を知る
こちらも発音だけに特化した本(CDつき)を1冊買ってみっちり読んだ。
↓これ。だったような…ちがうような…
発音の仕方について学校で教わった記憶がなかったから、これも復習というよりはへえええそうなんだ〜!という感覚だった。
もちろん口や舌の動きはすぐには全然身にはつかないけど、各音の仕組みを理解し発音記号が読めるようになると、知らないときとは世界が変わる。
ピアノを前にして
なにもわからず闇雲に鍵盤を叩く子どもと、
ヘタなりに楽譜を見ながら演奏できる子どもくらいちがう。
ちなみにわたしはピアノに関しては前者である。
あと、発音の仕方だけはネイティブに教わるよりも日本人が日本人向けにレクチャーしているものの方がわかりやすい気がする。
わたしたちが日本語の発音方法を外国人に上手く説明できないのと同じで、ペラペラだからこそ教え方がわからん分野なのだ。
オトキソ!
当時NHKでやってたおとなの基礎英語(略称オトキソ)という1話10分の英語教育番組。
留学を考えはじめたころに出会って出発まで毎日見てたんだけど、コレすばらしかった。
生徒の坂下千里子さんが本当にかなりガチモンの英語初心者で、まずそこに超安心感。
先生も外国人アシスタントもみんなやさしくてさらに癒される。
あと番組内のミニドラマの舞台がわたしが行ったタイや行くマレーシア、行こうかと思ってるNZとかで
おいおいわたしのために放送してんのか?と思った。
この番組の坂下千里子さんには一生物の、天真爛漫に素直に楽しくものを教わる姿勢を教えてもらった気がする。
もうおわってる番組だから推しても意味ないんだけど、本当に自信とやる気をもらったんだよなー。
今はYouTubeでも良質な英語学習コンテンツもたくさんあるしいいですよね……
と言いつつ、やっぱりYouTubeでもいまだにあんなに自分に刺さって、まったく癇にはさわらない教育コンテンツないわ。
世界ふれあい街歩きと並ぶ良番組と言っていいでしょうね!(上から)
そんなかんじ
まとめると、わたしは渡航までの1ヶ月、文法、発音、オトキソの三本柱に注力してみたってかんじですね。
われながらこの勉強方法でいい感じにめっちゃ水吸う準備万端のスポンジ状態になって渡航できたと思います。
じっさい学校入ってみたら語学の海は深くて広くてまだまだ知らないことばっかりだったけど、事前の基礎勉強すらしてなかったら浅瀬に足つけるだけで楽しむ段階にもいかず2ヶ月終わっちゃってたと思う。
それでは!留学生活のことはまたかきます。