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【マレーシア留学】いい大人が留学先で極貧生活を強いられることになったいきさつ

前回のマレーシア留学エピソードはこちら


みなさんは海外旅行いくとき
現ナマいくばく持っていきますのん?

わたしは現金いっぱい持っていくのって旅慣れてないっぽくてダサいような気がしてたんです。

なんでもカードがスマートかなあ、て。

カードさえあればATMで現金も出せるっていうし。

今日はそんな旅なれ感を演出しようとしたわたしを襲ったトラブルについてお話しします。

※オマケの有料部分は自己満の雑談ですのでスルーください

違和感


留学最初の週末、ショッピングに出かけた。

Kinokuniyaで寮で自習する用の教材として英語版のマンガを買った。
バガボンド銀魂

カードが使えなかった。だから現金で払った。

※ちなみに英語の勉強として役に立ったのは圧倒的に銀魂。武蔵さんは無口な上にしゃべっても抽象的なので

ほぼさらで今も実家にあった


Vincci という当時人気だったリーズナブルな靴屋さんでクツとサンダルを買った。

カードが使えなかった。だから現金で払った。



そういえば、マレーシアに到着した時の空港でも使えなかったなあ。だから現金で払った。

そんなことの繰り返しでもともとそんなに持ってきてなかった現金は大幅に目減りしていた。

そんなバカな


3度以上断られてはじめてやっと
このカードが悪いのか?
と疑い始めた。

そこで、断られたお店でくわしく聞いてみると、ICチップが付いていないクレジットカードはマレーシア中どこでも使用できないということがわかった。

あのころ日本のクレジットカードはICチップ付きに変換中の時期だった。
けどそんなこと気にしたこともなかった。
日本で使えなかったことがなかったから。

Icチップとはカードの左の方についてる親指の爪くらいの金のチップ

マレーシア、進んどるなあ〜。

こうしてわたしのカードはマレーシアではただのプラスチックの役立たずとなった。

気づいたときにはもう、たいして必要でもないものをいろいろ買って現金は少なくなっていた。

楽しんじゃう


そんな事態になってわたしが凹んだかといえばぜんぜんそんなことはなくてむしろワクワクしてた。

2ヶ月海外節約生活。黄金伝説みたいや〜って。

マレーシアでの買い物にあまり期待してなかったことも凹まなかった一因かも。

だって代表的お土産、ナマコ石鹸ジャコウ猫のウンココーヒーやろ。

うん、大丈夫。イラナイ。

住む場所はあるし、ごはんもあるし、帰りのチケットは購入済みなんだから、あとは金が無いなら無いなりに暮らすだけのこと。

楽しそう!

大人のヌケ感出しちゃったかもしんない


そうして異国で貧乏学生になったわけなんだけど、今思うとこの失敗エピソードがいいかんじにアイスブレイクになってたくさんお友達ができた説ある。

とくに韓国のティーンの子たちは大人とは授業も別々で、日本人とは距離があったんだけど、どこからかわたしが不憫なカネなし日本人ということが伝わったのか子どもたちが話しかけてくれたりお菓子とか分けてくれるようになって、1つのソファーでギューギューに押し合いへしあいしながらいっしょにダラダラするほど仲良くなれた。

チョコを分けてくれる子ども

自分で言うけど、わたしのちゃんとしてないダメな大人感がかわいかったんじゃないでしょうか?

大人のヌケ感ってやつじゃないですか?へへ

韓国の女の子と
中学生に身長も負けとる

借りません

こんな事情だったからルームメイトやいろんな人が
「お金貸してあげようか?」って言ってくれた。

けど、当たり前だけど借りなかった。

とくにわたしは過去の経験から
”遊ぶカネ欲しさに深い仲でもない他人から借金をする人間からは速やかに距離を置くべし“と肝に銘じてましたのでね!

でもまだ出会ったばかりの友人たちがわたしを心配して言ってくれたことはうれしかった。
彼らの人生に「じゃあ貸して」て言うような輩が登場しないよう祈った。

次に活かす教訓

しかしこんなトラブル、なんとか対応できる状況だったから逆に楽しい!なんて言ってられたわけで、
“持ち金が底を尽きてATMから下ろすすべもない”って、ひとり旅とかだったらもう…

路上でパントマイムして路銀を稼ぐしかないレベルの窮地!(そしてたぶんそれ法に触れてる)

路上でショーをするわたし

なのでそれ以来海外行くときは
・現金を多めに持っていく
・お金を下ろす手段を複数用意しておく
(クレジットカード2枚+海外ATM対応デビットカード)

ようにしてますよ!

みなさんもお気をつけて!

じゃ!



読まなくていいオマケ

思い出しちゃったもんで、わたしが
「遊ぶカネ欲しさに他人から借金をする人間」はヤベエと思ったできごとを書きたい。

わたしの温度感若干高めな語りがはじまりますのでお付き合いいただける奇特な方のみお進みいただくよう有料とさせていただきます。


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