Day8 会議机をリノベする | House Hokusai
さあ、壁面のペンキ塗り・床面のオイル塗装を終えて、今回のリノベする対象物はこちら!
何の変哲もない、折りたたみできる 450mm × 1800mm の会議机です。
悩みました。どうしたら、この普通な会議机をかっこよくできるか。地元でリノベや移住促進を中心に活動する 中田さん に相談に行きました。
そして、見えてきたのは2点の DIY です。
・天板(上の板)の交換
・鉄脚部分のブラック塗装
むむむ、果たしてかっこよくなるのだろうか…。いつものように、長野県建築士会 須高支部のみなさん、東京から来てくれたメンバーと一緒に作業開始です。
まず、天板の取り外し。これは、ネジを外すだけなので、楽です。
特に、電動のインパクトドライバーを使えば、取り外しは一瞬でした。さすが、プロ…
そして、鉄脚に塗装します。塗装は、アイアン塗料という、塗った後に鉄のような風合いが出る少し特殊な塗料。今回はドイツ製の SCHUPPENPANZER (シュペンパンザー) という塗料を使いました。
薄め液で塗り良い硬さになるまで、薄めて使います。(手につくとなかなか落ちないので、軍手をして作業されるといいです)
塗る前に、鉄脚は拭き上げをして、キレイにしておきましょう。こういう会議机の脚は掃除していないので、かなりの汚れが残っています。
鉄脚は、乾いたらひっくり返して塗ると裏側の塗り漏れが少なくなります。
さあ、塗装が進むとこんな感じです。いい雰囲気の色合いになっています。(細かいですが、脚の末端まで黒く塗るほうが完成度が高くみえます)
次は、天板です。こちらは、シナランバーコアを採用しました。サイズは、大型の机は 横 1800 × 奥行 900 × 厚さ 30 のサイズです。小型の机は、会議机と同じ 奥行 450 のサイズです。
これを、紙やすりの細かいもの (粗さ #240くらい ) で削ると手触りが、非常によくなります。天板は肌に触れますので、手触りは重要です。
天板と塗装して乾いた鉄脚を、ネジでつなぎます。
仕上げに、紙やすりで残った細かい木屑を、ホウキや乾いた雑巾で、丁寧に取り除きます。そして、ついに!!どこにでもある会議机が。。。
こんなにキレイな大判の机に変わりました!
実際につかっている様子はこんな感じ。
目の前のぶどう畑をみながら、ちょっとアンニュイな気分にもなったりもできます。
雰囲気があってよかったので、側面部の印刷も残しています。
比較するとこんな感じです。鉄脚の色と天板が変わると見違えますね。また、大机は、会議机の2個分の奥行きがあるので、ディスプレイなどがあっても広々と使えます。
小さい方の完成品も、こんな感じです。小回りがききます。
費用も、天板 (シナランバーコア) ・天板用紙やすり(#150と#240)・ アイアン塗料 (ブラック)・刷毛・固定用ネジをあわせても、1万円くらいで実施可能です。ご自宅に会議机がある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
次回は、この机にあう椅子を作ります。7/22(土)を予定しています!
---- House Hokusai Project とは---
小布施若者会議で開催された「クリエイターが集まり、モノ・コトを生み出す場所を作ろう!」というプロジェクトです。
町内外のメンバーによって、小布施町に場所にとらわれずに働くクリエイターが集う場所「 House Hokusai (ハウスホクサイ)」を作っていきます。
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