Without You I'm Nothing
“ねぇ 今から 美しい物を見ないか?”
木下理樹に救われた
木下理樹にしか救えなかった
19才の私は酷く傷ついてぼろぼろだった
木下理樹の歌に、存在に、
どれだけ救われたかわからない
身体や心が壊れそうになりながらも
身を削り、音を生みだす
そこにはいつだって絶望と
確かな光があった
決して器用に生きれる訳じゃない
その不器用さが
何度でも私を救った
冬の朝の澄んだ空気や
鳥が羽ばたく瞬間
彼を通してみる世界は
美しいもので溢れてる
おかえりだよ。