これから一気に『優秀な個人の争奪戦が始まる』
これから、一気に
『優秀な個人の争奪戦が始まる』
そう思っています。
『フリーランス』と聞くと、
なんとなく『したて』に見られたり、
弱い立場にいるような
イメージを持ってしまいがちですが、
突出した能力を発揮する個人は
むしろ、クライアントを選ぶ立場に
なっていくと思います。
これからは働く業態は
あまり関係なくなっていって、
フリーランスだろうが、業務委託だろうが、
正規雇用者だろうが非正規雇用だろうが
『求められる人は常に求められる』
そうなっていくと思います。
『自分自身の看板』を持って、
自分の名前で仕事を請け負う。
そんな人の争奪戦は
確実に始まるんじゃないですかね。
そんな人は、もはや、
フリーランスとは呼ばれない。
新しい名称が生まれるのも
時間の問題です。
僕がつくりましょうか?(笑)
突出した能力を発揮する人は
不当な扱いをされたり、
差別を受けたりすることはない。
会社や組織や肩書きによる
看板ではなくて、
『自分の名前』という看板を
育てていくようにいつも意識しています。
最終的に目指しているのは、
『名前だけで仕事が出来る』
状態です。
これからは、『組織』という概念が
どんどん、あいまいになって、
一時的に組織化するのが
当たり前になっていくと思っています。
プロジェクトが立ち上がると
それを遂行するために
必要な人たちに声がかかり招集される。
そして、プロジェクトが終了すると解散。
必要な場面がくるとまた、声がかかる。
ワールドカップなどで日本代表チームを
構築するのとなんか似ています。
優秀な人は代表に呼ばれたり、
いろんなチームからオファーが次々とやってくる。
今後は優秀な人であればあるほど、
一つの会社や組織にとどまることなく、
自らのスキルや経験、時間を
複数の会社や組織、いろんな機会で
活かすような働き方を
するようになっていくと思います。
一つの会社や組織に依存している
わけではないので、
依頼主がどんなに大企業だろうが、
報酬がどんなに高かろうが、
自分の理念に合わなかったり、
共感出来ないような仕事は絶対に受けない。
今、若者が企業を選ぶ基準も、
大きく変化していると聞きました。
僕らが学生だった頃とは、
価値観が全く違います。
その意識の高さにいつも驚かされます。
『働く理由はお金じゃない』
と「きれいごと」とも思われかねない
言葉を平気で口にします。
もちろんお金は欲しいけど、それ以上に
『社会の役に立っているという実感が欲しい』
『自分の成長を感じたい』
そう思っている人が多いようです。
僕が学生の頃はまわりに
そんな人、一人もいなかったように思います。
もし、いたらすいません(笑)
ほとんどの人が給料の高さ休みの多さ
福利厚生の充実さや安定を
判断の基準にしていたと思います。
それが悪いわけではないです。
時代の変化と共に価値観が
変わっただけの話です。
いろんな組織やプロジェクトや
機会で働く人たちは、
Aというプロジェクトで培った、
経験や知識やスキルを
別の機会やプロジェクトなどで活かしていく。
すると当然のように、
できる仕事の幅がひろがっていって、
いろんな業種、地域、年代の
人脈が自然と増えていく。
良い意味で固定概念や
自分の常識などが壊されていく。
そうなると、二刀流どころか、
四刀流、五刀流なんて強者も
当たり前のように表れてくる。
大谷翔平の二刀流での成功は
今の社会の働き方の縮図の
ようにも思えます。
これから、
『優秀な個人の争奪戦が始まる』
それは、間違いないと思います。
だからこそ、今のうちに
やっておくべき事は明確です。
だからといって、
有名大学を卒業したとか、
資格を持っているとか、
誰も持っていないような特殊能力が
必要だとは限らないと思います。
自分にとっての
『当たり前』をちゃんと、
自分で把握して、
それを当たり前だと思えない人に
提供すれば良いだけの話です。
東京でみんなが当たり前できた事は
地方にいくと引っ張りだこの
能力かもしれない。
自分の業界の常識的なことが
他業種では画期的なスキルと
呼ばれることだってある。
本当に必要なのは、
自分を活かすための
『企画力』なんだと思います。
『名指しでお願いされる』
『あなたじゃなきゃ駄目なんです』
そう言ってもらえる。
仕事をする上で、
これ以上の幸せは
ないんじゃないですかね。
一番、言いたいことは、
学生だろうが、主婦だろうが、
年配だろうが、若者だろうが、
ニートだろうが、過去に
失敗した人だろうが、
自分に自信が持てない人だろうが、
誰にだって、
『優秀な個人』になれる
可能性があるという事なんです。