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【嘘マス】初星学園 優勝イルミネに届かずも、初出場で堂々ステージ


20歳以下限定のアイドルイベント『U20!アイドル大合戦 in 国際文化センター』が、5月25日(土)に行われた。

チケットは即日完売。2万人が見守るなか、合計53名のアイドルたちが持ち前のパフォーマンスを活かし切り、会場を熱気で包み込んだ。


今回初出場となった初星学園高等部は、各ユニットの持ち時間15分を有効に使用し、有村麻央、葛城リーリヤ、藤田ことねの3名によるメドレー形式で参加。


先陣を切ったのは1年生の葛城リーリヤ。
センターステージから競り上がると、強くまっすぐな歌唱から始まる『白線』を堂々と披露。大舞台の経験が浅い初星学園からの "はじめまして" の挨拶は、観客の心を鷲掴んだ。


今大会では、出場ユニットごとに1つずつ特殊演出が認められている。
初星学園は、1曲目に演出を使用する強気な姿勢で、葛城のパフォーマンスに『シャボン玉』を選択。


"はじめまして" にしては、勝ちに来ているとしか思えない攻めの陣で、会場を一気に初星学園ムードへと持っていく。

一色に染まる客席





2番手は有村麻央。

今回参加の初星学園メンバーのなかで唯一の3年生だ。

さすがの安定感で、4つ打ちが気持ち良い『Fluorite』を披露すると、今度は一気に "ノリ" のムードに。華麗に舞る有村が、初星学園をさらに勢いづけた。


持ち前の美しい佇まいでパフォーマンスを決め、2番手としての役目をきっちりと果たす。






トリを飾ったのは、1年生の藤田ことね。楽曲『初』を披露。
ステージを左右に大きく使い、可愛らしく動き回る姿に会場の盛り上がりは最高潮。

短い間奏を巧みに使って客席に呼びかけると、レスポンスはうねり、さらに呼応した藤田が歌い、跳ね回る。ステージを中心に、会場が一体感に包まれた。



最後までパワフルいっぱいにパフォーマンスをした藤田は、初星学園のステージを、最高の笑顔で締めくくりました。




学校全体でアイドル育成を行なっている初星学園は、在籍中の生徒のほとんどがまだ事務所に所属していないアマチュアでありながら、本大会に参加した他のアイドルたちに一切引けを取らないばかりか、圧巻すらする勢いでアイドルシーンにその名を刻み込んだ。

参加した3名以外にも、優秀な生徒が世間に知れ渡るまで、時間はそうかからないかもしれない。


なお、初星学園は全部門で入賞を逃す悔しい結果に。大会は283プロダクション所属・イルミネーションスターズの優勝で幕を閉じた。





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