M-1グランプリ2021 3回戦注目コンビ
段々と煮詰まってております。準々決勝も非常に非常にたのしみだが、まずは3回戦を振り返りたい。激推しの銀兵衛は残念ながら敗退‥‥
(1回戦にてコメントしたコンビについては割愛)
1.らいken
kento fukayaの笑いは非常に好み。スタイリッシュでわかりやすくて楽しめる。一番腹を抱えて笑ったかもしれない。
2.滝音
個人的に親交(ごくわずか)もあり、非常に応援しているコンビ。単純に漫才として頭ひとつ飛び抜けている様に感じる。決勝の舞台までは最も近いと感じている。(天才ピアニストも大好き)
3.アルコ&ピース
このメタフォーマットを初めて見た衝撃から、はや10年の歳月が経った。はっきり言いたいが、ミルクボーイにひけを取らない完成されたフォーマットであると思っている。本人たちのメディア露出も含めて決勝に残れるかと言われるとハードルは高そうではあるが、是非決勝の舞台でも見てみたい。
4.モグライダー
マセキ信者の私であるから、見倒しているネタにはアドバンテージが課せられているのだが、昨今のモグライダーの芸能人いじりネタは何度見ても掛け値なしで笑ってしまう。同じネタでも仕上がりが違うのに、どう転んでも笑える隠れた実力派だ。
5.ヒコロヒーとみなみかわ
昨年はみなみかわが叩きまくられるだけで、内容が伴っていなかったイメージが強かったが、今回のネタは素晴らしかった。個人的に笑いの量もトップだったし、ネタの仕上がり方はトップだった。なにより昨今の「傷つけない笑い」みたいなブームに真っ向勝負してくれている部分が何より嬉しい。
6.金魚番長
何度見ても笑えるネタはこれが一番かも。ブラックマヨネーズを彷彿させるようなテンポと構成。これぞ漫才といえる様な綺麗なネタ。
7.ヤーレンズ
早速「傷つけない笑い」の手のひらを返して恐縮であるが、ベタマイルドの極みと言っていい様な、誰にも怒られない笑いが心地よい。こういうコンビが評価される時代でもあるし、ルックスやキャラクターを鑑みてもバラエティ露出が増えてもいいと思うのだが。昔から応援しているので、なんとか売れて欲しいものだ。(完全主観だがコンビ名がめっちゃ好き)
8.ななまがり
つかみは一番笑った。既にコントでもワードセンスや世界観は折り紙付き。なぜかツッコミの立ち位置の距離やツ声量にツボってしまったのと、スーツ姿と立ち振る舞いがダントツで漫才師感があったのが高評価。
9.男性ブランコ
決勝進出筆頭であると感じている。滝音が独特なワードセンスのツッコミに対し、こちらは真っ当にボケのワードセンスがきらりと光る。見た目はパッとしないのにこんなにも印象深くキャラクターが焼き付くのは、コント師が手塩にかけた珠玉の漫才といったところ。
はやくはやく、今年は絶対準決勝を生観戦したいのだ。ダメでもライブビュー見るのだ。