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個人ブログは「撮れ高」関係なく書こう

こちらのエントリー・発表のアンサーソングみたいなやつです。

発表資料はこれ。 #PRLT のやつです。

このエントリーと発表の後、

・個人のブログはどうなのか

・やっぱ会社ブログと同様、「撮れ高」稼げないブログはやめるべきなのか

など、ネットでもリアルでも意見を頂いたので考えをサクッと書きます。

【結論】個人ブログはガンガンやるべき!(人生のために)

まず、前もって言うと、

撮れ高云々関係なく、個人ブログをやるべき!(迷ってるなら)

と断言します。

「会社ブログやる気ないなら閉じろ!」はブランディングとかの絡みであって、個人の場合は(もしあなたが有名人だったりTwitterフォロワー万超えの人じゃなければ)閉じようが閉じまいが特に影響はないと思います。

個人ブログをオススメする最大の理由は、何よりも自分の人生にハネる事があるからです(エンジニアじゃなくても)。

ちなみに自分も転職やら登壇やら執筆やら...ってのはやっぱブログが大きかったです!、、、ってのはこの辺のアウトプットが物語っています(手前味噌)。

ここまで派手に人生に影響なくても、ライティングが上手になったり(≒ドキュメントのクオリティが必然的に上がる)、説明上手になったりといい事ずくめだと思います。

私自身、ブログをちゃんとやるまでドキュメントとプレゼンに自信が無かったので断言できます。

コツ①「疑問・モヤモヤをテーマにする」

「ブログやろうかな?」「やったほうがいいって!」って話になると、

・テーマとか題材どうすんの??

・続けて書くのって辛くないですか?

という話になります(&個人的にはよく聞かれます)。

っていう時のコツを3つほど紹介します。

まずテーマですが、

常日頃から疑問だったり、モヤモヤしたりしたことをテーマにする

自分ごとなので書きやすいんじゃないかな?と(個人差ありそうですが)。

自分の野球&技術ブログの記事は、

・活躍した選手・チーム(またはその逆)の「なぜ?」を客観的に証明する

・プログラミングや読書をした中で、「モヤモヤが解消した」「疑問に思ってたことがクリアになった」的なメモ

・その他(イベントレポートとか転職などの報告)

で出来ています。

・「なぜ?」に対して自分なりに答えを出してレビューしてもらう

・自分が思った「モヤモヤ」や「疑問」は、きっと他の人も意見あるはず

という思考を巡らせると、案外ブログを書くネタ思いつきます。

それを正直に書くというスタイルでやってます。

コツ②「1記事1テーマ(小さくまとめる)」

テーマが思いつき、内容を思いついたら書くと思いますが、この時の大切なポイントが

1記事1テーマ(小さくまとめる)

これを大切にしています。

・「本の書評」だったら本の事と感想以外書かない
(例:最近の出来事とか文脈関係ないことは入れない)

・「技術ブログ」だったら対象技術の話に絞る
(例:データサイエンスの記事にWebのノウハウは基本いらない)

・「野球統計学」でなにかやるなら数字と評論、感想ぐらいに収める
(「○○選手が結婚した!」とか芸事に近いネタは入れない)

とか決めるだけで格段に書きやすくなります。

ちなみに「小さくまとめる」は、「スモールバッチ」「イシュー駆動」という、どちらも「トヨタ生産方式」を元にした生産効率化の方法ともつながっています(具体的に何なのさ?はリンク先の本でも読んで)。

さらに、脱線を防ぐ為に予めテンプレを決めると良いと思います。

ちなみに私は明確にテンプレを決めてやってます(起承転結を決めてやってる感じです)。

コツ③「継続的に書く・反響をみる習慣をつける」

個人的にはいちばん重要なコツだと思っています。

毎月でも毎週でもいいので継続的に書く・反響をみる

一昨年から野球&技術ブログの方は最低でも月イチ、(事実上)今年から始めたこのnoteは毎週何かしら書くようにしています。

別に下手でも恥ずかしい文章でもいいので「書いてみよう!」と決めて継続的に書くような習慣作りをするといいかなと思います。

文章やプログラミングはとにかく書いて読んでもらう(動かす)事が上達のコツで、文面やコード上での自分のキャラって自分で鍛えないとわかんないので、とにかく書きましょう。

また、ブログは書いたら終わり!ではなく、読んでくれた人の反響が重要ですので、SNSを追ったり、客観的な数字(ブログのダッシュボードでPVなどをみる)をみるとより良いかと思います。

個人的なオススメは、(残念ながらnoteは対応してないですが)Google Analyticsですね、あとはTwitterをエゴサするなど。

続けて書けるようになった後は

人によるとは思いますが、2,3ヶ月〜半年くらい続けられた人は、

・ホットエントリーなど、何かしらの「祭り」を経験する

・数字(PVやUUなど)が気になり始める(覚えることによって)

・もっとうまく書けるんじゃないかなあ?

というクエスチョンが出てくると思います。

その頃にはきっと「撮れ高」が出てくる予兆が出てくるかと思いますので、ぜひWebのライティングとかマーケを学んじゃってください!

個人的にはこの辺がいいかなと(二冊とも私のバイブルです)。

何はともあれ、もう一度言いますが

撮れ高云々関係なく、個人ブログをやるべき!(迷ってるなら)

これに限る!

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中川 伸一 / Engineer Manager
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