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技術ブランディング #とは - #PRLT で話してきた

というわけで、またしても #PRLT で話をしてきました。

スライドはこちらです、平成のラストLTを平成初期の名曲をオマージュして言いたいことを言い切ってまいりました。

タイトルと辛いさんが滑って辛かった #25 ですが、334はウケたのでいいかな苦笑

このエントリーではLTじゃ話しきれない部分をちょこっと補足するnoteとなってます。

「技術ブランディングを考えすぎ」問題

今回のLTは、前々回のPRLTでやった「誰も読まない・撮れ高がない企業Techブログやめよう」...の上位概念を話そう!と思い、

・技術ブランディングの意味を探るところからスタート
・Twitter等のSNSからリサーチ
・オフライン(主に仲が良いエンジニア)にそれとなく相談

という「そもそも技術ブランディングとは何ぞや?」というところから攻めました。

ちなみにホントは「技術ブランディング」というワードでTwitterをエゴサしてワードを分かち書きして共起をとって...といった「なんちゃってAI」的なネタを考えていた時期もありますが、一次調査の結果、大したワードがなかったのとあんまり面白くなかったので構想だけでそっ閉じしました()

それはさておき、上記の視点で調べたり考えたりした結果、

・「技術ブランディング」はあくまで「製品」「プロダクト」の技術優位性(技術力・独自性など)を指す言葉である
ググるとわかるが、「アプリやWebのサービス」そのもので使う言葉じゃなさそう。なぜなら、アプリ・Webは手段が決まってるから。
・とはいえ、エンジニアチーム・個人だと技術力・独自性あるよねえー、、、Webにせよアプリにせよ、できるチーム・人が作ると違う
→答えがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

という感じで、「エンジニアが自分たちの言葉で語ろうぜ!!」っていう方向性に収まりました。

エンジニアたち自身が自分たちのことや未来のこと、「一緒にやっていこうぜ!」的な事が言えることが健全ですし、それに対して(好きな表現じゃないですがあえて言うと)「非・エンジニア」が「ウチのエンジニアチームは〜」とか言っても「ファ!?」っていう違和感あるだけやで!とうまく言語化できたんじゃないかなと思っています(後者の話はまさにTechブログです)

要するに、「周りがあーだこーだ考えるんじゃなくて、まずはエンジニアの好きにやらせる(困ってる・イケてなかったら手助けする)」ぐらいがちょうどいいと思います!

ノビノビと「技術力を発揮」する環境作り

をして、それをしっかりアピールするのが、「ぼくが考えたさいきょうの技術ブランディング」というオチをつけました。

前々回(#17)参加したときの感想noteにも書いたことですが、

大企業だろうが、10人もエンジニアがいないベンチャーだろうが、エンジニアの職務は「エンジニアリングで価値を出すこと」なので、
採用タスクを無理強いは厳禁(してくれる人とやる)
を基本にしてほしいなと、同じエンジニアの立場から思っています。

エンジニアの職務はエンジニアリング(設計したり要件まとめたりコード書いたり運用したり)が本職かつ価値を出すべきところであり、「採用・広報への協力」はあくまでも二の次!というのを改めて言いたく、このスライドを入れました。

CTOやVPE、テックリードといった、「エンジニアがノビノビと価値を出す環境作り」に周る側の人たちは採用・広報も必須タスクだと思います(リーダーとして、という意味もありますが他のメンバーを守る意味もあります)。

ブログや執筆、登壇といった活動は好きな人・得意な人もいれば、苦手な人・もっと別のところで価値を発揮する人もいます。

そこを見据えた上で、

・基本的にはエンジニアリングで価値を出す
・技術ブランディング系の所で価値を出す人は、他のメンバー・チームの「代弁者」としてコミュニケーションを取りながら言語化していく

をやっていこうぜ!と思っています。

「生き生きと価値をだす」はチーム・個人の数だけアプローチがあると思っているのでこの辺はまだまだ私も試行錯誤の連続ですが、エンジニアという生き物(私を含む)は。自分たちのサービス・プロダクトをもっと良くするため(&将来のキャリアのため)にエンジニアリングをしたり日々研鑽しているので、この価値観は大切かなと思います。

エンジニアの皆さまへ

技術のこと、自分のことを「できることから」言語化してみよう!

少しずつでもいいので言葉にしてみましょう、ブログでも発表でも。

っていうのはここでも言及してるのでぜひどうぞ。

技術広報じゃなくても色々と面白いことになると思うのでできることから少しずつやってみると良いかなと思います!

#PRLT 、また技術屋が燃えそうなテーマが来たらまた遊びに行きたいと思いますありがとうございました!

【参考】環境創りに役立つ考えとかノウハウ(本)

LT自体は自分の実体験ですが、言語化するにあたり今回は最近読んだ本から大昔に学んだものを総動員してやりました。

具体的には、最近読んだ「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」「管理ゼロで成果はあがる」を。

組織を変革する・変えていく「チェンジ・エージェント」としての視点で「フェアレスチェンジ」を隠し味に、

「結局の所エンジニア個人・チームの生産性だよねえ」って事で「エンジニアの知的生産術」を参考にしました。

何かの参考になれば幸いです& #PRLT また来ます!(次は参加者かな笑)

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中川 伸一 / Engineer Manager
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