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家を大改造したワケ

ここに引っ越してきたときに、義父に小さな家を建ててもらった。
物置があった場所に建ててもらったから本当に小さな小さな我が家。

物をしまうスペースがなく、いろんな物が溢れかえっているのがデフォルト。当然、掃除はしにくいからほとんどしない。

風水やスピリチュアルでは、物があると運気が悪い、とよく言われる。気にしていた時期もあったが、最近は私が良ければいいよね…と開き直る始末。


ところがチャンスがやってきた。

孫のきーくんが埃や犬の毛のアレルギーを発症した。
しょっちゅう遊びに来ていたのに、それが原因で来れなくなった。

「あ〜あ。大きな家が欲しいな。家族がみんな集まれるような広い家を建て直したいなぁ」

そんなことを思っていたある日。
庭から小さい我が家を見たとき、外観は悪くない。小さいことは小さいけど、かわいい家。

あれ?
私、この家を義父に建ててもらって感謝の気持ちってもってたかな?
この家を大事にして、気持ちよく暮らそうって考えてたかな?ふとそんなことを思った。

そして答えは「ノー」だった。


義父に「一緒に暮らそう」と言われ引っ越してきたとき、子連れ再婚だった私たちのために建ててくれたこの家。
小さくて収納がない、と文句ばかり夫に言っていた。

今となっては伝えられない義父に心から申し訳ないと思い、反省して涙が出た。

そこから私の本気モードにスイッチが入った。

私一人では片付けられないので、夫にも話をして協力をお願いした。

今までの気持ちを素直に話し、これからは一緒に幸せに暮らすために気持ちいい空間を作りたい、と。

夫は、私の好きなようにしていい、できることは協力するよ、と快くOKしてくれた。最高のパートナーだ。

そして母が亡くなり、家具を買えるだけの多少の保険金が入った。

家を建ててもらった義両親。
そして亡くなった後も保険で経済的にサポートしてくれた私の実両親。
二人の両親のお陰で、この我が家の生活が本当に心地よく、気持ちいい毎日になった。

夢だった部屋に絵を飾る生活を叶えた。庭には私の大好きな枝垂れ梅、八重桜、蝋梅、海堂の木を植えた。玄関に着くと梅の甘い香りに包まれる。実父が亡くなったときに植えたラベンダーも大きくなり、初夏になるとラベンダーの香りにミツバチたちが行き交っている。

いつの間にか、私が小さい頃から夢見ていた家になっている。両親たちに感謝💕


読んでくれてありがとう❗️ 自由を愛するアーティスト✨ 自分に何ができるのか?可能性を発見し、毎日を楽しく生きることに挑戦しています。誰もが本当の自分と繋がり、豊かに幸せを拡大していける。一緒に実験する仲間も募集中です❗️