特濃アヤワスカ&声の話
現在ブラジルではコロナのために全ての宗教施設が閉鎖または限定的な活動に制限されていて、どこの宗教の信者でもない僕はどこにも入ることができない。
というわけで、今の僕は本やネットで宗教を中心に勉強をしながら、毎週末にアヤワスカの儀式に参加している感じ。アヤワスカの儀式は僕にとってまさに修行の一部だ。身体的にはかなりしんどいけど、ただ単に勉強したり断食などの苦行をしたりするよりはずっと早く真理に到達できそうな感じがする。
先週は更なる高みを目指してMELっていう特濃タイプのアヤワスカを飲んだ。「余程の経験がない人間は絶対に飲むな」って言われるぐらいキッツいヤツ。普通のアヤワスカは茶色で割とサラっとしているお茶なんだけど、MELはもう色が濃過ぎて真っ黒でドロっと粘りがある感じ。飲み込もうとしても喉や食道にへばりついて焼けるように苦しかった。そして普通は効果が出るまでに15分から30分ほどかかるのだけど、MELは飲んだ瞬間から効果が表れ始める感じ。そして効果のピークを過ぎた後も数時間胃の中に残り続ける感じ。吐き気も強烈だったけど、今回は全然食べてなかったからそんなには吐かずに済んだ。
実は以前にもMELは体験したことがあって、その時は全く吐かなかったし、こんなには効果も出なかった。きっと苦手なハペー(嗅ぎタバコ)を受け入れることでアヤワスカの効きが良くなってきているのだろう。
なぜか最近ヴィジョンが以前ほどはっきり見えなくなってきているのだけど、ハイヤーセルフからの回答はすごく明確に聞こえた。
目覚める前の僕はいつも自殺することばかり考えていたのに、天から直接教えを受けるようになってからは生きる喜びと幸せと自信に満ち溢れた人間に変わった。価値観・世界観がまるで変ってしまったのだ。それだけの素晴らしい教えを今死ぬほど苦しんでいる人たちに伝えられないことがもどかしすぎて焦ってしまう。天からの教えが与えられれば与えられるほど、それをどう人に伝えれば良いかということばかり必死に考えてしまう。
でもハイヤーセルフから言われたことは「まずは教えを自分でしっかりと感じて受け止めなさい。もっと経験を積んで真の覚りへと近づきなさい。くれぐれも焦ってはいけないよ。焦りに堪えることも修行なのだから」ということだった。本当にその通りだと思う。世界を作り出しているのは自分自身だから、他人にどう伝えるかよりまず自分の「感じる心」を大事にしなければいけない。僕らはその為に生まれてきたのだから。自分の人生の主人公は自分なのだから。
今回のイベントも僕は無一文ゆえ無料で参加させていただいた。ホント感謝。主催者は以前他のイベントで一緒になったことがあって、「あなたの読経に感動したから、ここでもみんなのために経を唱えて欲しい」と頼まれた。
目覚める前の僕は自分の声が好きじゃなくて全く自信がなかった。きっと自己嫌悪心がダイレクトに相手に伝わってしまうような声だったと思う。面と向かって「しんさんっていつも自信がないよね」って言われることも度々あって、その度に死にたい気持ちになったものだ。特に歌では明らかに場を白けさせる感じになるのが嫌だったので、一人でカラオケに行くことも結構あった。
そんな僕が今では色んな人から声を褒められる。好きだとか癒されるとか安心するとか言われる。そして読経や歌を頼まれる。録音させて欲しいと頼まれ、バンドのボーカルまでお願いされたりしている。全国区のCM(カップヌードル)に声での出演を依頼されて録音もしてきた(採用されたかどうかは知らない)。今でも録音された自分の声を聞くのは(あまりにも自分の内耳で聞こえている感じと違う)死ぬほど恥ずかしくて苦手なんだけど、ほんの少しずつ自分の声が好きになってきた。
今の僕は天からの教えのお陰で自信満々になった。きっとそれが声にも表れているのだろう。そして修行中は毎朝毎晩バカでかい声で読経していたから、実際声質が以前とは変わってきた感じがする。今の僕の声には神が宿っている。それはきっと法華経を受持しようとしているから与えられたものなのだろう。感謝。
どうか祈りが通じて世界が救われますように。
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