「あなたがいなけりゃ ただのストーンで 転がることも出来ないまま 宙にうかんでいる」
帰り道/anderlust(2016/03)から。
この曲を知ったのは、映画「あやしい彼女」の劇中で使われていたから。主人公を演じる多部未華子がなかなかのパフォーマンスで歌っており、もう一度聞いてみたくなって検索した(それにしても、多部未華子は良いパフォーマンスだった。)
なんの帰り道か?。歌詞から想像するに、喧嘩別れして出てきた家に、「仲直りしなくちゃ。」という帰り道の歌らしい。
”転がるストーン”は一般的な英語表現だけど、ボブ・ディランの曲:"Like a Rolling Stone"でも有名な語句だ。そこではwith no direction homeに続いて、like a rolling stoneと歌われている。
分かり合える人がいなければ、自分を見つめ直す旅にすらでることができず、漂流してしまう。
竹内まりや「家に帰ろう〜マイ・スイート・ホーム〜」も帰り道の歌。
意見が違っても、価値観が違ってもお互いを認めて一緒にいることはできる。むしろ、それが色々なことが始まる原点であり、ホームポジション。
争いはやめて家に帰ろう。