【シャドバ】LOSリーグ11th第十二節反省会
導入
久方ぶりのLOSリーグの記事の更新となる。前回が第六節の記事なので、六節ぶりの更新だ。この間三回ほど出場していたものの、私事が非常に忙しく記事作成の時間が取れないでいた。
空いた時間はアリーナやレートに費やし、それでもなんとか完成させた第七節の記事もその頃にはアディショナルカードの追加が目前に迫っていて、すでに時機を逸していた。
しかし、チームメンバーや友人からの叱咤激励もあってアディショナル追加後のこの段階で再び反省会の記事を更新していこうと思う。
さて、まずアディショナル追加後の環境に関してだが、同時に行われた「幽暗の墓守」のナーフは2Pickにも相当の影響を及ぼした。
これまではウィッチ/ロイヤル/ネクロの順で三巨塔とされていたが、ネクロがその枠から脱落。エルフ/ヴァンプ/ネメシスらが跋扈していた中堅層に落ち着く。またドラゴンやビショップといったBANリーダーらは、アディショナルで強力な金虹を獲得し中堅層の争いに参加。現状三位以下の順位が人によってかなりバラバラな混沌とした状況になっていた。
そんな中で行われた今節。vs"林檎ん"。現状"Seekerz"は五勝七敗でプレーオフ進出の目を残すには崖っぷちな状況。林檎んといえば僕でも以前から名前は聞いたことある最古参の2Pickチーム。さらになんと配信卓で行われることとなった。
五番手として出場する僕だが、チームはなんとそれまでに三勝して勝ち確定の状態でお鉢を回してくれた。これで配信卓全敗という最悪のジンクスを崩すことに全力を注げるようになる。最悪の八敗目を防ぐため、"シャウ"さんとの試合が始まった。
試合内容
▶ピック
今回はピックの過程を撮影するのを失念していた。配信アーカイブにも残っていなくて非常に残念。
とりあえず完成したデッキがこちら。お互いにロイヤルがBANという状況。それなのにも関わらず少しAOEを高く評価して集めすぎてしまったかもしれない。とはいえウィッチが取れたのは僥倖だ。「フューチャービジョン」が無いのがネックだろうか。
だが勝ち筋として、「ビジョン」不在を補ってあまりあるほど搭載されたバーンカードがある。また「スウィートマジシャン」や「魔神の使役者」なども勝利貢献度が高く、かなり強力なウィッチができたと言っていいだろう。
▶序盤
対戦相手はヴァンパイア。そして後攻。
ヴァンパイア相手の負け筋は打点連打で押し込まれてしまうこと。そのため「《世界》・ゼルガネイア」をキープして、回復リソースとしての運用は考えられた。またドローソースとしても期待できるので、「ゼルガネイア」と安定感を考えての「豪腕のゴーレム」キープはかなり良かったように思える。
だが、10tでの直接召喚でフィニッシャーとしての役割に期待を寄せて、実戦択は全マリガン。土の印生成カードやパワーカードを引きに行ったつもりだったが、あまり思考と行動が噛み合ってないように見える。今回一番の反省点かもしれない。
さて、そして2t目での初手。
ライフの維持を意識して「ゴーレムの錬成」をプレイ。ここは特に分岐など無かったが手札に序盤での有効牌が少なくトップに期待する状況。
そして3t目。トップは「ポーションウィザード」。
ここでプレイできるカードは「猫の奇術師」か「ゴブリンスクラム」のどちらか。どちらも望ましいカードでは無くてかなり厳しい展開。
本来「ゴブリンスクラム」はエンハンス9でプレイしたかった。が、ここで盤面を手放すと次のターンも「ポーション」が起動しないこともあって、そのまま押し込まれての負けが見える。
渋々相手に付き合ってもらって少しでもライフを守るために「スクラム」をプレイした。ここの判断は冷静でGJ。
そしてさらに4tの分岐。
「ポーション」はまだその本領を発揮できないこの状況。前のターンから引き続き盤面を手放さず、ライフを守り続けることが重要だと判断。
とりあえず「ポーション」をプレイするが進化権は「ゴブリン」に付与。現状「ゴブリン」にトレードの性能がないので、1点相手のライフを詰めるより進化を切ってトレードに参加できるようになることが重要だと判断した。
この判断もかなり良かった。プレイは非常に冷静。
▶中盤
さて、5t目のトップが「エレメンタル・マナ」。いまだ山札は20枚以下に到達していないものの、次ターン以降「スウィートマジシャン」のバリューを高く見込めるようになったことは嬉しい知らせだ。
そしてこのターンだが相手の動きがあまり強くなかったこと、「スウィート」での返しが効くようになったことを考えてプレイしたいカードが無かった。そのため「ゴブリン」で「ロマントレジャーハンター」を処理してエンド。思い切った選択をしたが、果たしてこれが吉と出るか凶と出るか。
6t目の相手の動きは「蛮声のオーガ」で「歪みし蝙蝠」をバフして進化顔。
5/5が2面並んで上手くウィッチに対して盤面を作られたように見えるが、「スウィートマジシャン」「エレメンタル・マナ」「エクステンドマジック」で上手く盤面を返せる。
こうして相手が踏み込んできたところを「スウィート」で突き刺し、ライフと盤面を取り返した。
しかし、その後こちらは相手を復讐に入れないよう慎重に詰めていこうとする。が、それに合わせて向こうはうまく盤面を処理し続け膠着した状況が続く。
▶終盤
結局10tに到達してのこの場面。
「ゼルガネイア」が直接召喚されたが、今回はちゃんと記憶していた。運良くトップしたカードが「秘蹟の魔女・メディア」だったので、エンハンス「メディア」から出てくる「ガーディアンゴーレム」で「ゼルガネイア」を守り、返しに「ゼルガネイア」の直接攻撃で決着をつけようと算段。「ゼルガネイア」で攻撃してしまうと、自分にも4点ダメージが入ってしまって負け筋が太くなるため絶対に無し。
「メディア」で変身させる先をどちらにするか悩んだが、結局3/5「クドラク」はこのあとほとんどゲームに影響を与えないと判断。必殺持ちの「シャランゼア」を変身させ、「クドラク」は「メディア」で上取り。変身後の「ゴーレム」に対しては「エレメンタル・マナ」で討ち取って盤面を返した。
ただ、このとき「クドラク」のラストワードによる1点自傷を失念していて「エレメンタル・マナ」の2点バーンと合わせて相手を復讐に入れてしまう。
相手の手札はドロー含めても3枚なので、相当可能性は低いが「復讐」に入れたことで負け筋を作ってしまったのは反省点だろう。特に分かった上で踏み込んだか、失念していたかの差は大きい。カードのテキストの把握が足りていない。
とはいえ狙い通り守護裏の「ゼルガネイア」、のみならず盤面自体返すことがそもそもできず、「ゼルガネイア」の直接攻撃でピッタリリーサル。GG。
反省と感想
やはり今回の反省点といえば最初のマリガンと「クドラク」の自傷を失念していたこの2点か。
マリガンの失敗がそのまま序盤押されていたことに繋がっていて、なんとかドローやプレイでうまく繋いだが危ないところであった。
ただ序盤の窮地を脱したあとは、終始カードパワー、ひいてはデッキパワーの差が露骨に出ていたように思う。やはり1位リーダーは伊達ではない。
これでチーム4-1で大きく得失点差を伸ばし、個人としても勝ち星を挙げれて満足の結果にはなった。また、配信卓全敗の呪いを脱して1勝をもぎ取れたのは個人的に本当に大きい。これで配信卓戦績1-7となった。これから勝ちを積み上げていこう。
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