2020/5/28 第2波という醤油差し
【2020/05/28 第2波という醤油差し】
早くも、いわゆる「第2波」に注目が集まっています。
目先は北九州市と東京。
だけど、これって医学側の専門家はずっと前から承知している。主張もしている。
そこを押して一旦世の中を戻したのは、政治家なのだから。
その(一旦戻した)決断が悪かったとも尚早だったとも私は主張するつもりはありません。
しかし起こるべきことが起こったというだけなので、そこは過不足なく受け止めなくてはいけない。
そのことが皆に求められている。
いま、7時のNHKニュースを見ている限りにおいては、第2波に対するエキセントリックな報道はされていない。でもNHK以外のチャンネルはわからないし、人の心はもっとわからない。
一番必要なことは、起こるべきことが起こっている、という冷静な目だと思っています。
食卓で醤油の壜を倒すと皆が慌てる。(実際昨晩の私がそうでした…)
それは、壜が倒れることはあんまり想定されていないからな訳ですよね。
少なくともその晩に倒れることは。
でも、
<実は、今日の食事中に一度は醤油差しが倒れるんだよー>
と予め神様が教えてくれていたらどうだろう。
そんなに慌てなくて済むのではないのかと思う。
ほんのちょっとした、心構えというか、「想定」によって、人の対応は、変わる。
パニックというものは、一人でも起こる。しかし、それが複数の人になり、また、更に人数が増えて社会になると、急速に厄介になる。想定しない事態への対応の態様は人数が増えるとずっと冷静でなくなる。相乗効果で加速するのですよね。「集団心理」などという言葉もあります。
そこで、私は神様ではないけど、伝えておきます。
醤油差しは倒れます。
どこの街でも。
2020/5/28 Die革命グループ主宰・医師 奥 真也