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先輩セラピストに新米の僕が偉そうにリハビリを語る
昨日、訪問看護ステーション出勤2日目。
午前中に同行したPTさんが利用者さんの家に向かう車内で、「shinyaさんのリハビリが見たい」と。
話を聞くとボバースに興味があり、ベーシックコースを受けようと思っているとのこと。
ボバースの講習会は単発のものはちょこちょこ受けているらしいのですが、インストラクターの言っていることがチンプンカンプンだったようですw
これだからボバースはインチキだの宗教チックだの言われるんですよね。
同じことをしても再現性がないというか。
でも技術ってそういうもんだと思うんです。
僕の履歴書に記載してあった『ボバースベーシックコース卒業』を見ていて、実際にコースを卒業した人のリハビリ場面を見てみたかったよう。
ボバースベーシックコース
ボバースベーシックコースは、正式には「ボバースアプローチ認定基礎講習会」という脳卒中の患者さんに特化したリハビリテーションの考え方や技術を学ぶ講習会です。
基礎講習会とは言ってますが、内容はマニアックそのもので内容の濃い講義や実技を3週間みっちり叩き込まれます。
でも普段の業務のことを1ミリも考えず、自分自身の成長のためだけに使える時間は本当に有意義で楽しい時間でした。
いざリハビリ
実際に他の病院で経験したセラピストに僕の治療を見てもらうのは初めての経験でしたが、いつも通りに楽しくリハビリをさせていただきました。
同行した8年目PTさんが実習生のような姿勢で僕のリハビリを食い入るように見ます(笑)
僕のリハビリ場面を見て帰りの車内で、僕は質問攻めに(笑)
同行PTさんがまたまた実習生かよwってくらいに食いついてきます。
僕の治療はボバースの概念が根底にはあるかもしれないけど、他の治療手技や独自の考え方のハイブリッドだ、ということを前提にお話ししました。
すごく楽しそうに、興味深く聞いてくれたので、僕も思わずしゃべり過ぎちゃいました。
正直僕は前職で出会った師匠に恵まれ、それなりに成長出来てきたと思うのですが、それが他の職場だったとしたら確実に今の僕はなく、一般的なリハビリを今でも行っていたと思います。
本当に運が良かったと思います。
本当の意味での身体や人間、はたまた人生に関する勉強をしてこれなかったセラピストもいる。
そういう教育をされてないので当然と言えば当然なのかもしれない。
それに気づかないままセラピストを今後も続けていくことは、すごく勿体ないことだと思いました。
せっかく出会ったこの縁を大切に、出来る限りのことを職場のPTさんにお伝えできたらいいなと思います。
ではまたっ!